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自転車はもっと自由になる! バイクパッキングのススメ 北澤肯

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ABOUT

人類が生み出した最も偉大な乗り物の一つである
自転車が、まったく新しい旅のスタイルを
生み出した。
必要最低限の道具を
携えてMTBに乗り、
野営しながら未開の地をどこまでも旅する。
ベテランのサイクリストからビギナーまで、
世界中の自転車好き・アウトドア愛好家を魅了する、
それがバイクパッキングだ。
今回は日本におけるバイクパッキングの第一人者、
北澤肯さんをフィーチャー。
北澤さんを魅了するバイクパッキングの世界をご紹介しよう。

北澤肯

Profile

北澤肯 KOH KITAZAWA / マウンテンバイカー

1971年生まれ。KEENアンバサダーとして、自転車と社会的なソーシャルワークをテーマに活動する。英会話学校講師、フェアトレード・開発援助コンサルタントを経て、現在はマウンテンバイクやバイクパッキングなどオフロードな自転車アクティビティ関連のギア輸入販売、イベント企画を行うオルタナティブバイシクルズ主宰。また、変速機能のない自転車で悪路を走破するシングルスピード世界選手権(SSWC)に魅了され、シングルスピードジャパンオープン(SSJ)という日本選手権も主宰する。近著に『バイクパッキングBOOK -軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅』(山と渓谷社)がある。

バイクパッキングを知ったのは2010年頃のこと。その前に始めたMTBにどっぷりハマっていた当時、20代の時に経験した自転車旅と、いまの自分が夢中になっているMTBがリンクすることに衝撃を受けた。すぐに実践してみたいと、パックシステムを開発する海外のブランドにコンタクトを取る。ULの装備を集め、仲間を増やし、パッキングやルートの試行錯誤を重ね……、そうしてバイクトリップ+キャンプという新しい遊びを広めてきた。

山の稜線を染める夕暮れに感動し、川の水面のきらめきに言葉を失う。一つの旅の中にいくつものハイライトがあり、移り変わる風景の中に幾多の気づきや発見がある。バイクパッキングでは、「ゴールはあるけれど、そこに到達することが目的ではない」と北澤さんは言う。むしろ旅のプロセスこそが、旅に出る目的なのだ、と。「誰も見たことのない風景とか、知られざる秘境とか、旅には目的がつきものだけれど、僕にとってのバイクパッキングは旅のプロセスの一つ一つが真髄なんです。ゴールはどこでもいい、地図を眺めてルートを考え、ただただ自転車を漕いでラフロードをつなぎ、日が暮れたらテントを張って夜空を眺めて横になる。その時、心底、自分は自由なんだって感じます」

自作した道具を携えてロングトレイルをハイキングする自立的なハイカーたちが、1960年代に巻き起こったバックパッキングカルチャーの正統な後継者だとするなら、バイクパッカーだってまたしかり。自分と自然と自転車と、それぞれと向き合いながら本質を模索するバイクパッキングの根源には、自然とのつながりを求めるアースフィロソフィーの思想が貫かれている。

そんな北澤さんの「旅」の行動範囲をさらに広げてくれるのが、クルマだという。実はクルマの免許を取得したばかり。「この年でクルマに乗るようになるとは夢にも思わなかった」という北澤さんにとって、クルマの魅力、楽しさとは?
「白馬で自転車のイベントに出た後に南アルプスまでクルマで移動して、MTBに乗り換えて釣りをするとか、そんな遊び方ができるようになったのはクルマのおかげ。まだ付き合い始めたばかりだけれど、旅の新しいツールの一つとしてその可能性を模索中」

初めて試乗したデリカD:5 クリーンディーゼルは、ラフロードの走破性にハードテイルのMTBと同じような頼もしさを覚えた。「僕はダートに魅了されているので、悪路に強いクルマにはひとかたならぬシンパシーを感じる。トレイルヘッドまでは荒れたガレ場や凸凹の激しい不整地が続くことも少なくないのですが、グラウンドクリアランスが高いデリカD:5 クリーンディーゼルはどんなラフロードでも安心して運転できました」

荷物の量に合わせてフレキシブルにシートレイアウトを変えられるのも、自転車乗りにとってはありがたい限り。セカンドシートをチップアップ&スライドし、サードシートを跳ね上げれば、パッキングシステムもそのままに自転車2台を楽々収納できる。「広いだけではなくフレキシブルにアレンジできる点も、遊び道具の多いアウトドア好きにマッチします」クルマと自転車、立ち位置は全く異なるものだけれど、北澤さんにとってはどちらも自分を自由にしてくれる大切なツールである。「乗り物は移動手段であり遊び道具でもある。だから僕が選ぶ乗り物は、楽しめることが絶対条件」

乗り物にラフロードの走破性を求めるのはそのためだ。「MTBでラフロードを走っていると、ガレや溝、路面の荒れや衝撃がタイヤからダイレクトに伝わってくる。その感触を確かめるようにペダルを踏み込んでいく。それこそが、自転車がもたらしてくれる自然とのつながりなんでしょう」堅牢なボディにオールラウンドの4WD性能を載せ、未舗装路を力強く走り抜けるデリカD:5 クリーンディーゼルは、同様のポテンシャルを北澤さんに感じさせたようだ。「まだドライブを楽しむほどの運転経験はないけれど、それでもラフロードではハンドルを握っていて素直に楽しいと思えた。あらゆるシーンで乗り手を楽しませてくれる、デリカD:5 クリーンディーゼルはそんなクルマだと思います」

撮 影 地 情 報

N U M A T A

尾瀬へのトレイルヘッドであり、武尊山、谷川岳、皇海山と群馬県の名峰にもほど近い群馬県沼田市。市内には「東洋のナイアガラ」と謳われる吹割の滝も控えており、雄大な自然美に浸れるとして広く親しまれているスポットだ。近年はバイクライドに適したロングダートがサイクリストに注目されている。吹割の滝至近のキャンプ場、「グリーンパーク吹割」は、森と清流に囲まれた最高のロケーションでハイカーやサイクリストの旅の拠点として人気が高い。

交通

撮影ポイントの吹割の滝周辺エリアまでは、東京から関越自動車道練馬インターチェンジから沼田インターチェンジを降りて国道120号を尾瀬方面へ。およそ3時間。公共交通機関を利用する場合は、JR上越線沼田駅で下車し、バスを利用しておよそ40分。あるいは新宿駅から尾瀬行きの高速乗り合いバスに乗り、吹割の滝バス停で下車する。

※マウンテンバイクなどのアウトドア アクティビティを行う場合、自治体などで侵入が禁止されていたり個人・団体などが所有する区域がある場合があります。表示等に注意するとともに、事前に調べるなど十分に注意してください。
※許可された場所で撮影しています。
※撮影車両のため一部仕様が異なります。