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LANCER EVOLUTION FINAL EDITION

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2015/4/24

ミツビシモータース メールマガジン号外 
ラリードライバー 奴田原選手×田口選手 ランサーエボリューション対談!

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※写真の車両はランサーエボリューションXです。

ランサーエボリューションを駆って世界・国内の強豪と戦い、圧倒的な速さを見せつけてきた日本を代表するラリードライバー「奴田原 文雄(ぬたはら ふみお)選手」と「田口 勝彦(たぐち かつひこ)選手」の対談が実現。愛機ランサーエボリューションについて、熱く語り合いました。

―お二人とランサーエボリューションとの出会いは?

奴田原:全日本ラリー選手権に出るようになって、最初にチャンピオンを獲ったのは1993年。BクラスでFFのミラージュに乗っていました。 その実績が認められて、翌94年からADVAN-PIAAラリーチームへ加入しました。そこで初めて、競技車としてランサーエボリューションに出会いました。初めて乗ったラリーカーは、エボIIでした。最初の印象は、パワーのある難しいクルマだな、と。まだ、セッティングも分からないし、乗り方もよく分からないし、という感じで、手探りだったのを覚えています。

田口:僕は、ダートトライアルを始めたので、そこでギャランに乗っていました。そして、初代エボが出た時に、マシンをスイッチしたんです。
ランサーエボリューションの速さは衝撃でした。練習で走っていたコースで、ギャランの競技車のタイムより、ノーマルの初代エボの方が速かったんですから。とにかく、クルマが小さくて軽く、きびきびと思うように動く。そして、エンジンパワーもあって、「本当にすごいクルマが出た!」と、びっくりしましたね。
その後、93年からオーストラリアへ、その後マレーシアを拠点にラリー競技へ転向しましたが、最初からランサーエボリューションを使いました。

―ランサーエボリューションというクルマを評価すると、どういったクルマだと感じますか?

奴田原:長所としては、トラクションが圧倒的だということでしょう。ダート路面でも、クルマがとにかく前に出てくる。
それは、先進の電子制御と、低速トルクに溢れるエンジンのすごさでしょう。

田口:そうですね。サスペンションのレイアウトの良さと、ライバルと比べて電子制御の効きが圧倒的なことで、どんな状況でも4輪がしっかりグリップするのは、ランサーエボリューションだけですよね。

奴田原:そして、元々曲がりにくい4WD車を、電子制御の進化によってカバーしてきた。第1世代のランサーエボリューションは曲がりにくかったけど、第2世代でシャシーがしっかりしてサスペンションの動きが良くなり、第3世代でACD(アクティブ・センター・ディファレンシャル)が採用されたことによって、旋回性が大きく向上したと感じましたね。

田口:あとは、エボVあたりから、電子制御がドライバーの感性と合ってきたことも大きいですね。曲がりたい時に、曲がりたいだけクルマが動いてくれる。曲がりたくない時にも然り。だから、安心して攻められるようになった。機構そのものの進化だけでなく、プログラムも熟れてきたんでしょう。

―ライバルのハイパワー4WD車と比べて、ランサーエボリューションの良さはどういうところに感じますか?

田口:やはり4輪のグリップ感と、トラクション性能でしょうね。他のクルマが滑ってしまうような速度域でも、ランサーエボリューションはしっかりグリップしている。それは、ACDAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)といった電子制御の効きが、他と比べて圧倒的に優れていることでしょう。

奴田原:そう、ランサーエボリューションは旋回中でも4輪がしっかり路面を捉えている、という感じが良いよね。
あとは、耐久性の高さでしょうね。ランサーはライバルより重いけど、その分パーツも大きくて丈夫に作ってある。モータースポーツでは不利になることもありますが、一般ユーザーにとって、これほどメリットになることはないでしょう。

―ランサーエボリューションを速く走らせるために、特別なテクニックやコツはあるのでしょうか?

奴田原:とにかく、コーナーの立ち上がりでパワーを生かせるようにすること。せっかく持っている強力なトラクションを生かすために、クリッピングポイントに気をつけて、出口でフル加速できるようにコーナリングすることでしょう。

田口:エボXになって、無駄なドリフトとかオーバーアクションをしない方がタイムが出るようになりましたね。特に、左右の切り返しで、クルマをむやみに振り回さないことです。
あとは、テクニックではないですけど、競技でもストリートでも自分の思い通りに動けるよう、クルマをしっかりセッティングすることです。

―ランサーエボリューションには、独創的な電子制御がありますが、特にそれを生かすドライビングというのは?

奴田原:うーん、よくランサーエボリューションは他とは違うクルマ・特殊な機構と言われるけど、僕はランサーエボリューションを走らせるのに特別なコツのいるクルマだと思っていません。
例えば、僕はスーパー耐久シリーズでランサーエボリューションのレースカーにも乗りましたけど、ダートと違うのは路面のミュー(摩擦係数)の違いだけと思っています。ダートと舗装で、運転の仕方を変えることもないし、特別なセオリーはないと思っていますよ。

―お二人が一番好きな歴代ランサーエボリューションは、ズバリなんでしょう?

奴田原:もちろん、エボXです。だから、今度出る「ファイナルエディション」にも期待しています。
エボXは速い。ハイパワー車なのに、これだけよく曲がるクルマは他にないでしょう。市販車として、ゆったり乗ることもできるし。やはり進化の頂点にあるのは、エボXでしょう。

田口:僕も、当然ですがエボXです。一番速いランサーエボリューションが、一番好きに決まっていますので(笑)。
ボディ剛性も高く、サスペンションのトラベル量も多いので、本当に思い通りスムーズに走ることができますから。また、エンジンが4B11に替わって、上が回るようになったでしょう。下のトルクはそのままで、パワーが出るようになったのも大きい。

奴田原:今さらこんなことを言うのもおかしいと思われるかもしれませんが。僕はエボXになって、ようやくランサーエボリューションを思い通りに操ることができるようになったと感じているんです。
エボIXまでは、自分の中のどこかに「本当にこの乗り方でよいのだろうか?」という葛藤がありました。エボXになって、クルマと自分との本当の折り合いがついたというか、妥協点が見つかったというか。本当の意味でランサーエボリューションに慣れたのは、ようやくエボXになってからです。

―ランサーエボリューションに限らず、三菱車全般に感じる特長は?

田口:エンジン、ミッション、アーム類等、壊れないようにしっかり作られていますよね。オーバークオリティというか。
競技ベースとするなら、三菱車の耐久性・壊れなさは圧倒的でしょう。本当にすごいと思う。

奴田原:市販車ベースのグループN競技では、多くのノーマルパーツを使います。例えば、前のモデルで弱かった部分・壊れやすかった部分が、モータースポーツの経験を生かして、次のモデルではしっかり強くなっていますから。

田口:そして、4WDのバリエーションの豊富さもすごいですね。クルマの特長に応じて、様々な4WDの機構を持っているのは技術力の高さだと思います。
ランサーエボリューションには、トラクション性能と旋回性能を最大限に発揮するための4WD。
それに対して、例えばパジェロには悪路の走破性に適した走行モードが選択できるスーパーセレクト4WDがあります。
また、アウトランダーPHEVには、プロペラシャフトの必要ないツインモーター4WDが搭載されている。三菱の4WDへのこだわりを感じますよね。

奴田原:デリカやRVRといったSUVに搭載された電子制御4WDは、路面状況に合わせて、モードを簡単に切り替えられるのがメリット。
クルマの特長によって、最も適した機構をチョイスしているのが、さすが4WDの三菱だと思います。

―三菱は、EVやPHEVといった電動車両の商品ラインアップ強化を図っています。電動車両に対して、どのような期待を持たれていますか?

田口:市販車として見たら、コストパフォーマンスでのアドバンテージに期待したいですよね。充電による燃料コストのメリットとか。
モータースポーツでは、増岡選手が参戦していたパイクスピーク・インターナショナルヒルクライムレースを見ると、EVレーシングカーのスペックに驚きました。モーターの動力性能もそうですが、モーターの回転制御によって、4輪制御をさらにきめ細かく行えるメリットに注目しています。
市販車にもこのような4輪制御がフィードバックされれば、ランサーエボリューションよりももっとドライバーの感性に合ったクルマが生まれるでしょう。ランサーエボリューションの先を行く、新たな可能性に期待したいです。

奴田原:アウトランダーPHEVに乗りましたが、音も静かで走りの良いSUVだと感じました。 ぜひ、電動車両でランサーエボリューションを出してほしいと思っています。電動のメリットを生かした、本当の走る楽しさを持ったクルマが出てくることを期待したいですね。

―ちなみに、クリーンディーゼルに対する印象は?お二人とも「三菱4WDキット体感試乗会」でドライバーを務められていますが。

田口:イベントでも話をしていますが、低回転のビッグトルクを生かした運転は、本当に楽です。環境性能や燃費の良さなど、メリットが多いので、クリーンディーゼルは非常に良いエンジンだと思います。

奴田原:うん、もったいないよね。もっと多くのクルマに搭載されればよいのに。

田口:最近、ディーゼル車が全日本ダートトライアル選手権にも参戦してきているので、注目しています。競技でその良さを生かせるのか。エンジンの重量を、トルクでカバーできるかどうか。

―最後になりますが、「ランサーエボリューション ファイナルエディション」に対する期待を教えてください。

奴田原:ランサーエボリューションの進化の集大成となるモデルになるでしょう。ランサーエボリューションは時代を重ねる度に進化を続けてきたクルマです。もちろん、最後のランサーエボリューションが最も進化をしているモデルですから、走りの面で一番アドバンテージがあることに間違いはないと思います。
モータースポーツで進化を続け、それには僕たちの経験やノウハウも生かされていると思いますし、世界中のあらゆる路面を走ってきたすべてが詰まったモデルだと思います。
本当にランサーエボリューションを好きな方に、長く乗っていただきたいクルマだと思います。

田口:繰り返しになりますが、エボXは最も速いランサーエボリューションです。三菱の追い求めて来た「走る歓び」を最も高いレベルで体現しているクルマですから、ぜひその性能を体感していただきたいと思います。
また、エボXはモータースポーツでも一線級で活躍を続けています。僕も現在、全日本ダートトライアル選手権にエボXで出場しており、比較的改造範囲の大きなクラスなので、エンジンパワーは460馬力に達しています。
路面を問わず、速く安定した走りを見せるランサーエボリューションのすごさを、オーナーになって味わってはいかがでしょうか?

<プロフィール>
・奴田原 文雄(ぬたはら ふみお)
ラリードライバー。名門ADVAN-PIAAラリーチームのエースドライバーを長年務める。全日本ラリー選手権では、通算10回のシリーズチャンピオンを獲得。
FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)では、2006年に伝統のイベントであるラリー・モンテカルロやラリージャパンで優勝するなど、シリーズ2位を獲得した。

・田口 勝彦(たぐち かつひこ)
ラリードライバー。1993年より主に海外を拠点にラリーを戦う。
1999年と2010年のFIAアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)シリーズチャンピオン。2001年の世界ラリー選手権(WRC)キプロスラリーには、三菱ワークスチームより参戦した。
現在は、ランサーエボリューションXを駆り、全日本ダートトライアル選手権に参戦。

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□応募要項
奴田原選手サイン入りグッズ、あるいは田口選手サイン入りグッズ、どちらか一方に応募いただきます。
なお、賞品はお選びいただけませんので、予めご了承ください。どの賞品が当たるかお楽しみ!

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奴田原選手サイン入りグッズが欲しい方は、「奴田原選手プレゼント」
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両選手サイン入りTシャツが欲しい方は、「両選手サインTシャツプレゼント」と明記ください。

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