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MITSUBISHI MOTORS

見学1 プレス 屈強なボディの源は1枚1枚の金属の板

パジェロやデリカD:5の屈強なボディの出発点、それがこのプレス工程。金属の平面板(鋼板)を、ボディの様々な部位の形状に合わせた専用の凹凸金型でプレス加工することでボディパネルが作られていく。
使用される自動車用鋼板はボディの部位によって厚みや硬さ・材質など様々に分かれている。大小合わせると1台あたり100~120枚ほどの鋼板が使われているそうだ。私たちが見慣れたボディ外装パネルはもちろん、複雑な構造のボディ骨格や補強フレームなどの全てが、これら1枚1枚の平らな鋼板を出発点として生まれる。

プレス工場内部の様子。(左)奥に見える水色の機械が4000トンクラスの大型プレス機。ボディのサイドパネルなど大型部品のプレス加工を行う。プレス機の中では金型による「型抜き」「余分部位の切り落とし」「曲げ加工」「穴あけ加工」の4工程が順に進み、パネルが出来上がる。手前に見えるのが金型。金型一つあたり30トンもの重量がある。

パジェロ製造 工場見学動画 01 プレス工程 (2分40秒)

Column 工場 de インタビューPart1 ボディ仕上げの匠 1枚の鋼板から金型プレス加工を経て作り出されるパネル。稀なケースだが、中にはプレス金型に入り込んだミクロン単位の塵などによりパネルに微小な凹凸が生じてしまうケースがある。そのままでは塗装の仕上がりに大きな影響が出てしまう。パジェロ製造プレス課の古澤さんは、こうしたパネルに生じたわずかな凹凸を、専用のハンマーによる手作業で完璧に補修してしまうボディ仕上げの匠だ。30年以上にわたりプレス課に在籍しパネル修正業務に携わっている。 「小さいものでは1mm単位の凹凸もあります。普通の人では一見気づかないような僅かな凹凸も、手の感触と目視で見つけるのです。鋼板の材質によりパネルの厚みや硬さは様々ですが、専用のハンマーを使い叩いた時の音や手に伝わる感覚で判断し、力加減を調整しながら修正していきます。特に初代パジェロの生産が始まって以降はプレスパネルの品質を常に向上させる努力を続けてきました。その積み重ねが今の技術につながっています」 現在は古澤さんのパネル修正技術の後継者も育成しているという。「一人前の感覚と腕を身につけるまでには最低でも10年はかかるものですが、ボディの品質を守るためにもしっかりと技術を伝えていきたいと思います」

氏名
古澤三生さん
所属部署
工作部プレス課
DATA
《趣味》鮎の友釣り
《好物》焼酎

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