2000 World Rally Championship
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- 10月23日発行 -

【 レグ3・最終レグレポート 】

マールボロ三菱ラリーアート
マキネン総合3位、ロイックス総合8位
グループN部門、三菱ランサーがトップ10独占


総走行距離 172.95km
SS距離 40.74km (SS16〜17)
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三菱ランサーのマキネン総合3位。三菱、グループN開幕12連勝達成
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三菱ランサーエボリューションVI
マールボロ三菱ラリーアート
T・マキネン / R・マニセンマキ(総合3位)
FIA世界ラリー選手権第12戦サンレモラリーが10月22日ゴール。三菱ランサーエボリューションで「マールボロ三菱ラリーアート」から出場したトミー・マキネンが総合3位、チームメイトのフレディ・ロイックスは総合8位でラリーを終えた。一方、グループNでは、三菱ランサーが上位10台を独占。地元のジャン・ルイジ・ガリがA ・フィオリオに僅差で勝ち、サンレモラリーグループN3連勝を飾るとともに三菱ランサーはグループN開幕12連勝の不敗神話を守った。総合優勝はプジョーのG・パニッツィとF・デルクールが1-2フィニッシュ。今シーズン5勝目を飾った。パニッツィは前戦コルシカラリーに続く2連勝となった。

地中海を舞台に山岳路のターマックラリーがスタート!
世界ラリー選手権のイタリアン・ラウンドは、魅力的なビーチリゾートであるサンレモから北イタリア山麓の過酷なターマック(舗装路)を舞台に繰り広げられた。主催者はイタリア全土から集まってくる熱狂的な観客を想定して“レース・コースでのラリー”を設定。非常にコンパクトなルートのほとんどの部分で、午前中に一方向に向かい、午後に戻ってくるスタイルをとった。第1レグ、サンレモラリー3連覇を目指すマキネンは大きなトラブルもなく総合7位でゴール。シリーズポイントリーダーM・グロンホルム(プジョー)が総合6位、マキネンとの差は僅か0.4秒とコンマ1秒の接戦を繰り広げ、第2レグ以降の浮上を狙った。チームメイトのF・ロイックスは序盤は出遅れたものの、総合17位から10位に浮上。

マキネン、今大会最長SS38kmを制す
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三菱ランサーエボリューションVI
マールボロ三菱ラリーアート
F・ロイックス / S・スミーツ(総合8位)
続く第2レグ、総合3位のR・バーンズ(スバル)はSS9でコース脇の大きな岩にヒット、ラジエーターにダメージを与え、オーバーヒートによりリタイアした。7番手スタートのマキネンは、昨年優勝を決めた同じステージでアタックをかけた。(マキネンは昨年の大会、最終ステージでプジョーを大逆転して優勝)。マキネンはSS10でトップタイムを記録。M・グロンホルム(プジョー)とターマックのスペシャリスト、P・リアッティ(フォード)に追いつき、総合5位。更に3位を走るC・サインツと激しいバトルを繰り広げ、SS12でマキネンはついにサインツを抜き、総合3位に浮上。続くSS13でも2回目のSSトップタイムを出した。一方、F・ロイックスは、ハンドリングトラブルに悩まされながらもスバルの新人、P・ソルベルグをSS13で抜き、昨日の総合10位から8位へ順位を上げた。

最終日(SS16/17の2カ所のみ)は波乱の展開となった。SS16で15番手スタートのマルティン(トヨタ)がコースアウト、観客が軽傷を負い、救急活動のために中断。続くSS17は更にコース上に観客があふれて、主催者は5台目のサインツが走ったところで中断。この時点で一番遅い車のタイムが後続車にそれぞれ与えらた。3位を確保できるかどうか、マキネンにプレッシャーがかかっていた。4位のグロンホルム(プジョー)との差は僅か4秒。マキネンは最初のステージでトップタイム。グロンホルムに対して、8秒のアドバンテージを稼ぎ、そのまま逃げ切り、第6戦アルゼンチン以来の総合3位入賞を飾った。F・ロイックスは、SS16でマキネンと僅か4秒差でステージ5位。続く最終SS17はリエゾン区間となり、総合8位でゴールした。

グループN、地元のG・ガリが大会3連勝
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三菱ランサーエボリューションVI
G・ガリ/ M・メッシ−ナ
(グループN部門 総合優勝)
地元のジャン・ルイジ・ガリが、1992年サンレモラリー優勝ドライバーのA・フィオリオと秒差の闘いを展開、36 秒差で逃げ切り、サンレモラリーグループN、3連覇を達成した。一方、グループNのシリーズチャンピオンを争う、G・トレレスはポイントリーダーのM・ストールを破り3位。ポイント差を縮め54ポイント。ストールとの差は6ポイント差となり、グループN世界チャンピオンの争いは予断を許さない展開となった。


■ 暫 定 総 合 成 績 【レグ3終了後】■

順 位 ドライバー/コ・ドライバー NAT. 車名 タイム グループ
*1. G・パニッツィ/H・パニッツィ F/F プジョー206WRC 3時間52分07秒3 Gr-A
*2 F・デルクール/D・グラタループ F/F プジョー206WRC 16秒8 Gr-A
*3. T・マキネン / R・マニセンマキ FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションVI
53秒0 Gr-A
4 M・グロンホルム/T・ラウティアイネン FIN/FIN プジョー206WRC 1分02秒3 Gr-A
*5. C・サインツ/L・モヤ E/E フォード・フォーカスWRC 1分11秒3 Gr-A
*6. C・マクレー / N・グリスト GB/GB フォード・フォーカスWRC 1分40秒0 Gr-A
*7. S・ジャン-ジョセフ/J・ボイル F/F スバル・インプレッサWRC 1分56秒7 Gr-A
*8. F・ロイックス / S・スミーツ B/B 三菱ランサー
エボリューションVI
2分23秒0 Gr-A
9. P・ソルベルグ / P・ミルズ N/GB スバル・インプレッサWRC 2分31秒7 Gr-A
10. S・ロエブ / D・エレナ F/F トヨタ・カローラ 3分34秒4 Gr-A
22. G・ガリ/M・メッシ−ナ I/I 三菱ランサー
エボリューションVI
17分37秒3 Gr-N
(Gr-N1位)
23. A・フィオリオ/E・カントーニ I/I 三菱ランサー
エボリューションVI
18分14秒5 Gr-N
(Gr-N2位)
24. G・トレレス/J・デルブォ−ノ ROU/RA 三菱ランサー
エボリューションVI
19分20秒5 Gr-N
(Gr-N3位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差
Nationality;
B=ベルギー / E=エストニア / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / I=イタリア / N=ノルウェイ / RA=アルゼンチン / ROU=ウルグアイ



●ドライバーのコメント

マキネン「マールボロ三菱ラリーアート」総合3位:
「3位のポジションを守るために、今日のステージはアタックした。表彰台にまた上がることができて嬉しい。かなり長いこと上がれなかったからね。次のオーストラリアは好きなイベントなので、ここからさらに上を狙い続けて頑張る」

ロイックス「マールボロ三菱ラリーアート」総合8位:
「昨日、タイヤの消耗が激しかったために履かざるを得なかったハード・コンパウンドのタイヤがうまくいかなかったが、昨晩、サスペンションとフロントデフのマッピングを変更したら、クルマの調子がかなりよくなった」

G・ガリ(グループN優勝/三菱ランサー):
「アレックスと好バトルをしていたので、最終日にリエゾンとなって走れなかったのは残念だが、激しい戦いの結果、再び勝つことができて、非常にうれしい。ランサーは素晴らしく、クルマの調子は本当によかった。」


WRCシリーズポイント(全14戦中12戦終了時)

マニュファクチャラーズ 1位: プジョー 90

2位: フォード 88

3位: スバル 70

4位: 三菱 39

5位: スコダ&セアト 8

7位: ヒュンダイ 5

ドライバーズ 1位: グロンホルム (プジョー) 49

2位: バーンズ (スバル) 44

3位: マクレー (フォード) 43

4位: サインツ (フォード)43

5位: マキネン (三菱) 32

6位: パニッツィ (プジョー) 21

グループNドライバーズ 1位: ストール (三菱) 61

2位: トレレス (三菱) 54

3位: ポッゾ(三菱) 22

4位: パソネン (三菱) 21


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