2001 World Rally Championship
LINK LINK
LINK BUTTON
LINK BUTTON
- 6月18日発行 -

【 6月17日(日)第3・最終レグ】

2001年WRC前半戦終了
マキネン総合4位でゴール。ドライバーズポイント首位を死守
ロイックスはマニュファクチャラーズポイント獲得の総合9位
グループNは三菱ランサーのポッゾが優勝。


(総走行距離514.38km/SS(14〜20)距離132.01km)快晴 最高気温38度

Photo

三菱ランサーエボリューション
T・マキネン/R・マニセンマキ
(写真:01.6.17 第3・最終レグ)

 世界ラリー選手権第7戦アクロポリスラリーは6月17日(日)、ギリシアのイテアにゴールし、全日程を終了。「マールボロ三菱ラリーアート」から三菱ランサーで出場したトミー・マキネンが総合4位、チームメイトのフレディ・ロイックスが総合9位でゴール。2人で貴重なマニュファクチャラーズポイント6点を獲得した。ドライバーズポイントではマキネンがコリン・マクレー(フォード)と同ポイントの30点でトップを堅持、マニュファクチャラーズポイントでは三菱が首位のフォードと7点差で2位をキープした。
 グループNではアルゼンチンのポッゾが今シーズン3勝目を飾り、三菱ランサーが同クラス22連勝の記録を更新した。  
 総合優勝はC・マクレー(フォード)で、第5戦アルゼンチン、6戦キプロスに続き3連勝を飾った。

サバイバルラリーに相応しい、激戦。最終SSでサインツがリタイヤ
Photo

三菱ランサーエボリューション
F・ロイックス/S・スミッツ
(写真:01.6.17 第3・最終レグ)
 難関のアクロポリスには110台が参加したが、最終日のスタートでは64台に減っていた。この日はイテアからパルナッソス山周辺の丘陵でのコースを中心に、今シーズンのポイント争いの激戦を象徴するような秒差の接戦が暑さとホコリの中で繰り広げられた。ドライバー、マシンの双方に過酷なアクロポリスラリー。最終日もまさにゴール寸前の最終SS20でカルロス・サインツ(フォード)が油圧系トラブルでリタイアしたのを始め、上位を争っていたリチャード・バーンズ(スバル)がSS19でプロペラシャフトを破損しリタイア。シリーズにフル参戦している6ワークスのうち、マニュファクチャラーズポイント対象ドライバーが2人とも完走を遂げたのは三菱とスコダのわずか2ワークスだった。最終日、イテアにゴールしたのラリーカーは47台とアクロポリスラリーの厳しさを改めて実感させられる結果となった。

マキネン激走、シリーズ前半戦をポイントリードで折り返す
 このサバイバルラリーでマキネンは見事総合4位を勝ち取った。この日2つめのSS15でバーンズがタイムを落としたのをきっかけに前日からまず一つポジションを上げ5位に浮上。後ろにつけていたデルクール(フォード)との激しい接戦を制し、総合4位に入賞した。「今日は特に大きなトラブルはなかった。なんとか乗り切れてよかった。しかし、実にタフなラリーだ。今日もタイヤチョイスとオーバーステアには悩ませられた。タイヤチョイスが非常に難しいラリーだ。だが、この経験は次に生かせるはずだ。厳しい戦いだったがドライバーズポイントリードが守れたのは良かったと思う。選手権は前半戦が終わったばかり、まだ半分あるから気合いを入れてがんばりたい」とマキネンは話した。

  ロイックス、貴重なマニュファクチャラーズ2ポイントを獲得
 前日にサービスタイムアウトでペナルティを課せられたロイックスは、最終日もホイール交換のため、不本意なタイムロス。しかし、ロイックスは粘りに粘り、総合9位でゴール。先着のうち4人(ロバンペラ、デルクール、ブガルスキー、ジャンジョセフ)がマニュファクチャラーズポイント対象外のため、三菱チームとしては“総合5位”に入り、貴重なポイント2点を獲得した。
 「厳しいラリーだった。昨日も大きなタイムロスがあったけど、今日はリムが壊れて車から降りてホイールを交換するハメになった。どうして壊れたのかはっきりとは分からないが、見たらムースが飛び散っていた。もちろん、マシントラブルがないときは素晴らしいスピードが出せた。スピードだけに関して言えばとても満足している。チームのためにポイントが獲得できて良かったと思っている」とロイックスは語った。 

グループNでは三菱ランサーの無敗神話が続く。22連勝
Photo

三菱ランサーエボリューション
G・ポッゾ/D・スティロ
(グループN優勝)
(写真:01.6.17 第3・最終レグ)
 グループNでは今シーズン頭角を表した三菱ランサーのガブリエル・ポッゾが2位に56秒差で優勝。今季3勝目を飾った。ポッゾはこの日SS15のコースで羊の群に遭遇し、タイムロス。「羊を見たときはどうしようかと思った。それはまあともかく、最後までうまく行ったし、プレッシャーも特に感じなかった。こういうタフなラリーをものにできて本当にハッピーだ」とポッゾは優勝の喜びを話していた。2位はウルグアイ出身のベテラン、グスタボ・トレレス、3位はアルゼンチン出身のマルコス・リガトが入り、アルゼンチン出身のポッゾと合わせて上位3位は南米勢が独占。上位11台のうち8台まで三菱ランサーが占めた

 2001年WRCはいよいよ後半戦、1カ月のインターバルを経て第8戦は7月20〜22日に、アフリカ・ケニアでアフリカン・クラッシックイベントのサファリラリーが開催される。



         
順 位 ドライバー 車名 タイム グループ
1. C・マクレー/N・グリスト フォード・フォーカスWRC 4時間19分01秒9 Gr-A
2. P・ソルベルグ/P・ミルズ スバル・インプレッサWRC 49秒0 Gr-A
3. H・ロバンペラ/R・ピエティライネン プジョー206WRC 1分35秒7 Gr-A
4. T・マキネン/R・マニセンマキ 三菱ランサーエボリューション 2分15秒3 Gr-A
5. F・デルクール/D・グラタループ フォード・フォーカスWRC 2分35秒4 Gr-A
6. P・ブガルスキー/J-P-シャローニ  シトロエン・クサラWRC 4分00秒2 Gr-A
7. A・シュワルツ/M・ハイマー スコダ・オクタビアWRC 5分56秒7 Gr-A
8. S・ジャン-ジョセフ/J・ボエリ プジョー206WRC 7分27秒1 Gr-A
9. F・ロイックス/S・スミッツ 三菱ランサーエボリューション 8分00秒9 Gr-A
10. B・ティリー/S・プレボ スコダ・オクタビアWRC 8分35秒7 Gr-A
13. G・ポッゾ/D・スティロ 三菱ランサーエボリューション 21分16秒8 Gr-N
(Gr-N優勝)
14. G・トレレス/J・デルヴォーノ 三菱ランサーエボリューション 22分17秒7 Gr-N
16. M・リガト/R・ガルシア 三菱ランサーエボリューション 29分47秒9 Gr-N


WRCシリーズポイント(全14戦中7戦終了時)

マニュファクチャラーズ 1位: フォード 60

2位: 三菱 53

3位: スバル 28

4位: プジョー 20

5位: スコダ 11

6位: ヒュンダイ 10

ドライバーズ 1位: マクレー (フォード) 30

1位: マキネン (三菱) 30

3位: サインツ (フォード)26

4位: バーンズ (スバル) 15

5位: ロバンペラ (プジョー) 14

6位: デルクール (フォード) 11

7位: オリオール (プジヨー) 10

8位: ソルベルグ (スバル) 9

9位: ロイックス (三菱) 7

グループNドライバーズ 1位: G・ポッゾ (三菱) 37

2位: G・トレレス (三菱) 26

3位: M・ストール (三菱) 12

4位: O・ジレ (三菱) 10

4位: P・D-ダ-シルヴァ (三菱) 10

4位: S-O・ワルフリッドソン (三菱) 10
 


トップにもどる


[ Webマガジン ] このコンテンツは日本国内向けの情報です。
These home page contents apply to the Japanese domestic market only.
MMC RALLIART