2001 World Rally Championship
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- 10月22日発行 -



【10月21日(日)最終・第3レグレポート】
10月21日(日)最終・第3レグ 総走行距離:243.49km/内SS4カ所111.68km
曇り時々雨/気温18〜22度前後

三菱ランサーエボリューションWRC(WRカー)
「マールボロ三菱ラリーアート」
フレディ・ロイックス総合12位でゴール。
グループNは三菱ランサーが破竹の27連勝を飾る。
マキネンはドライバーズ選手権、同点トップ 。




Photo

三菱ランサーエボリューションWRC
マールボロ三菱ラリーアート
F・ロイックス/S・スミッツ
(写真:
01.10.21 第3レグ)


世界ラリー選手権第12戦ツール・ド・コルスは10月21日(日)、 フランス・コルシカ島のアジャクシオにゴール。「マールボロ三菱ラリーアート」のフレディ・ロイックスは第1レグ、2度のパンクにより大きなタイムロスを強いられ一時は32位まで後退したが、第2レグから一気に挽回し、総合12位でゴールした。

WRCドライバーズ選手権では「マールボロ三菱ラリーアート」トミー・マキネンが40点で同点首位。4位でゴールしたリチャード・バーンズ(スバル)が3ポイント獲得して34点で3位。カルロス・サインツ(フォード)が33点で4位。シリーズあと2戦を残し、選手権は上位4人が9点差にひしめく大激戦となった。

マニュファクチャラーズポイントでは1位フォード、プジョーが16点を加え76点とし2位に浮上した。三菱は3位。 グループNではグスタボ・トレレスが優勝し、99年グレートブリテンラリー以来のグループN連勝記録を27勝に伸ばした。


ロイックス、ランサーWRカーのセッティングに自信。
  最終日はSS4カ所111.68km。前日大荒れとなったコルシカの山岳部は、この日最初のSS2カ所を終えた後また崩れ始める。SSラスト2カ所になったところで豪雨と強風に見舞われ、ドライタイヤの車はまたも立ち往生することになった。しかしロイックスの三菱ランサーWRカーはどのSSでもフルアタックで走り続け、可能性の一端を見せた。

Photo

三菱ランサーエボリューションWRC
マールボロ三菱ラリーアート
F・ロイックス /S・スミッツ
(写真:01.10.21 第3レグ)

「昨日の最後3つのSSで、WRカーが本調子になってきた。今日の最初のSS2つでもパフォーマンスを証明できた」とロイックス。「最後のSS2つでは大雨が降ってきて、自分たちはドライ用のスリックタイヤを履いていたからかなりきつかった。かなり感触は良くなってきたし、ここコルシカで走ってみて車の性能向上に役に立ったと思う。後はグラベルのラスト2戦へ向けて頑張るしかない」と語った。

 チームマネジャーのデレック・ダウンシーは厳しいラリーを振り返った。 「トミーがリタイア、フレディは2回パンクと初日はとても厳しい日だった。その結果、セットアップへの情報収集のための走りに切り替えなければならなかったが、実戦で十二分に生かせる豊富なセッティングデータが充実したと考えている。今回フレディの走りとチームのパフォーマンスは十分に価値あるものだった。サンレモから飛躍的に進歩したし、ドライバーズ選手権もマニュファクチャラーズ選手権もチャンピオンが十分に狙える位置だ」とダウンシーは話す。 


グループNはG・トレレスがWRC参戦100戦目を優勝で飾る。
 グループNではトレレスが見事優勝、自身のWRC参戦100戦目を勝利で飾った。
「今シーズンは自分はこれがラストだけれど、素晴らしい形で1年を終えられたと思う。タフな戦いでコルシカ出身のドライバーたちも速かったから、簡単に勝てたという感じはないね。おまけに今年はこの天気だったから、いつもよりもっと大変だった」トレレスは振り返った。

Photo

三菱ランサーエボリューション
G・トレレス/ J.デル ヴォーノ
(グループN)
(写真:01.10.21 第3レグ)

グループN2位には地元コルシカから初参戦したジャンマルク・サンチェスが入った。 「この成績でゴールできてとてもうれしいです。今回参戦するために三菱ランサーを借りてきたのですが、それがとっても良かったですね。最高です」サンチェスは大喜びだった。

 

 

 

 WRCもいよいよオーストラリア、グレートブリテンと2つのグラベルラリーを残すのみとなった。次戦は南半球を舞台に第13戦オーストラリアラリーが11月1日(木)〜4日(日)に開催される。


■ 大会最終日10月21日(日)  最終・第3レグ終了時総合成績(暫定)■
  総走行距離243.49km/SS13〜16距離111.68km

順 位 ドライバー 車名 タイム グループ
1. J・ピュラス/M・マルティ シトロエン・クサラWRC 3時間58分35秒5 Gr-A
2. *G・パニッツィ/H・パニッツィ プジョー206WRC 17秒5 Gr-A
3. *D・オリオール/D・ジラウデ プジョー206WRC 1分11秒9 Gr-A
4. *R・バーンズ/R・レイド スバル・インプレッサWRC 4分53秒1 Gr-A
5. *P・ソルベルグ/P・ミルズ スバル・インプレッサWRC 4分53秒9 Gr-A
6. M・マーチン/M・パーク スバル・インプレッサWRC 5分21秒6 Gr-A
7. H・ロバンペラ/R・ピエティライネン プジョー206WRC 7分26秒9 Gr-A
8. *P・リアッティ/C・カッシーナ ヒュンダイ・アクセントWRC 8分09秒2 Gr-A
9. *A・マクレー/D・セニアー  ヒュンダイ・アクセントWRC  8分52秒7 Gr-A
10. F・デルクール/D・グラタループ フォード・フォーカスWRC 10分56秒1 Gr-A
11. *C・マクレー/N・グリスト フォード・フォーカスWRC 10分21秒3 Gr-A
12. *F・ロイックス/S・スミッツ 三菱ランサーエボリューションWRC 13分14秒7 Gr-A
17. G・トレレス/J・デルヴォーノ 三菱ランサーエボリューション 24分15秒8 Gr-N
(Gr-N1位)
18. J−M・サンチェス/J−F・スケロ 三菱ランサーエボリューション 25分07秒9 Gr-N
(Gr-N2位)
24. S・グリアツィン/D・エレミー 三菱ランサーエボリューション 30分24秒0 Gr-N
(Gr-N3位)
*マニファクチャラーズポイント対象ドライバー
《WRC=ワールドラリーカー/2位以下のタイムはトップとの差》



WRCシリーズポイント(全14戦中12戦終了・暫定)

マニュファクチャラーズ
1.フォード 83
2.プジョー 76
3.三菱  67
4.スバル 55
5.スコダ 15
6.ヒュンダイ 13

ドライバーズ
 1.T・マキネン (三菱)
40
 1.C・マクレー  (フォード)
40
 3.R・バーンズ  (スバル)
34
 4.C・サインツ  (フォード)
33
 5.H・ロバンペラ (プジョー)
27
 6.G・パニッツィ (プジョー)
22
 7.D・オリオール (プジョー)
19
 8.M・グロンホルム(プジョー)
16
 9.F・デルクール (フォード)
15
10.P・ソルベルグ (スバル)
11
11.J・ピュラス  (シトロエン)
10
12.F・ロイックス(三菱)
9

 



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