2001 World Rally Championship
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- 8月27日発行 -



【8月26日(日)第3・最終レグ】

「マールボロ三菱ラリーアート」ロイックス総合10位でゴール
三菱はマニュファクチャラーズ、ドライバーズ両選手権、
共にトップをキープ。
グループNは三菱ランサーが破竹の24連勝を達成

(総走行距離482.81 km/内SS 96.34 km 気温20〜25度 晴れ)

Photo

三菱ランサーエボリューション
マールボロ三菱ラリーアート
F・ロイックス /S・スミッツ
(写真:01.08.26 第3レグ)


 世界ラリー選手権(WRC)第9戦フィンランドラリーは8月26日(日)、最終日第3レグを行い「マールボロ三菱ラリーアート」のフレディ・ロイックスが総合10位 でゴール。トニ・ガルデマイスターは、最終ステージで横転、リタイアした。選手権のポイント争いではトミー・マキネンがリタイヤしたものの、2位 のコリン・マクレー(フォード)に6点差の40点で依然ドライバーズ選手権トップをキープ。マニュファクチャラーズ選手権では三菱は今季初のノーポイントとなったが、フォードと同ポイントの66でトップをキープしている。  グループNでは最終日に三菱ランサーに乗るアルゼンチンのマルコス・リガトが逆転優勝を飾り、99年グレートブリテンラリー以来の連勝記録を24勝に伸ばした。2位 もアルゼンチンのガブリエル・ポッゾ。三菱ランサーは上位15台を独占した。

 総合優勝はマーカス・グロンホルム(フィンランド、プジョー206)が今季初勝利を飾り、今年もフィンランド・ドライバーが勝利を収めた。チームメイトのハリ・ロバンペラ(フィンランド)も最終ステージまで2位 につけていたが、ショックアブゾーバーのトラブルで4位に後退。英国のリチャード・バーンズ(スバル)とコリン・マクレー(フォード)がそれぞれ2、3位 に入った。

ロイックス、総合10位でゴール。
Photo

三菱ランサーエボリューション
マールボロ三菱ラリーアート
T・ガルデマイスター / P・ルカンダー
(写真:
01.8.26 第3レグ)
 この日総合12位でスタートしたロイックスは、総合10位 でフィニッシュ。「完走できてほっとしている。今日のタイムはそんなに悪くなかった」とロイックス。「2日目のトラブルがなかったらもう少し接戦になって、フィンランド・ドライバー達とも互角に走れたと思う。最後はハグストロム(トヨタ)と接戦になったが、岩に当たった時にステアリングの具合が悪くなり、それ以上無理ができなかった」

 フライング・フィン ガルデマイスターは最終SSで惜しくもリタイヤ。今回、三菱ワークスから初参戦となった26才の若き〃フライング・フィン〃トニ・ガルデマイスターにとって苦いデビュー戦となった。この日最初のSS19で岩にヒット、ペースを落としながらも総合14位 から11位まで順位を上げてきていたが、ゴール目前の最終SS21でクラッシュし、惜しくもリタイアした。「とても残念だ。少しオーバースピードだったかもしれない。岩に何度か当たり、車が2〜3回横転した。昨日は車の調子も良かったから、今日はいけると思ったんだが。。。自分には次のニュージーランドもチャンスがある。新たな気持ちで次に臨む」とガルデマイスター。

三菱ランサー、グループN記録更新。24連勝。

Photo

三菱ランサーエボリューション
M・リガト/R・ガルシア
(グループN 総合優勝)
(写真:01.08.26 第3レグ)
 グループNも地元フィンランドの強豪ドライバーが順調に勝利を収めるかと思われたが、最終日にハプニングは起こった。上位 3位を走っていた、アンプヤ、イパティ、プハッカのフィンランド・トリオが次々と脱落。変わって前日4位 で終えていた三菱ランサーのマルコス・リガト(アルゼンチン)が首位に立ち、グループN今季初優勝を飾った。「優勝できて、ともかくとてもうれしい。信じられないくらいだ。スタートする前には勝てるなんて夢にも思わなかった」とリガトは大変な喜びようだった。

 グループN2位はポイントリーダーのガブリエル・ポッゾ(アルゼンチン)。「我々にはいい一日だった。ギアボックスを変えてから良くなった。本当にフィンランド人たちは信じられない速さだったが、同時にそれは大きなリスクを背負っていることもよく分かったよ」とポッゾは納得していた。

 WRC第10戦は舞台を南半球に移したニュージーランドラリーが9月20日〜23日に開催される。マキネンには持ち越しとなったWRC最多24勝目が期待される。次戦のマニュファクチャラーズポイントのノミネートドライバーは再びガルデマイスターとなる。レギュラーのロイックスを加え、「マールボロ三菱ラリーアート」は次戦も3台体制で臨み、フィンランドでの雪辱を果 たす。

最終総合成績

順 位 ドライバー 車名 タイム グループ
1. *M・グロンホルム/T・ラウティアイネン プジョー206WRC 3時間23分12秒8 Gr-A
2. *R・バーンズ/R・レイド スバル・インプレッサWRC 25秒0 Gr-A
3. *C・マクレー/N・グリスト フォード・フォーカスWRC 32秒3 Gr-A
4. *H・ロバンペラ/R・ピエティライネン プジョー206WRC 33秒9 Gr-A
5. M・マルチン/M・パーク  スバル・インプレッサWRC 1分17秒9 Gr-A
6. *C・サインツ/L・モヤ フォード・フォーカスWRC 1分40秒5 Gr-A
7. *P・ソルベルグ/P・ミルズ スバル・インプレッサWRC 2分39秒6 Gr-A
8. S・リンドホルム/T・ハウツネン プジョー206WRC 2分44秒6 Gr-A
9. P・ハグストロム/T・ガルデマイスター トヨタ・カローラWRC 5分01秒2 Gr-A
10. F・ロイックス/S・スミッツ 三菱ランサーエボリューション 5分05秒4 Gr-A
25. M・リガト/R・ガルシア 三菱ランサーエボリューション 21分23秒4 Gr-N
26. G・ポッゾ/D・スティロ 三菱ランサーエボリューション 22分12秒8 Gr-N
[2位以下のタイムはトップとの差]
*マニュファクチャラーズポイント対象ドライバー 《WRC=ワールドラリーカー》


WRCシリーズポイント(全14戦中9戦終了時)

マニュファクチャラーズ 1位: 三菱 66

1位: フォード 66

3位: プジョー 39

4位: スバル 35

5位: スコダ 15

6位: ヒュンダイ 10

ドライバーズ 1位: T・マキネン 40

2位: C・マクレー 34

3位: C・サインツ 27

4位: H・ロバンペラ 23

5位: R・バーンズ 21

6位: F・デルクール14

6位: M・グロンホルム14

8位:

D・オリオール 10


9位: F・ロイックス 9

9位: P・ソルベルグ 9

ドライバーズ・グループN 1位: G・ポッゾ 53

2位: G・トレレス 26

3位: M・リガト 22

4位: M・ストール 12

5位: O・ジレ 10

5位: S−O・ワルフリドソン 10

5位: P・ディアス−ダ−シルヴァ 10


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