2001 World Rally Championship
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- 3月12日発行 -

【最終レグレポート】

「マールボロ三菱ラリーアート」トミー・マキネン、
WRC参戦100戦目を総合優勝で飾る!

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三菱ランサーエボリューション
マールボロ三菱ラリーアート
T・マキネン/R・マニセンマキ
(写真:01.3.11 最終レグ 総合優勝)

 世界ラリー選手権第3戦ポルトガルラリーは3月11日(日)、サンタマリア・ダ・フェイラにゴール。WRC参戦100戦目になる「マールボロ三菱ラリーアート」のトミー・マキネンがフォードのカルロス・サインツとの秒差の激戦を制し、通算3時間46分42秒1で優勝、通算22勝目を飾った。また、ドライバーズ選手権も20ポイントで首位。マニュファクチャラーズポイントでも三菱は3戦連続でポイントを獲得し合計33ポイント。2位のフォードに早くも13ポイントの差をつけリードを広げた。グループNでは三菱ランサーのマルコス・リガトが通算4時間25分35秒8で優勝。三菱ランサーが上位9台を独占し、三菱は実に99年のグレートブリテンラリーから破竹の18連勝となった。

●第1レグ/マキネンが総合1位、ロイックスは総合6位。
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三菱ランサーエボリューション
マールボロ三菱ラリーアート
T・マキネン/R・マニセンマキ
(写真:01.3.11 最終レグ 総合優勝)

 2001年のポルトガルラリーはまさに雨と泥と霧の戦いとなった。路面状況があまりにひどいためSS6、SS7はキャンセル。メカニック達はマシンの整備とタイヤにこびりついた泥落としに大わらわ。マキネンはこの日2つ目のSS3と続くSS4で立て続けにトップタイムをマーク、総合トップに。そのまま走りきり第1レグを後続のC・サインツ(フォード)に17秒4差をつけてフィニッシュ。ロイックスも大きなトラブルもなく走行し、SS5でスバルのR・バーンズに抜かれたものの、総合6位でゴール。グループNでは三菱ランサーのマンフレッド・ストールが悪条件の中トップに立ち、ディフェンディング・チャンピオンの実力を見せた。2位のM・リガトに2分54秒9の大差をつける余裕の走りだった。


●第2レグ/マキネン僅差も首位維持。ロイックスは無念のリタイア。
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三菱ランサーエボリューション
M.リガト/R.ガルシア
(写真:01.3.11 最終レグ)
 第2レグも天候は回復せず、SS9か所のうち1ケ所SS19がキャンセル。前日のコースよりは地盤が固く、多少ましなグリップは得られたものの、降雨と霧で視界が20メートルほどしかない悪天候。マキネンは前日のリードを保つべく、最初から積極的にアタックをかけた。途中、不注意なマーシャルが車の前方15メートルを横切ったり、コースに近づきすぎる観客がいたりというトラブルはあったものの、実にSS8か所中4ケ所でトップタイムをマーク。2位のC・サインツ(フォード)に13秒0差をつけて総合トップを維持した。前日総合6位と善戦し、この日もSS14ではマキネンより1秒8速い3番手タイムを出し、総合5位までポジションアップしたロイックスは、続くSS15でクラッチトラブルにより無念のリタイアとなった。グループNでは三菱ランサーのM・リガトが前日トップのM・ストールを逆転し一躍トップに躍り出た。アルゼンチン出身の彼は、南米以外でラリーを走ったのは実は今回が2回目だった。

●第3レグ/抜きつ抜かれつの激戦を制し、マキネンが8秒6差で総合優勝を飾る。
 第3レグ予定されていたSS3か所のうち、最初のSS20が路面状態不良のためにキャンセル。わずかSS2か所34kmで争われた。この日最初のSS21ではマキネンはサインツに13秒3遅れのタイムで総合2位に後退。タイヤが路面にマッチしなかったこと、1レグ、2レグと違い路面が砂地で1番手スタートが不利だったことが原因だった。しかし2人の差はわずか0.3秒。ラストSS22にマキネンはすべてを賭けた。そしてサインツより8秒9速いトップタイムでゴールし、再逆転で総合優勝をものにした。マキネンは大胆にコース幅を目一杯使い、荒れたコースをものともせず、大胆にインカット。安定したドライビングと、集中力、思い切ったアタックが実り、マキネン自身WRC参戦100戦目の記念すべきラリーを総合優勝で飾った。グループNではレグ2でメカニカルトラブルにみまわれ2位に後退したM・ストールが再逆転し1位に返り咲いた。このままゴールかと思われたが、サービスパークを規定時間より早くスタート、1分のペナルティーを課せられ、アルゼンチン出身のM・リガトが初優勝を飾った。

●ドライバーズコメント
「マールボロ三菱ラリーアート」トミー・マキネン
「とても信じられない気持ちだ!ポルトガルラリーは97年の優勝以来結果が残せてなかった。今回は自分のペースで走れた。最終SSは自分でも限界を超えたアタックだったと思う。100戦目で勝てたことは言葉に表せない気持ちだ。次のカタルニアラリーが待ちどおしいね」

「マールボロ三菱ラリーアート」リスト・マニセンマキ(マキネンのコ・ドライバー)
「素晴らしいの一言。99年のモンテカルロラリー、サンレモラリー(最終SSでプジョーのパニッツィを逆転)を勝ったときもこんな気持ちだった。最終SSはもう全開だったね」



■ 暫 定 総 合 成 績 【最終レグ終了後】 ■

   
順 位 ドライバー/コ・ドライバー 車名 タイム グループ
1. T.マキネン/R・マニセンマキ 三菱ランサー
エボリューション
3時間46分42秒1 Gr-A
2. C.サインツ/L.モヤ フォード・フォーカスWRC 8秒6 Gr-A
3. M.グロンホルム/T.ラウティアネン プジョー206WRC 2分55秒6 Gr-A
4. R.バーンズ /R・レイド スバル・インプレッサWRC 3分24秒3 Gr-A
5. F.デルクール /D.グラタループ フォード・フォーカスWRC 10分06秒8 Gr-A
6. A.マクレー/D.セニオール ヒュンダイ・アクセントWRC 12分08秒4 Gr-A
7. K.エリクソン /S.パーマンダー ヒュンダイ・アクセントWRC 13分32秒5 Gr-A
8. D.オリオール/D.ジロウデ プジョー206WRC 16分08秒6 Gr-A
9. T.ラウッカネン/K.リンドストロム トヨタ・カローラWRC 16分35秒9 Gr-A
10. P.ハグストロム/T.ガルデマイスター トヨタ・カローラWRC 19分32秒5 Gr-A



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