2001 World Rally Championship
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- 10月8日発行 -



【10月7日(日)最終・第3レグレポート】


「マールボロ三菱ラリーアート」
「三菱ランサーエボリューションWRC(WRカー)」
ロイックス総合12位でゴール、マキネンは惜しくもリタイア
グループNは三菱ランサーが破竹の26連勝を飾る


第3レグ(SS13〜SS16)総走行距離:381.71km/内SS4カ所:87.66km
気温15度前後/雨


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三菱ランサーエボリューション
A・フィオリオ/E・カントニーニ
(グループN優勝)
(写真:
01.10.7 最終・第3レグ)


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三菱ランサーエボリューションWRC
マールボロ三菱ラリーアート
F・ロイックス /S・スミッツ
(写真:
01.10.7 最終・第3レグ)
 2001年世界ラリー選手権(WRC)第11戦サンレモラリーは10月7日(日)最終・第3レグを行い、「マールボロ三菱ラリーアート」のフレディ・ロイックスは12位 でゴール、トミー・マキネンは惜しくもリタイアした。
グループNは三菱ランサーのアレックス・フィオリオ(イタリア)が優勝、1999年のグレートブリテンラリー以来、三菱ランサーは破竹の26連勝を飾った。また、2位 のガブリエル・ポッゾが2001年WRCグループNドライバーズチャンピオンに輝いた(正式な発表は12月のFIA公式発表による)。

 総合優勝はジル・パニッツィ(プジョー)。パニッツィは昨年のサンレモに続き、同イベント2連覇。2位 にはフランスの新鋭セバスチャン・ローブ(シトロエン)、3位にはディディエ・オリオール(プジョー)が入った。

 第43回サンレモラリーは、47台のマシンが10月7日(日)早朝6時、サンレモ北部の山岳地帯に向かい、最後の戦いが繰り広げられた。第3レグはイベント中最短のコースだが、どのドライバーにも息をつく暇はない。第1、2レグとはうって変わって、サンレモ上空を雲が覆い気温も低下した。加えて、ルートのある山岳地帯は降雨に見舞われると同時に、霧が立ちこめるという難しいコンディション。悪化する視界や予測不能の路面 にどう対処するかが見所となった。

マキネン、マクレーに8秒差まで迫るも無念のリタイア
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三菱ランサーエボリューションWRC
マールボロ三菱ラリーアート
T・マキネン/R・マニセンマキ
(写真:
01.10.7 最終・第3レグ)
 「マールボロ三菱ラリーアート」のトミー・マキネンは、第3レグのオープニングステージとなるSS13で5番手タイムをマーク、続くSS14では前を行くマクレー(フォード)とのタイム差を8秒までつめた。残すところ2カ所のSS(競技区間)、マキネンの逆転に期待が高まったが、霧に視界をふさがれ、水たまりに足下をすくわれ壁にヒット、フロントホイールを飛ばしてその場で無念のリタイアとなった。「イベントを通 じてマシンは良くなっていったが、難しいラリーだった」とマキネン。「SS15は霧が深く路面 を流れる水に乗ってしまい、フロントから壁にヒットしてしまった。コルシカに向けていくつかアイデアが浮かんだから、前向きに考えられる。もちろんポイントを獲得したかったが、次のイベントに備えてマシンをもっと熟成させたい」。マクレーもポイント圏内でゴールしなかったため、マキネンはドライバーズポイント首位 タイを維持している。チームメイトのロイックスは総合12位でフィニッシュした。「最後の2カ所のSSは雨がひどく、ウィンドーは曇ってしまうし、とにかく堅実に走って無事にサンレモに帰ることだけを考えた。楽なイベントではなかった。でも、ガッカリしてはいない。これまで何度もニューマシンの開発・熟成にかかわってきたから、望みどおりのレベルに達するまで時間がかかることもわかっている。学習という意味では、実りの多いイベントだった。ラリーが進むにつれてタイムが上がったし、プラス材料は他にもいくつか見つかった」。ロイックスは、マニュファクチャラーズポイント対象では6番手につけ、チームに貴重な1ポイントをもたらした。

 チームマネージャーのデレック・ダウンシーは、「限られたテストの中で、今回はよくやったと評価できる。これだけターマックスペシャリストが揃ってしまうと、彼らのペースについて行くのは容易ではない。だが、ランサーエボリューションWRカーの基本的な信頼性は確認できた。イベント中にもマシンを改良できたから、コルシカでもう一歩前に進めるはずだ」と語った。

グループNは三菱ランサーが26連勝を達成
Photo

ガブリエル・ポッゾ(写真右)
2001年グループNドライバーズチャンピオン
(正式な発表は12月のFIA公式発表による)
 グループNでは、三菱ランサーが驚異的な26連勝を達成した。三菱優位 は事前にも囁かれていたとはいえ、アレックス・フィオリオと、グスタボ・トレレスの熾烈な一騎打ちは、最終SS16まで続くと思われたが、SS15悪天候の中でトレレスがクラッシュ、勝利の女神はフィオリオの頭上に微笑んだ。フィオリオは初代グループNドライバーズチャンピオン(1987年)、一時はトレレスの逆転を許したものの、最終的にはしっかりとグループNトップでフィニッシュを飾った。「午前中はタイヤチョイスに失敗して大きなツケを払わされた。コンディションが悪くていつミスを犯しても不思議ではない状況だったので、この勝利は本当に嬉しい」とフィオリオ。トレレスのリタイアにより、アルゼンチン期待の星、ガブリエル・ポッゾが手堅く2位 でフィニッシュ。ポッゾは2001年WRCグループNドライバーズチャンピオンに輝いた(正式な発表は12月のFIA公式発表による)。

 2001年世界ラリー選手権(WRC)第12戦ツール・ド・コルスは、今シーズン最後のターマックイベントとして、地中海に浮かぶコルシカ島で10月19日(金)〜21日(日)に開催される。


■ 最終総合成績(暫定) ■
(総走行距離381.71km/SS13〜16距離87.66km)

順 位 ドライバー 車名 タイム グループ
1. *G・パニッツィ/H・パニッツィ プジョー206WRC 4時間05分49秒5 Gr-A
2. S・ローブ/D・エレナ シトロエン・クサラWRC 11秒4 Gr-A
3. *D・オリオール/D・ジラウデ プジョー206WRC 54秒9 Gr-A
4. *C・サインツ/L・モヤ フォード・フォーカスWRC 1分11秒9 Gr-A
5. R・タラバグリア/F・ザネッラ プジョー206WRC  1分32秒1 Gr-A
6. F・デルクール/D・グラタループ フォード・フォーカスWRC 2分28秒6 Gr-A
7. M・グロンホルム/T・ラウティアイネン プジョー206WRC 2分47秒3 Gr-A
8. *C・マクレー/N・グリスト フォード・フォーカスWRC 3分53秒7 Gr-A
9. *P・ソルベルグ/P・ミルズ スバル・インプレッサWRC 3分59秒9 Gr-A
10. S・ジャン−ジョセフ/J・ボエリ プジョー206WRC 4分01秒5 Gr-A
12. *F・ロイックス/S・スミッツ 三菱ランサーエボリューションWRC 7分07秒7 Gr-A
13. *B・ティリー/G・ビアール  スコダ・オクタビアWRC 7分25秒9 Gr-A
17. A・フィオリオ/E・カントニーニ 三菱ランサーエボリューション 22分30秒8 Gr-N
(Gr-N優勝)
23. G・ポッゾ/D−L・スティロ 三菱ランサーエボリューション 27分39秒5 Gr-N
28. A・デ−ドミニシス/A・マリ  三菱ランサーエボリューション 29分49秒5 Gr-N

[2位以下のタイムはトップとの差]
*マニュファクチャラーズポイント対象ドライバー 《WRC=ワールドラリーカー》


マニュファクチャラーズ 1位: フォード 83

2位: 三菱 67

3位: プジョー 60

4位: スバル 48

5位: スコダ 15

6位: ヒュンダイ 10

ドライバーズ 1位: T・マキネン (三菱) 40

1位: C・マクレー (フォード) 40

3位: C・サインツ (フォード) 33

4位: R・バーンズ (スバル) 31

5位: H・ロバンペラ (プジョー) 27

6位: G・パニッツィ (プジョー)16

6位: M・グロンホルム (プジョー)16

8位: F・デルクール (フォード) 15

8位:

D・オリオール (プジョー) 15


10位: F・ロイックス (三菱) 9

10位: P・ソルベルグ (スバル) 9

 

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