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| - 2月12日発行 - |
| 【2月11日(日)最終レグ 】 三菱ランサーのラドストロム総合2位 マキネンは逆転優勝を賭けた最後のSS17でリタイア 三菱マニュファクチャラーズポイントで首位に立つ 走行距離478.81km/内SS距離97.55km |
![]() 三菱ランサーエボリューション マールボロ三菱ラリーアート T・ラドストロム / T・ターナー |
●2月9日第1レグ・厳冬のスウェディッシュラリーがスタート! 前日8日にセレモニースタートを行った後、ラリーは快晴となった2月9日に本格的にスタートした。気温はマイナス10度ほど。SS1ではロイックスとデルクール(フォード・フォーカス)がスピン。SS2ではバーンズ(スバル・インプレッサ)がスノーバンクでスタック、13分以上ロスで完全にポイント圏外に去った。SS3ではマクレー(フォード・フォーカス)がコースアウトでスタックし5分のロス。昨年のスウェディッシュの勝者グロンホルム(プジョー206)はウォーターポンプとエンジントラブルで初戦モンテカルロに続くリタイアとなった。ラドストロム(三菱ランサー)は好調快進撃。SS3で総合トップに躍り出て、SS4終了まで総合トップをキープし、この日トップのサインツ(フォード・フォーカス)から19秒3差の総合3位につけた。マキネンはマシントラブルなく走っていたが、1番手スタートの不利と観客を避けてのスローダウンでトップと35秒6差の総合5位だった。ロイックスはスタックなどで総合23位。グループNでは三菱ランサーのワルフリドソンが総合首位に立った。 ●2月10日第2レグ・マキネン、アタック開始!
天候は快晴、気温はマイナス20〜マイナス14度ほど。トップから35秒6差の総合5位でスタートしたマキネンがスタートからアタックを開始した。SS7で3位、SS8で3位、SS10で5位タイムとまとめここで総合2位まで浮上。SS10でスノーバンクに当たりヒヤッとするシーンはあったものの、SS11ではトップタイムで総合首位を走るロバンペラに5秒8差の総合2位まで追い上げた。ラドストロムも好調3位をキープした。SS7で派手にスタックするが、すぐにリカバーする強さを見せた。ロイックスも総合16位まで挽回した。サスペンションセットアップをソフトにした結果、特にトラブルもなくまずまずの走行だ。グループNではワルフリドソンがSSトップをケネス・ベックルンドと争いつつ、総合で1分30秒の大差で首位をキープした。 ●2月11日第3レグ・スノースペシャリストのラドストロムが活躍。 タイヤチョイスが明暗を分ける
ラリーのセオリーから行けば前日の総合トップで先頭を走るロバンペラのスピードが落ちるはずが、マキネンもラドストロムもロバンペラを上回るスピードが出ない。これにはマキネンも青ざめた。「ハリーはスパイクの長いタイヤを使っているが、それが良かったのでしょう。他に理由が思い当たらない。とにかく勝ちたい。アクセル全開です」とマキネン。ラドストロムは優勝をマキネンに任せ、迫りくるサインツから総合3位を死守することに集中した。そしてラストのSS17、逆転を賭けアタックしたマキネンはわずか2kmでコースアウトして横転。残念なリタイアとなった。代わりにラドストロムが総合2位を死守し、マニュファクチャラーズポイント10点を勝ち取った。 次戦の第3戦ポルトガルラリー(3月9日〜11日)は今年初のグラベルラリー。マキネンは1997年に勝っており、ロイックスは98年に3位入賞している。ドライバーズポイントではサインツ、ロバンペラと同点首位になったマキネンが心機一転巻き返しを図る。 ●ドライバーズコメント 「マールボロ三菱ラリーアート」トミー・マキネン(リタイア) 「最後はタイヤの選択は良かったと思います。しかし、ミスしてコースアウトしてしまいました。かなりのスピードセクションで車が完全にスノーバンクに突っ込んでしまい、コースに戻ることができませんでした。とてもとても失望しています」 「マールボロ三菱ラリーアート」トーマス・ラドストロム(総合2位) 「すばらしい結果です。先に行くトミーのつけた目印も助けになりました。最後のSS17は今までのスウェディッシュで一番難しいコースでした。ところどころ凍結してまるでスケートリンクです。トミーがコースアウトしているのを見て、これは何が何でも自分がポイントを取らねばと思うと凄いプレッシャーがかかりました。とにかくカルロス(サインツ)に抜かれないようにとがんばりましたが、ラストのSSでは正直、震えが止まりませんでした。それでもチームのための最大限の10点を取ることが出来て良かったと思います」 「マールボロ三菱ラリーアート」ティナ・ターナー(コ・ドライバー) 「トーマスのドライビングは素晴らしかった。チームオーダーがなかったのにも感謝しています。満足しています」 「マールボロ三菱ラリーアート」フレディー・ロイックス(総合13位) 「初日は大変で、ばかげたミスもありました。その後は良くなって、盛り返せた分、この成績は自分の中ではそれなりに受け止めています。次はもっと頑張ります。トーマスとティナは素晴らしかった」 |
■ 暫 定 総 合 成 績 【第3レグ(最終レグ)終了後】 ■
| 順 位 | ドライバー/コ・ドライバー | NAT. | 車名 | タイム | グループ |
| 1. | H.ロバンペラ/R.ピエティライネン | FIN/FIN | プジョー206WRC | 3時間27分01秒1 | Gr-A |
| 2. | T.ラドストロム/T.ターナー | S/S | 三菱ランサー エボリューション |
27秒9 | Gr-A |
| 3. | C.サインツ/L.モヤ | E/E | フォード・フォーカスWRC | 37秒0 | Gr-A |
| 4. | T.ガルデマイスター/P.ルカンダー | FIN/FIN | プジョー206WRC | 2分05秒3 | Gr-A |
| 5. | F.デルクール /D.グラタループ | F/F | フォード・フォーカスWRC | 2分25秒2 | Gr-A |
| 6. | P.ソルベルグ /P.ミルズ | N/GB | スバル・インプレッサWRC | 2分48秒5 | Gr-A |
| 7. | D.カールソン /B.メランダー | S/S | トヨタ・カローラ WRC | 3分18秒2 | Gr-A |
| 8. | K.エリクソン /S.パーマンダー | S/S | ヒュンダイ・アクセントWRC | 3分35秒8 | Gr-A |
| 9. | C.マクレー/N.グリスト | GB/GB | フォード・フォーカスWRC | 4分28秒8 | Gr-A |
| 10. | B.ティリー/S.プレボット | B/B | スコダ・オクタビアWRC | 5分23秒6 | Gr-A |
| 13. | F.ロイックス/S.スミッツ | B/B | 三菱ランサー エボリューション |
7分54秒3 | Gr-A |
| 14. | S-O.ワルフリドソン/L.バックマン | S/S | 三菱ランサー エボリューション |
10分37秒2 | Gr-N (Gr-N優勝) |
| 17. | K.ベックルンド/T.アンダーソン | S/S | 三菱ランサー エボリューション |
12分26秒6 | Gr-N (Gr-N2位) |
| 18. | S.ブロンクヴィスト/A.ゴニ | S/YV | 三菱ランサー エボリューション |
16分56秒9 | Gr-N (Gr-N3位) |
*日本時間2月12日午前0時入電
[WRC=ワールドラリーカー/2位以下はトップとのタイム差]
| Nationality; B=ベルギー / E=スペイン / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / N=ノルウェイ / YV=ヴェネズェーラ / S=スウェーデン |
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