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世界ラリー選手権(WRC)
第3戦サファリラリー・ケニア 三菱ラリーアートチーム、2戦連続の総合優勝 リチャード・バーンズ、WRC初優勝!! グループN部門、三菱ランサー1位〜2位独占 |
| 1.R・バーンズ | 三菱ランサーエボリューション | 8時間57分34秒 | Gr-A |
| 2.J・カンクネン | フォードエスコート | 9分27秒 | Gr-A |
| 3.A・バタネン | フォードエスコート | 9分52秒 | Gr-A |
| 4.D・オリオール | トヨタカローラ | 14分26秒 | Gr-A |
| 5.H・ロバンペラ | セアトイビザ | 2時間05分38秒 | Gr-A |
| 6.R・バウムシュラガー | フォルクスワーゲンゴルフ | 2時間21分01秒 | Gr-A |
| 7.L・クリメント | 三菱ランサーエボリューション(Gr-N1位) | 2時間28分03秒 | Gr-N |
| 8.K・ローゼンベルガー | フォルクスワーゲンゴルフ | 2時間45分47秒 | Gr-A |
| 9.M・ブリゲッティ | スバルインプレッサ | 2時間56分01秒 | Gr-A |
| 10.K・ハージ | トヨタセリカ | 3時間03分29秒 | Gr-A |
| 11.M・ストール | 三菱ランサーエボリューション(Gr-N2位) | 3時間17分41秒 | Gr-N |
| マニュファクチャラーズ | 1位三菱:22/2位フォード:21/3位トヨタ:19/4位スバル:10 |
|---|---|
| ドライバーズ | 1位サインツ(トヨタ) 、カンクネン(フォード):16/3位バーンズ(三菱):12 4位マキネン (三菱):10/5位バタネン(フォード)、オリオール(トヨタ)、 マクレー(スバル):4/8位リアッティ(スバル)、エリクソン(スバル):3 10位グロンホルム(トヨタ)、ロバンペラ(セアト):2 |
| グループN: | 1位ストール(三菱)、クリメント(三菱):21/2位ワルフリドソン(三菱):13 3位ベックルンド (三菱):8 |
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三菱、通算4度目のサファリラリー総合優勝!
11998年FIA世界ラリー選手権(WRC)第3戦サファリラリー・ケニア(以下サファリラリー)が、3月2日午後2時00分(日本時間:午後8時00分)にケニアの首都ナイロビにゴールした。同ラリーは2月28日から3日間の日程でナイロビをスタート/ゴール地として開催され、三菱ラリーアートチームはトミー・マキネン(フィンランド)とリチャード・バーンズ(イギリス)を擁し、2台の三菱ランサーエボリューションで出場した。同チームはこの布陣でスウェディッシュラリーに続く2戦連続、そしてサファリラリー通算4度目の総合優勝を目指した。そのなか昨年総合2位に入賞し、このところ成長著しいバーンズが、嬉しいWRC初優勝を飾った。
ラリー2日目、終盤まで三菱の完全支配のうちにこの日も終了すると思われていた。しかし、第2レグの最終第11CS、マキネンがエンジントラブルによりまさかのリタイア。これによりワンツー体制は突然崩れ去った。ライバル勢が次々とトラブルで脱落する中、それをあざ笑うかのように快走を続けていたマキネンだったが、残念な結果となった。しかし、マキネンに代わり総合トップに浮上したバーンズの勇姿が、その沈んだ空気を見事に吹き飛ばした。着実かつスピード感あふれるその走りは、ライバル勢を引き離し、後続との差を徐々に広げていった。最終第3レグに入っても、バーンズの走りに全く衰えは見られない。今シーズン、これまで慣れないラリーが続き、なかなか上位を獲得できなかったバーンズだが、今回は水を得た魚のように生き生きとした走りを展開した。昨年一年間を通じて大きな飛躍を遂げたバーンズに、ようやく実を結ぶ時が訪れたのである。WRC初優勝。この若きイギリス人がこれまで経験したことのない偉業が遂に達成された。そしてこの勝利は、バーンズの速さとランサーエボリューションの高い信頼性とが見事に結実した結果の賜物であった。スバル、そしてトヨタのサインツなど強豪勢が次々とサバンナの大地に屈する中、バーンズとランサーエボリューションはそれぞれの能力を遺憾なく発揮し、三菱のサファリラリー通算4度目の優勝を獲得した。また、グループN部門では、三菱ランサーエボリューションで出場のルイス・クリメントとマンフレッド・ストールがそれぞれ部門1位、2位を獲得し、特にクリメントは総合7位に入り、あとわずかで総合6位入賞を果たす勢いだった。 今回の優勝によって、三菱ラリーアートチームは先のスウェディッシュラリーに続き、WRC2戦連続の総合優勝を飾った。これによりマニュファクチャラーズポイントでトップに浮上し、ドライバーズポイントでもバーンズが3位、マキネンが4位と好位置につけた。ライバル勢の動向に注意を向けると、今後、三菱の最も脅威になると予想されるトヨタ勢は、今回サインツがリタイアに終わり、ポイントの加算はなかったが、依然としてポイントトップを堅持している。また、今回のサファリラリーにおいて大きなトラブルに見舞われなかったことが、三菱の最大の勝因であるが、フォードにもまた深刻なトラブルが発生しなかったことに注意を払わねばならない。昨年後半から信頼性の増したフォードだが、今季もその高い信頼性は維持しているようだ。今後の動向に注目である。
ゴール後のコメント
チームディレクター アンドリュー・コーワン:「とにかく素晴らしい。どのラリーでも優勝することは素晴らしいことだが、このサファリは特別だ。バーンズとリードの二人は本当にすごいことをやってくれたよ」
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