1998年世界ラリー選手権(WRC)
三菱、WRC完全制覇!!

初のマニュファクチャラーズ・チャンピオン
トミー.マキネン、史上初のドライバーズ・チャンピオン3連覇


三菱ラリーアートチームは、WRC参戦26年目にして、悲願のWRCマニュファクチャラーズ・チャンピオンを獲得。さらにトミー・マキネンも史上初のWRCドライバーズ・チャンピオン3連覇を達成し、三菱はWRCの完全制覇を成し遂げた。さらに三菱ランサーはグスタボ・トレレスが今シーズンのグループNドライバーズ・チャンピオンをすでに確定し、WRC三冠、完全制覇を達成した。



総合性能が問われる世界最高峰ラリー、WRCに勝利!


今シーズンのWRCは、まれにみる激戦が展開されたシーズンとして人々の記憶に留まり続けるだろう。開幕から三菱、トヨタ、スバル、フォードの4大ワークスが集結し、さらにシーズン途中からはセアトがワールドラリーカーを投入して5ワークス、さらにスポット参戦のプジョーやシトロエンなどを含めれば、実に世界から7つの自動車メーカーによる熾烈な優勝争いは近年には見られなかったことだ。

シーズン中盤の第8戦アクロポリスラリーを終えたころには、三菱3勝、スバル3勝、トヨタ2勝とほぼ3ワークスが互角の展開。ワークス勢のせめぎ合いが続いた。しかし第10戦フィンランドラリーを皮切りに三菱ランサーの快進撃がはじまった。フィンランドラリー5年連続優勝を飾ったトミー・マキネンが、続くサンレモラリー、オーストラリアラリーも連続制覇し、最終戦を前に今シーズン初めてマキネンがポイントランキングのトップに浮上。。三菱とトヨタ、マキネンとC・サインツ(トヨタ)に絞られたチャンピオン争いは、最終戦グレートブリテンラリーへ。最終戦は混戦のシーズンをまさに象徴するかのような荒れたラリーとなった。まず、マキネンが第1レグ早々にリタイアを喫し、三菱に暗雲が立ちこめる。しかし、2日目にはリチャード・バーンズのトップ浮上、トヨタのD・オリオールのリタイアにより、マニュファクチャラーズ・チャンピオン争いは大きく三菱に傾いた。サインツの最終SSでのリタイア劇はまさに今シーズンのクライマックスとなった。そしてマニュファクチャラーズ・チャンピオンも若きヒーロー、バーンズの優勝により三菱が獲得。両タイトルの獲得は1995年のスバル以来の快挙となった。

シーズン終盤にみせた三菱の驚異的な強さ、そしてシーズン最多の7勝を挙げたその強さ。それは三菱ランサーの強さであり、30年以上にわたる三菱のモータースポーツ活動で培われてきた技術力の勝利でもあった。WRCとは生産車による世界最高峰の自動車競技である。三菱ランサー、そして三菱自動車はいま、その技術力の高さを実証し、頂点に立ったのだ。


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