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[ 事前情報 ]

「チームPIAAラリーアート」篠塚建次郎、
三菱パジェロで南米初のワールドカップ制覇に挑む!

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1999年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップシリーズ(FIA World Cup for Cross-Country Rallies)の第7戦ポーラス・パンパス(以下パンパスラリー)が、9月20日(月)から25日(土)にかけて南米アルゼンチンにおいて開催される。南米大陸でクロスカントリーラリー・ワールドカップシリーズが開催されるのは、1993年の同シリーズ制定以来初めてのこと。南半球全体でも、1997年までシリーズに組み込まれていたオーストラリアン・サファリラリー以来2イベント目となる。今シーズン、これが5戦目の挑戦となる「チームPIAAラリーアート」の篠塚建次郎は、三菱パジェロT2(市販車改造)仕様車でアルゼンチンの大地に広がる草原地帯(パンパス)を走破し、パンパスラリー初制覇を目指す。

マップ 今年のパンパスラリーはワールドカップ・イベントとして初めて開催されるが、イベント自体の歴史も浅く、昨年1998年が初開催の年で、今年で2年目を迎える。ラリーは首都ブエノス・アイレスを拠点に開催され、同市を中心に扇形に広がるパンパスと呼ばれる半乾燥の草原地帯を中心に展開される。初年度の昨年は、同国で最も知名度あるラリー・ドライバーであるJ・レカルデが三菱パジェロを駆り、優勝を飾っている。ルートに関する詳細な情報は主催者の意向により未だ公表されていないが、パンパス地帯だけでなく、アルゼンチン西部を縦断する山岳地帯や砂漠状の地域など、バリエーションに富んだルートが設定されているとのことで、各マシン、各ドライバーの有利不利がさまざまな場面で見られる変化に富むバトルが繰り広げられると予想される。昨年、パジェロが優勝マシンに輝いたことを考慮すれば、パジェロにとっては有利なラリーと言えるだろう。今シーズンは現在までに6戦が終了し、篠塚は第5戦、第6戦を欠場した関係で、ドライバーズ・ポイントにおいてJ-L・シュレッサーとJ-M・セルビアのシュレッサーバギー勢に大きなリードを許している。しかし、マニュファクチャラーズ・ポイントでは依然として日産、トヨタに対しリードを守り、三菱は堂々のトップに立っている。今回も篠塚の活躍でそのリードをキープすることが期待される。その篠塚と優勝を争うと予想されるのが、現在ドライバーズ・チャンピオンシップをリードしているシュレッサーだ。バリエーションに富んだルートは、タイヤ選択の点でチームやドライバー に判断の困難さを強いることになるだろう。いかにコースの特性を把握するかが勝敗の鍵を握ることになるはずだ。その点ではエントラントの大半を占める地元アルゼンチンのドライバー達も無視できない。

今年で2回目のパンパスラリーは、同シリーズの3形態に分類されるラリー形態のうち「クロスカントリーラリー」に属する。4ヵ所のレグで競技が行なわれ、総走行距離は約3,800km程度が予定されている。各ドライバーはブエノス・アイレスを20日夜にスタートし、翌21日に行なわれる第1レグのスタート地へと向かう。その後22日〜25日まで第2〜5レグを消化し、選手達は25日夜半にブエノス・アイレスへと凱旋する。南半球のアルゼンチンは、現在、季節的には早春。日中の平均気温は約23度と比較的過ごしやすいが、時折一年のうちでも最も高い気温を記録することがあるという。そうなれば、マシン、ドライバーにかかる負荷は大きく、勝敗を左右するトラブルを引き起こす可能性もある。各チームはコースだけでなく、気候にも気を配らなければならない。約3,800kmの総走行距離に対し、SS距離は未だ定かではないが、約1,800kmが予定されている。篠塚とパジェロは果たして南米初のワールドカップ・イベントの栄えある優勝者として名を刻むことができるか。

●篠塚選手コメント

「今回のパンパスラリーは私も含めて参加者のほとんどが初めてのエントリーなので、誰でも優勝するチャンスがあると言える。ただ、三菱チームはWRCアルゼンチン戦において豊富な経験があるので、他のチームよりは有利だと思う。パジェロでアルゼンチンの大地を走り抜くことを楽しみにしている。」

●ラリースケジュール

日 付 レグ 場所 SS距離
(SSの数)
総走行距離
9月18日(木)〜19(日) 車検 ブエノス・アイレス
20日(月) ラリースタート ブエノス・アイレス〜
カルロス・パス
23:00 [翌11:00]*
約2〜10km
未定
21日(火)〜25(土) 第1レグ〜
4レグ
カルロス・パス〜
ブエノス・アイレス
各区間約500km(5)
未定
25日(土) 表彰式 ブエノス・アイレス

※プロローグ/ SSの距離、各日の通過地は主催者の方針により発表されておりません。
*[    ] 内は日本時間

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