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1999年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップシリーズ第4戦バハ・オブ・ポルトガル・テレセル1000(以下:バハ・ポルトガル)が、6月19日にポルトガルの首都リスボン近郊のエストリルにゴールした。コルク樫とオリーブ林の林道を駆け抜ける約320kmのコースを2周して争われた今回のラリーに「チームPIAAラリーアート」から三菱パジェロで出場の篠塚建次郎は、総合優勝を目指して臨んだが、トップ走行中にリヤデファレンシャルを破損し、惜しくもリタイアに終わった。しかし、三菱ストラーダで出場した地元ドライバーのカルロス・スーザが総合優勝を飾り、三菱車の今シーズン2勝目を記録した。また、T1(市販車無改造)部門でも三菱パジェロが部門優勝を飾り、開幕戦ダカールラリー以来、4連勝を果たした。
篠塚はスペシャルステージのスタート順位を決定する18日のプロローグランでは4番手のタイムをマークし、19日の競技がスタートすると、1周目で徐々に前走車をパスしていった。そして約180km地点ですべてのライバルをパスしてトップに立つと、その後しばらくは順調なトップ走行を展開した。オリーブ林の林道は狭く、起伏に富み、さらにコーナーが連続しており非常にツイスティ。快適に走行できるコースではないが、レイアウトはパジェロに有利だった。篠塚はその有利性を生かし、慎重にリードを広げにかかったが、260km地点で突然リヤデファレンシャルにトラブルが襲った。これでFF走行を強いられることになった篠塚のパジェロはスローダウンを余儀なくされ、そしてリタイア。昨年悩まされたパンクやベーパーロック対策は万全だっただけに、予想外のトラブルに無念の結果となった。
篠塚のリタイア後はストラーダのスーザがトップに立ち、1周目をJ-L・シュレッサーに1分の差をつけてトップでゴール。2周目にはさらにその差を広げ、見事に地元で喜びの勝利を飾った。2位にはシュレッサーが入り、篠塚とのポイント差をさらに広げたが、マニュファクチャラーズ・ポイントでは、三菱はトップを堅持した。篠塚は次に出場を予定している9月のパンパラリーで今回の雪辱をぜひとも晴らしたいところだ。 (写真提供:中島祥和)
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| 1. | C・スーザ | 三菱ストラーダ | 9時間08分33秒 | T3 |
| 2. | J-L・シュレッサ- | シュレッサーバギー | 3分01秒 | T3 |
| 3. | F・カンポス | トヨタ・ランドクルーザー | 11分47秒 | T2 |
| 4. | J-M・セルビア | シュレッサー・バギー | 13分35秒 | T3 |
| 5. | S・メンデス | セアト・トレド | 28分42秒 | T3 |
| 6. | T-M・ブレイナー | 日産テラノII | 34分53秒 | T2 |
| 7. | F・エスペルト | 三菱ストラーダ | 38分04秒 | T3 |
| 8. | N・ロチャ | 日産テラノII | 54分43秒 | T2 |
| 9. | T・アンドレッタ | 三菱パジェロ | 54分54秒 | T1 |
| 10. | M・プラザ | 三菱パジェロ | 55分28秒 | T3 |
※2位以下はトップとの差
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