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1999グラナダ〜ダカールラリー
【最終総合結果】
(1月17日)サンルイ〜ダカール
総走行距離260km(SS20km)
栄光のダカールにゴール!
三菱パジェロ、総合2〜4位
三菱チャレンジャー、総合6位
T1&T2部門、三菱パジェロが部門優勝

最 終 総 合 成 績
順位 ドライバー 車 種 タイム カテゴリー
1 J-L・シュレッサー シュレッサーバギー 70時間26分35秒 T3-1位
2 M・プリエト 三菱パジェロ 33分38秒 T3-2位
3 J・クラインシュミット 三菱パジェロ 1時間42分02秒 T2-1位
4 篠塚建次郎 三菱パジェロ 2時間25分34秒 T2-2位
5 J-M・セルビア シュレッサーバギー 3時間39分28秒 T3-3位
6 増岡浩 三菱チャレンジャー 5時間16分28秒 T3-4位
7 S・ぺテランセル 日産パトロール 6時間11分21秒 T3-5位
8 T・ドラベルニュ 日産パトロール 6時間26分22秒 T3-6位
9 J-P・フォントネ 三菱パジェロ 8時間32分39秒 T2-3位
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16 L・アルファン 三菱パジェロ 18時間02分35秒 T1-1位
17 K・コルバーグ 三菱パジェロ 20時間21分55秒 T1-2位
*タイム=SS(競技区間)の実走タイムの合計+ペナルティタイム(日本時間1月18日(月)午前1時10分入電)
1月17日(日) 第16レグ(SS20km)の暫定結果
順位 ドライバー 車 種 タイム カテゴリー
1 S・セルビア 日産パトロール 20分06秒 T3
2 T・ドラベルニュ 日産パトロール 16秒 T3
3 J-M・セルビア シュレッサーバギー 1分14秒 T3
4 J-L・シュレッサー シュレッサーバギー 1分23秒 T3
5 M・プリエト 三菱パジェロ 3分09秒 T3
6 篠塚建次郎 三菱パジェロ 3分20秒 T2
7 J・クラインシュミット 三菱パジェロ 3分26秒 T2
8 C・スーザ 三菱ストラーダ 3分37秒 T3
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16 増岡浩 三菱チャレンジャー 6分41秒 T3
20 J-P・フォントネ 三菱パジェロ 8分31秒 T2
*タイム=2位以下はトップとの差
栄光のダカールにゴール!三菱パジェロ、総合2〜4位
Daily Map 1999グラナダ〜ダカールラリーが1月17日、セネガルのダカールで栄光のゴールを迎え、17日間に渡る過酷な戦いが終了した。三菱車はパジェロが総合2〜4位、チャレンジャーが総合6位でゴールし、シュレッサーが同ラリー12回目の挑戦で初の栄冠に輝いた。
4輪の完走台数は40台、完走率は45.5%だった。第21回の今大会には2輪161台、4輪88台、トラック50台の合計299台が出場し、新年の幕明けとともに過酷な戦いへと突入していった。三菱勢は序盤からラリーをリード。
連日のSSトップタイム獲得でM・プリエト(三菱スペイン販社チーム)、昨年の覇者J-P・フォントネ(チームPIAAラリーアート)、J・クラインシュミット(三菱ドイツ販社チーム)が順に総合トップを快走した。特にクラインシュミットは女性ドライバーとしてダカールラリー史上初の総合トップに立った。
その一方でトラブルに苦しめられる場面もあった。篠塚建次郎(チーム三菱石油ラリーアート)がモロッコのガレ場などでパンクに見舞われ、快調だったプリエトやフォントネも同じく度重なるパンクやミスコースに悩まされ、順位を大きく後退させた。特にフォントネはパンクに加え、フロントウインドウの破損などアクシデントが重なり、一時総合16位まで後退した。
中盤に入ると三菱の最大のライバル、シュレッサーバギー勢が反撃にでた。第6レグでJ-M・セルビアがまず総合トップに立ち、翌第7レグからはシュレッサーが総合トップに立った。後半戦に突入してもシュレッサーのリードは続いたが、三菱勢も一丸となってシュレッサーにプレッシャーをかけ続けた。特にプリエトとシュレッサーのトップ争いは見ごたえのあるものだった。
また、トップ2の後方ではクラインシュミット、篠塚のパジェロと増岡のチャレンジャーが総合3〜5位につけ、チャンスがあればいつでも三菱がトップを奪回できる走りを展開していた。こうして後半戦も改造無制限のシュレッサーバギーに対し、改造範囲が制限されるT2(市販車改造)パジェロで互角以上の戦いを続けた三菱勢だったが、追撃かなわずシュレッサーに優勝を奪われた。
この結果、パジェロのダカールラリー3連覇はならなかったが、16ヵ所のSS中、11ヵ所でトップタイムを奪取し、速さと信頼性においてシュレッサーバギーを凌いでいたことを証明した。特に51歳を迎えた篠塚はこの苛酷な戦いで2度のSSトップを記録し、いまなおその走りが健在であることを世界に示した。パンクやミスコースなどマシン性能以外の面で敗北を喫した今年の三菱勢だった。
最終的にはプリエト、クラインシュミット、篠塚が総合2〜4位、増岡が総合6位、後半はチームプレーに徹したフォントネが総合9位でゴールした。クラインシュミットは女性ドライバーとして史上初の表彰台獲得、さらにパジェロは17年連続国産車ナンバーワンの記録を樹立した。また、T1(市販車無改造)部門では、元ワールドカップ・スキー・チャンピオンのL・アルファン(総合16位)を先頭に、三菱パジェロが部門1〜2位を独占し、パジェロの基本性能の高さを改めて実証した。

・1999グラナダ〜ダカールラリーは本レポートをもって終了させて頂きます。ご声援有難うございました。

★三菱ドライバーコメント
ミゲール・プリエト(三菱スペイン販社チーム) 総合2位(T3部門2位)
「グラナダでスタートした時は、まさか総合2位でゴールできるなんて想像もしていなかった。自分としては完璧なラリーを戦えたと思っている。三菱チームはマシンもスタッフも非常にプロフェッショナルなチームだった。来年もこのチームで戦い、優勝を狙えればうれしい」

ユタ・クラインシュミット(三菱ドイツ販社チーム) 総合3位(T2部門優勝)
「総合トップに立っていたときは最高の気分だった。その後はパンクなどで遅れたけれど、このダカールラリーというとてもハードなラリーで総合3位になれたことは誇りであり、非常に満足している。来年はもちろん優勝を目指します」

篠塚建次郎(チーム三菱石油ラリーアート) 総合4位(T2部門2位)
「いいことも悪いこともある。それで悪いことが重なるとこういう結果になるということ。今は前向きに考えて、今年のことは来年に向けての対策として、有効に活用したい」

増岡浩(チームラリーアート) 総合6位(T3部門4位)
「このラリーは総合力の勝負で、車、ドライバー、メカニック、チームなどが十分に力を発揮しないと勝てない。総合6位は満足できる結果ではないが、すべてがうまくかみ合わず総合力が発揮出来なかったので仕方がない。来年は、なんとか早く準備して、目標を達成したいと思う」

ジャン・ピエール・フォントネ(チームPIAAラリーアート) 総合9位(T2部門3位)
「とにかく今年はアンラッキーだった。パジェロは非常に素晴らしいマシンだったけれど、アクシデントがとにかく多かった。気持ちを切り換えて、来年にむけてこれからがんばりたい」

リュック・アルファン(フランス販社チーム) 総合16位(T1部門優勝)
「昨年は2日を残してリタイアしたので、非常にフラストレーションがたまっていた。今年は良くなかったのは、たった1日だけ。残りはすべてスムーズに進んだ。ダカールにゴールできて気分は最高だ。それもT1部門優勝だからね」


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