1999年1月1日(金)第21回グラナダ〜ダカールラリーのスタートを前に、12月31日(木)スペインのグラナダでプロローグが行なわれ、チーム三菱石油ラリーアー ト、三菱パジェロを駆る篠塚建次郎が5分11秒のトップタイムをマークした。この日のプロローグは翌日のラリースタートのスタート順位を決定するために行なわれたもので、走行タイム には加算されないが、トップタイム獲得はマシンが好調に仕上がっていることを実証している。
このプロローグには12月29日(火)から2日間にわたる車検を通過した総出場台数299台(バイク:161台/オート:88台/カミオン:50台)が参加し、グラナダ 郊外の軍事演習地内に設けられた約5kmの特設コースで行なわれた。折から続いた雨により路面は所々ぬかるむ個所が見られ、走行には若干の困難を伴ったものの、 およそ5,000人の観客が見守る中で各選手は自らをアピールする走行を披露した。そのなかトップタイムをマークした篠塚はもとより、 J-P・フォントネ(チームPIAAラリーアート)、M・プリエト、J・クラインシュミットらのパジェロ勢、増岡浩(チームラリーアート)の三菱チャレンジャーは好タイムを記録し、明日からのラリーに好位置からスタートすることができることとなった。一方、三菱車勢の最大のライバルと予想されるシュレッサーバギーの2台も、2位と5位のタイムをマークし、スタート前からすでに激しい優勝争いを予感させる展開となった。
いよいよ明日からラリーはグラナダをスタートし、モロッコのラバトまでの第1レグ520km(内SS115km)で争われる。
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