1999グラナダ〜ダカールの8日目、第8レグは、前日にゴール地に到達できない2輪選手が多発したため、バイク部門は競技がキャンセル。4輪部門のみがこの日行なわれた。また、SSも予定より50km短縮され、384kmで争われた。砂丘と荒野の続くこの日のステージでは、埃がひどく、前日同様ミスコースする選手が跡を絶たなかった。
そのなかには前日総合トップのJ-L・シュレッサーのバギーの姿もあり、この日シュレッサーは約18分のタイムロス。しかし辛くも総合トップは守った。一方、三菱勢は総合トップを奪われてから連日の激走が続いている。
この日も三菱パジェロを駆るM・プリエトが2日連続となるSSトップタイムを奪取し、総合2位に浮上。シュレッサーに2分という僅差に迫った。総合3位は女性ドライバー、J・クラインシュミット。順位は前日より後退したものの、トップとのタイム差を前日より10分短縮し、シュレッサーにプレッシャーをかけている。
また、多発するアクシデントで大きく後退したJ-P・フォントネ(チームPIAAラリーアート)もこの日は快走し、SS3位のタイムをマーク。総合12位と徐々に順位を回復している。しかし、好調の三菱勢の中でもミスコースなどに苦しんだマシンもあった。篠塚建次郎(チーム三菱石油ラリーアート)はSS12位、増岡浩(チームラリーアート)は29位と大きく遅れ、篠塚が総合4位、増岡が総合5位で前半戦を終えた。
今大会最長の1,000kmの第8レグは、さまざまなドラマを生んだ。これで前半戦を終了したが、トップの3台が約6分のうちにひしめく、まれにみる接近戦が展開されている。勝負の行方はまだまだ分からない。明日は大会期間中唯一の休息日を迎える。ダカールまで残り4,055km。
*前日に引き続き選手のビバーク到着が遅れていることから、日本時間1月9日午前6時現在、各選手のコメントは入手されておりません。よって、前日(第7レグ終了時)のコメントを掲載いたします。
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