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[第2レグ速報]

三菱ランサーのマキネン、総合3位浮上でWRC史上初の大記録目前!
ロイックス4位躍進でチームを好サポート

グループNはニッテルのランサーが逆転首位

11月6日(第2レグ)
SS 160.87 km
総走行距離 672.16 km

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マキネン、チャンピオン獲得圏内の3位に進出!
 1999年世界ラリー選手権(WRC)第13戦ラリーオーストラリアのレグ2では 三菱チームが躍進。トミー・マキネン、フレディ・ロイクスともに快調な走りを見せ、 マキネンはチャンピオン獲得圏内の3位で最終日に望むことになった。 第2レグのルートは今回のラリーで最も長い672km。8個所161kmのSSが 設けられており、中でもSS15、SS16はそれぞれ35km、45kmとロングSSが 連続する勝負所。午前6時にパースをスタート。森林地帯のステージを行いながら コリーまで南下。レグ後半はコリーからパースに戻るという長い行程で激しい順位争いが 展開された。

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マキネン世界記録に向けてキープゴーイング。
ラリー初日から続く快晴の天候こそ変わらないが、第2レグは早朝のために15度 という気温の下でスタート。前日をマキネン4位、ロイックス5位という成績で終えた三菱はさらにポジションをあげるべく、全力を傾けた。そして第2レグ最初の SS12でフォードのマクレーがコースアウトのためにリタイヤ。これでマキネンはチャンピオン獲得圏内の3位に浮上。ロイックスも4位にポジションを上げる。 ここでマキネンは作戦を変更。激しい争いを繰り広げるサインツ、バーンズの争いに加わることなく、確実に3位でゴールし、オーストラリアでチャンピオンを決め るドライビングに切り換えた。絶対という言葉が存在しないラリーでは、必ず3位になるという作戦事態がプレッシャーになることがある。しかしマキネンは決して リスクを負うほど速すぎず、かといって集中力を失うほど遅すぎない絶妙なタイムSSを消化。3位のポジションを堅持してパースにゴールした。 最終日のレグ3でもマキネンが3位のポジションを守った場合、マキネンは4回目の世界チャンピオンとなり、ユハ・カンクネンの持つ最多チャンピオン獲得記録と並ぶことになる。また4年連続は、これまでマキネン自身が保持していた3回連続の記録をさらに伸ばす快挙となる。
 一方、4位に上がったロイックスはレグ2序盤でタイヤとギヤボックスに小さな化トラブルが出るが、中盤のサービスで解消。後半は確実なペースで4位を守ってパースにゴール。前回のサンレモに続いて好サポートを見せることになった。

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グループN部門、三菱ランサーのニッテルがトップに浮上。
 グループN部門では第1レグこそスバルにリードを許したランサー勢だが、第2レグ中盤にはニッテルがインプレッサの新井敏弘を逆転して首位を奪取。その後も速いペースでラリーを続けて第2レグを首位で終了。また第1レグのトラブルで遅れてしまった田口勝彦、エド・オルディンスキーなどのランサードライバーも好タイム連発してポジションを上げてきている。またグループAのランサーで健闘、10位につけていた片岡良宏はSS15でコースアウトのために惜しくもリタイヤとなった。

 ラリーの首位争いはサインツ(トヨタ)、バーンズ(スバル)の2人が激しい首位争いを展開。SS12でバーンズが首位に立つが、後半にはサインツも追い上げを開始し、バーンズが首位のままレグ2を終了するが、サインツも4.4秒差の2位。両者は最終日に雌雄を決することになる。

オーストラリアラリー独自のスタートオーダー
 これまでは前日の成績順に翌日のスタート順が決められていたが、今回のラリーではダストや小石が路面に多いため、先頭を走るドライバーが後続の車のために路面の掃除役になると判断され、異例のスターティングオーダーシステムが採用されている。
これは

  1. レグ1に関してはスタート順位の16台をリバースオーダーで走らせる。
  2. レグ2、レグ3に関してはFIAで認定されたファーストプライオリティドライバー、つまりワークスカーが他のすべてのドライバーたちの前にスタートする。たとえあるワークスカーがプライベートより順位が悪くても、翌日のスタート順は最初にスタートするワークスカーのグループに含まれることになる。
  3. ワークスカーのグループの中では前日のポジションの高いドライバーから順にスタート順を選べるというもの。これにより、第2レグの結果から首位のバーンズは8番手スタートを選択。2位のサインツは7番手、3位のマキネンは6番手、4位のロイクスは5番手スタートをチョイスしてレグ3をスタートする。

T・マキネン:「もはやアタックする必要もなかったので、テストをしながら走り続けてきた。もっと速く走ることは簡単だったけど、スムーズに走ることに専念した。プレッシャーはまったくないし、明日もチャンピオンになることだけに集中するよ」

F・ロイックス:「4位というポジションにいるし、ゴールすることがとにかく重要だから、もう無理をする気はない。長いシーズンの後でオーストラリアで良い結果を残せれば嬉しいし、トミーをサポートするのが僕の役目だから」


【暫 定 成 績 (第2レグ終了後)】

*1 R.バーンズ/R.レイド GB/GB スバル・インプレッサWRC 2時間50分16秒1 Gr-A
*2 C.サインツ/L.モヤ E/E トヨタカローラWRC 4秒4 Gr-A
*3 T・マキネン/R・マニセンマキ FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションVI
2分40秒5 Gr-A
*4 F・ロイックス / S・スミーツ B/B 三菱ランサー
エボリューションVI
5分20秒1 Gr-A
*5 T.ラドストローム/F.ギャラガー S/GB フォードフォーカスWRC 6分42秒5 Gr-A
*6 M・グロンホルム / T・ラウティアイネン FIN/FIN プジョー206WRC 6分43秒8 Gr-A
*7 H.ロバンペラ/R.ピエティライアネン FIN/FIN セアトコルドバWRC 6分52秒0 Gr-A
8 U.ニッテル/T.ハリーマン D/GB 三菱ランサー
エボリューションVI
14分10秒4 Gr-N
(Gr-N1位)
9 K.エリクソン/S.パーマンダー S/S ヒュンダイ 15分40秒5 Gr-A
10 新井敏弘/R.フリーマン J/GB スバル・インプレッサ 16分06秒1 Gr-N
(Gr-N2位)
12 E.オーディンスキー/I.スチュワート AUS/AUS 三菱ランサー
エボリューションV
16分27秒5 Gr-N
(Gr-N2位)
15 田口勝彦/R.テオー J/MAL 三菱ランサー
エボリューションVI
21分51秒7 Gr-N
(Gr-N4位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
AUS=オーストラリア / B=ベルギー / D=ドイツ / E=エストニア / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / I=イタリア / J=日本 / MAL=マレーシア / S=スウェーデン

エボリューション・クラブ

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