プレスリリース
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[第1レグ速報]

99年最後を飾るWRC最終戦グレートブリテン
足慣らしの第1レグで三菱ランサー勢はノートラブルの快走

マキネン7位、ロイックス13位で第2レグに臨む
激戦グループNはランサーのストールが首位

11月21日(第1レグ)
SS 35.61 km
総走行距離 387.19 km


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短いSS距離の第1レグでランサー勢は手堅い戦いぶり
1999年世界ラリー選手権(WRC)第14戦(最終戦)ラリー・オブ・グレートブリテンはイギリスのチェルトナムをスタート&ゴールに11月21日から3日間の日程で1999年シーズン最後の戦いが展開されている。ラリー初日はグレートブリテン恒例の公園やサーキットを巡る観客向けの第1レグが行われた。このレグは観客のスペースを設けた2つの公園内に設けられたステージ、F1も開催さるシルバーストーンでの3つのステージ、そしてスタート&ゴールが置かれたチェルトナム競馬場での2つのステージとすべてが短いSSで構成されており、7個所すべてのSSの合計でも35km。2日目と3日目のSS合計が360kmになる今回のラリーでは10%にも満たないSS距離となる。三菱ランサーを駆るトミー・マキネンとフレディ・ロイックスは2日目以降に勝負を掛ける作戦から初日は一切無理をしない走法に徹し、マキネン7位、ロイックス13位でチェルトナムにゴール。第2レグでのアタックに備えることになった。

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冬のイギリスを舞台に開始されるグレートブリテン。ラリー前のレッキではルートの一部では降雪に見舞われた。ラリースタートとなった11月21日朝は雨こそ降らなかったものの、雲が空を覆う冬のイギリスらしい天候。気温わずか2度という、ふだんより低めの寒空の下、ラリーはチェルトナムの競馬場を午前8時27分にスタート。第1レグは観客サービスのための短いSSが連続するが、2000年からラリー開催地がカーディフに移動することから、今回が最後の設定となる。このためもあってか、寒い気温にも係わらず例年以上の観客がコース脇に鈴なりとなった。前戦オーストラリアで99年の世界チャンピオンを決定した*三菱ランサーのトミー・マキネンは今回のラリーではすべてのプレッシャーから解放され、優勝だけを狙う。ただし初日の短いステージはトリッキーなコースが多く、わずか数秒のタイムを稼ぐために数十秒を失いかねない難しいコンディション。SS1でベストタイムをマークしたマキネンは好調な滑り出しを見せるが、それ以降は勝負は2日目から、というラリー前の作戦を守って確実な走行を心がけ、第1レグを7位でゴールすることになった。一方、フレディ・ロイックスもコース上が泥濘と化した第1レグでは無理をせずに安全圏で走行し、初日を13位でゴール。マキネン、ロイックスともにポジションこそ後ろだが、タイム的にはマキネンが首位から23秒、ロイックスが39秒と接近した戦いを演じており、2日目以降のランサー勢の戦いぶりに注目が集まる。

グループN部門ではSS1からランサー勢の激しい首位争いが展開されたが、SS2では昨年のグレートブリテンでグループN優勝を飾ったマンフレッド・ストールが首位を奪取。同じランサーを駆るジェレミー・イーソン、ニック・フォスターらを引き離してトップのまま第1レグをゴール。イーソンとフォスターは僅差で2位を争い、イーソン2位、フォスター3位で第1レグを終わり、ランサー勢がグループNのトップ3を占めることになった。また今回のラリーにエントリーしていた1999年グループNチャンピオン*、グスタボ・トレレス、選手権2位のハメッド・アルワハイビはすでに選手権順位が決定したことからラリー前にエントリーを取り消している。

オリオール(トヨタ)、は2000年セアトへ移籍
スバルのカンクネンが首位。プジョーのデルクール、グロンホルムが2位、3位すでにチャンピオンが決定しているWRCだが、最後の1戦では選手権のプレッシャーから解放されたドライバーが今シーズン最後の勝利を賭けて激しい鍔迫り合いを演じた。この中でSS2で首位に立ったスバルのユハ・カンクネンは追い上げるドライバーたちを僅差で押さえて第1レグをゴールしている。カンクネンの後に続くのは第6戦ツール・ド・コルスで登場して以来、毎戦戦闘力を上げてきたプジョー勢。フランソワ・デルクールがカンクネンに3.5秒差の2位。マーカス・グロンホルムがさらに1秒差の3位に続く。またラリー前にはトヨタの今シーズン限りのWRC撤退で移籍先を探していたディディエ・オリオールがセアトに加入するニュースが話題を呼んでいる。
*シーズン終了後FIAから正式発表が行われる。

T・マキネン:「SS5、6、7ではタイヤ選択を完全に間違えてしまった。ステージは予想した以上に泥が酷く、滑りやすい状態だったので、かなりタイムロスしたはずだ。ただし車のフィーリングは良く、サスペンションも調整し直した。まだまだ先は長いし、明日はチャンスがあると思う」

F・ロイックス:「今日はとても滑りやすく、トリッキーなSSだった。こうしたコンディションに合わせたタイヤを選ぶのはとても難しい。とはいえ車の調子は良いし、明日、森の中を走るのを楽しみにしている。それにしても今日の観客の多さには驚かされた」

【暫 定 総 合 成 績 (第1レグ終了後)】

*1. J・カンクネン / J・レポ FIN/FIN スバル・インプレッサWRC 27分0秒7 Gr-A
*2. F・デルクール/ D・グラタループ F/F プジョー206WRC 3秒5 Gr-A
*3. M・グロンホルム /
T・ラウティアイネン
FIN/FIN プジョー206WRC 4秒5 Gr-A
*4. R・バーンズ/R・レイド GB/GB スバル・インプレッサWRC 8秒1 Gr-A
*5. C・サインツ/L・モヤ E/E トヨタ・カローラWRC 16秒8 Gr-A
*6. D・オリオール/D・ジロウデ F/F トヨタ・カローラWRC 23秒2 Gr-A
*7. T・マキネン/R・マニセンマキ FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションVI
23秒7 Gr-A
*8. C・マクレー / N・グリスト GB/GB フォード・フォーカスWRC 23秒9 Gr-A
9. P・ソルベルグ / PH・ミルズ N/GB フォード・フォーカスWRC 27秒2 Gr-A
*10. H・ロバンペラ / R・ピエティライネン FIN/FIN セアト・イビザ 32秒5 Gr-A
*13. F・ロイックス / S・スミーツ B/B 三菱ランサー
エボリューションVI
38秒9 Gr-A
27. M・ストール / P・ミュラー A/A 三菱ランサー
エボリューションVI
1分55秒3 Gr-N
(Gr-N1位)
33. J・イーソン/J・ラベット GB/GB 三菱ランサー
エボリューションV
2分13秒3 Gr-N
(Gr-N2位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
A=オーストリア / B=ベルギー / E=エストニア / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / N=ノルウェイ / ROU=ウルグアイ

エボリューション・クラブ

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