プレスリリース
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[第2レグ速報]

大波乱のラリー・オブ・グレートブリテン第2レグ
トップチームは難しい路面にトラブル続出

トミー・マキネンはチャンピオンの貫禄で17位から5位まで浮上
フレディ・ロイックスも安定した走行で上位入賞を目指す

11月22日(第2レグ)
SS 156.71 km(SS 8カ所)
総走行距離 780.02 km


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泥濘路面に脱落者続出の第2レグ
1999年世界ラリー選手権(WRC)最終戦のラリー・オブ・グレートブリテンは11月22日に第2レグが行われた。初日の第1レグが観客向けの短いSSが連続する設定だったことに比べ、第2レグは山岳地帯での本格的なダートのステージ。前日のSS距離が35kmだったのに比べ、第2レグには156kmのSSが設定される。ラリー・オブ・グレートブリテンのラリールートは滑りやすく、ミスを犯しやすいことで名高いが、この日のコースも時折降る雨の影響で泥濘と化し、トップグループの中からも犠牲者が次々と生まれた。第1レグを無理をせずに走行し、第2レグ以降に勝負を賭ける作戦をとった三菱ランサー勢も、エースのトミー・マキネンが荒れた路面の犠牲となって17位まで後退。しかし、第2レグ後半ではチャンピオンの実力を見せつけるようにすさまじい追い上げを見せて5位まで浮上することになった。

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マキネンが鬼神の追い上げで13台抜き
早朝5時15分にチェルトナムをスタートした第2レグは小雨混じりの天候の下、ウェールズ地方に向かう。冬のイギリスらしく鼠色の雲が空を覆った早朝のウェールズはコースの一部に霧が立ちこめるという難しいコンディション。SS8からこの日の本格的な戦いが始まるが、マキネンはエンジンが突然ストップする不運でタイムロス。さらにSS9では荒れた路面のうねりでサスペンションを痛めることになった。運が悪いことにSS9からSS11まではノーサービスで3つのSSが連続する。この区間で壊れたサスペンションのまま走行するという我慢を強いられたマキネンは3分以上を失い、17位まで後退。しかしSS11を終えた後のサービスでマキネンのマシンは完全に修理され、第2レグ後半は全開で追い上げる体制となる。マシンの調子が戻ったマキネンは続く4つのステージで次々に好タイムをマーク。SS12で11位、SS13で9位、SS14で7位、そして最終SSでは5位にまで浮上するすさまじい追撃。一時は絶望的に見えたポイント圏内に一気に復帰し、最終日のレグ3ではトップ3を狙う位置にまでポジションを上げた。

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ストールのリタイヤでグループNも混戦模様
グループN部門では第1レグを首位でゴールしたランサーのマンフレッド・ストールが、第2レグでもスパート。後続に1分以上の差をつけてラリーをリードしたが、SS11でコースアウトしてリタイヤ。これでスバルのヒギンスが首位に立ち、ランサーのペロット、フェレイロウらが追う展開となっている。

好調なスバル勢に新鋭プジョーが挑むトップ争い
第1レグでカンクネンが首位、バーンズが4位の成績を残したスバル勢は、レグ2開始早々にバーンズが首位に躍り出て、カンクネンが続く1−2体制を築く。これに戦いを挑んだのが今年からWRC参戦を再開したプジョーのグロンホルム。SS11ではカンクネンを抜いて2位に進出、実力を見せつける。その後、カンクネンがグロンホルムを抜き返してスバルが1−2体制に戻るが、最終日のレグ3での3者の戦いが注目される。一方、滑りやすい路面に翻弄され、トヨタのオリオールがスピンのために1分のロス。さらにサインツはコース脇にスタックして5分を失うなど、ラリーは荒れ模様となっており、第2レグ同様な安定しない天候が予想される第3レグでの展開も見逃せない。


T・マキネン:「序盤で大きくタイムロスしたのは本当に残念だ。先頭を走るのはとにかく難しく、何度もミスを犯してしまった。ただし将来のためにも残されたステージを全力で走り、経験を積みたい」

F・ロイックス:「初めて参加するラリーはすべて難しいが、滑りやすく高速なラリーではことさら難しい。僕のタイムはそこそこだと思うし、ステージはエンジョイできた。車の調子はとても良いし、明日はさらにタイムを上げられると思う」

【暫 定 総 合 成 績 (第2レグ終了後)】

*1. R・バーンズ/R・レイド GB/GB スバル・インプレッサWRC 2時間1分41秒0 Gr-A
*2. J・カンクネン / J・レポ FIN/FIN スバル・インプレッサWRC 28秒0 Gr-A
*3. M・グロンホルム /
T・ラウティアイネン
FIN/FIN プジョー206WRC 44秒2 Gr-A
*4. H・ロバンペラ / R・ピエティライネン FIN/FIN セアト・イビザ 3分2秒8 Gr-A
*5. T・マキネン/R・マニセンマキ FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションVI
3分26秒7 Gr-A
6. G・エバンス / H・デイビス GB/GB セアト・イビザ 4分1秒7 Gr-A
*7. D・オリオール/D・ジロウデ F/F トヨタ・カローラWRC 4分1秒8 Gr-A
*8. F・デルクール/ D・グラタループ F/F プジョー206WRC 4分37秒1 Gr-A
*9. T・ラドストローム / G・バース S/S フォード・フォーカスWRC 4分38秒6 Gr-A
*10. B・ティリー / S・プレボット B/B スコダオクタビアWRC 4分40秒2 Gr-A
*12. F・ロイックス / S・スミーツ B/B 三菱ランサー
エボリューションVI
5分42秒9 Gr-A
31. D・ヒギンズ / C・ウッド GB/GB スバル・インプレッサ 14分1秒1 Gr-N
(Gr-N1位)
33. M・ペロット / A・サンキー GB/GB 三菱ランサー
エボリューションV
15分17秒0 Gr-N
(Gr-N2位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
A=オーストリア / B=ベルギー / E=エストニア / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / N=ノルウェイ / ROU=ウルグアイ

エボリューション・クラブ

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