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[第3・最終レグ速報]

WRC最終戦グレートブリテン
最終日の波乱を乗り越えてロイックス5位でゴール

マキネンは不運のトラブルでリタイヤ
グループNではランサーが逆転優勝を飾る

11月23日(第3レグ)
SS 197.07 km(SS 7カ所)
総走行距離 648.27 km


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WRC最終戦最終日の大波乱
1999年世界ラリー選手権(WRC)第14戦(最終戦)ラリー・オブ・グレートブリテンは11月23日に最終日の第3レグが行われ、午後7時15分(現地時間:日本時間24日午前4時15分)にチェルトナムにゴールした。曇、小雨にときおり晴れ間がのぞくという気まぐれな天候の下に行われたこの日のレグは、終盤に向かってリタイヤが続出。トップドライバーのフォードのデルクール、トヨタのオリオール、サインツらが最後のふたつのSSでリタイヤ。そして追い上げをみせていた三菱のエース、マキネンもエンジンの不調から最後のふたつのステージを前にリタイヤを余儀なくされた。一方、前日を12位で終えたロイックスはSSごとに順調にポジションを上げ、最終的に5位でラリーをゴールし、シン最後を飾ることになった。今回のラリーで1999年WRCは全日程を終了。2000年のシーズンが始まる1月中旬まで短いシーズンオフに入ることになる。ただし2000年も連続チャンピオンを目指す三菱ラリーアートは12月初旬から2000年シーズンに向けてのテストを開始。ランサーのさらなる戦闘力の向上を図る。

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年間最多勝のマキネンが堂々の4年連続チャンピオン
1998年にトミー・マキネンの3年連続世界チャンピオンと初のマニュファクチュアラーズ・チャンピオンを獲得した三菱はトミー・マキネンと新加入のフレディ・ロイックスというメンバーで1999年のWRCに挑んだ。1999年以来の好調振りを見せるマキネンは開幕戦モンテカルロ、第2戦ポルトガルと連勝し、チャンピオンの貫禄を見せつける。その後、マキネンは惜しいところで優勝を逃しながらもポイントを積み重ね、第9戦ニュージーランドで3度目の優勝。この時点で4年連続チャンピオンの可能性が大きくなる。第12戦サンレモではシーズン4度目の優勝を達成、チャンピオンに王手をかけた。そして迎えた第13戦オーストラリアでは激戦の中で3位入賞。この結果によってマキネンの4年連続4回目の世界チャンピオンが決定した。4回のチャンピオン獲得はユハ・カンクネンの記録と並ぶ世界タイ記録だが、4年連続はもちろん新記録。そして年間4勝は今年のドライバーの中で最多勝記録となった。

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グループNではランサーが逆転優勝!
総合優勝争い同様に荒れた展開となったグループNでは、第3レグでも波乱が待ち受けていた。前日のレグ2でランサーのシュトールがリタイヤした結果首位に立ったスバルのヒギンスをランサーのペロット、フェレイロスが追う展開で始まったこの日、SS18でヒギンスがリタイヤ。これで首位はフェレイロとなる。そしてフェレイロスは後ろから迫るテュシル(スバル)を振り切りグループN優勝を達成。ランサーは95年以来5年連続チャンピオンに輝いているが、最終戦の勝利によって、ランサーの偉業達成に華を添えることになった。なお1999年のグループNチャンピオンには4年連続でグスターボ・トレレス(今回不参加)が輝いている。

前日までに1−2体制を築いたスバル勢は最終日も好調振りを見せ、バーンズが優勝。2位にはギアボックスのトラブルを乗り越えてカンクネンが入賞した。一方、3位以降は立て続けのトラブルで7人のトップドライバーがリタイヤ。激しく順位が入れ替わるが、セアトのロバンペラが3位入賞を飾った。


T・マキネン:「運の悪いことに、これまでのドライバー人生の中で初めてのエンジントラブルでリタイヤになってしまった。とはいえほとんどのステージを全開で走り、ラリーについて学ぶことができた。とにかく素晴らしい成果を上げたシーズンは終わった。また2000年のシーズンでも頑張りたい」

F・ロイックス:「難しいラリーだったが、同時に良い経験にもなった。車の調子は良かったし、来年のシーズンに自信を持つこともできるようになった」

【暫 定 総 合 成 績 (第3・最終レグ終了後)】

*1. R・バーンズ/R・レイド GB/GB スバル・インプレッサWRC 3時間53分43秒3 Gr-A
*2. J・カンクネン / J・レポ FIN/FIN スバル・インプレッサWRC 1分48秒2 Gr-A
*3. H・ロバンペラ / R・ピエティライネン FIN/FIN セアト・イビザ 4分56秒2 Gr-A
*4. B・ティリー / S・プレボット B/B スコダオクタビアWRC 8分28秒4 Gr-A
*5. F・ロイックス / S・スミーツ B/B 三菱ランサー
エボリューションVI
9分36秒2 Gr-A
*6. T・ラドストローム / G・バース S/S フォード・フォーカスWRC 10分04秒2 Gr-A
7. G・パニッツィ / H・パニッツィ F/F プジョー206WRC 10分34秒5 Gr-A
8. M・マーティン / T・キツィング EE/EE トヨタカローラWRC 11分38秒2 Gr-A
9. P・ソルベルグ / PH・ミルズ N/GB フォード・フォーカスWRC 13分10秒7 Gr-A
10. M・カール / D・シュネッペンハイム D/D トヨタカローラWRC 15分04秒9 Gr-A
22. R・フェレイロス / G・サエンツ PE/PE 三菱ランサー
エボリューションV
28分44秒2 Gr-N
(Gr-N1位)
23. R・テュシル / R・フリーマン GB/GB スバル・インプレッサWRC 30分11秒3 Gr-N
(Gr-N2位)
24. G・コックス / T・ホブズ GB/GB 三菱ランサー
エボリューションV
32分14秒1 Gr-N
(Gr-N3位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
A=オーストリア / B=ベルギー / D=ドイツ / E=エストニア / EE=スペイン / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / N=ノルウェイ / PEペルー / ROU=ウルグアイ S=スウェーデン

★WRCシリーズポイント(全戦終了時)
マニュファクチャラーズ 1位:トヨタ109 / 2位:スバル105 / 3位:三菱83 / 4位:フォード 37
ドライバーズ 1位: マキネン(三菱) 62 / 2位: バーンズ(スバル) 55 / 3位: オリオール(トヨタ) 52/4位: カンクネン(スバル) & サインツ(トヨタ) 44 / 5位: マクレー(フォード) 23 / 6位: ブガルスキー(シトロエン) 20 / 7位: ロイックス(三菱) 14
グループN 1位:トレレス(三菱) 69 /2位:アルワハイビ(三菱) 53 / 3位: 新井敏弘(スバル) 29

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