プレスリリース
banner banner
LINK BUTTON


[第1レグ速報]

WRC初開催のチャイナラリー、波瀾の幕開け
三菱ランサーのトミー・マキネン、総合3位でゴール

ロイックスは第1レグで早くも姿を消す
グループN部門は、三菱ランサーが2位スタート

9月17日(第1レグ)
151.12km(SS2ケ所キャンセル)
総走行距離 527.80km



突然の降雨に翻弄されるラリー。マキネンは総合3位で初日をゴール。
PHOTO 9月16日に開幕したアジアで2番目の世界ラリー選手権(WRC)、今シーズンの11戦目となるチャイナラリーは波乱含みの幕開けとなった。これまでアジア・パシフィックラリー選手権(APRC)として開催され、今年で3回目を迎えるチャイナラリーは、過去2回は比較的降雨の少ない6月に開催されていたが、WRC昇格にともない、今年は9月開催へと移行。この開催時期移行が波瀾の呼び水となり、ちょうど香港を襲っていた台風の影響もあり、ラリーのスタート直前に突然の豪雨がラリーを襲った。これにより16日に予定されていたオープニング・セレモニーは中止され、翌17日の第1レグも2つのSSがキャンセルされる、スタート前から荒れた展開を呈した。キャンセルされたSSは第2SSと第6SS.同じコースを走行するこのSSは大雨による路面の悪化がキャンセルの原因だったが、今大会最長の33kmのSSが2カ所キャンセルされたことは今後の展開に何らかの影響を及ぼすものと予想される。

PHOTO WRC初開催のラリーとあって、初出場のドライバーやチームが多く見られたが、三菱チームのトミー・マキネンとフレディ・ロイックスもその例に漏れず、ともに中国を訪れることも初めてだった。チャイナラリーの舞台、北京から約60km北東に位置するホゥアイロウ近郊のコースは狭く、路面の所々には石が顔を覗かせ、さながらアクロポリスラリーを思わせる悪路が、選手達を待ち構えた。さらに降雨の影響で路面はマッドの悪コンディション.それはスタートするやいきなり、第1SSでフォード2台のワークスマシンがともにリタイアしたことでも証明された。しかし、先日再びマールボロ三菱ラリーアートと2000年の契約を交わしたばかりのトミー・マキネンは、初出場のコースでも巧みなドライビングで快調に走行。第3SSと第4SSで連続トップタイムを奪取し、総合トップに浮上した。この間に2度のパンクに見舞われたマキネンだったが、ミシュランのムースタイヤ(ATSタイヤ)が効力を発揮し、タイムロスを免れた。しかし、続く第5SSで立ち木にヒットし、マシンのリヤ・サイドにダメージを受ける。何とか総合トップの地位はキープしたものの、後続が僅差に迫ることになった。その後マキネンはライバルの猛追を振りきれず、総合3位へと後退。トップから22秒遅れでゴールした。

チームメイトのフレディ・ロイックスは、この日は不運の連続だった。まず第1SSでリタイアしたC・マクレーのフォーカスにコースを塞がれ、やむなくストップ。いきなり大きなタイムロスを強いられた。その後もマシンの調子に満足できないままの走行を展開し、第1レグも終盤に近づいた第7SSで岩にヒット。マシンを大きく損傷させ、無念のリタイアとなった。

アジア・パシフィックのチャンピオンを狙う片岡、無念のリタイヤ
また、APRCの最終戦も兼ねた今回は同シリーズのチャンピオン争いに注目が集まった。片岡良宏(三菱)とP・ボーン(スバル)が同ポイント首位に並んで迎えた今回だが、ボーンが出場を取り止めたことで片岡は1ポイントでも取れば、チャンピオンを確定できる絶好のラリーのはずだった。しかし、ぬかるみ、コース幅も狭く逃げ場のないラリーに苦しみ、終盤の第7SSでまさかのリタイア。自力でのチャンピオン獲得の権利はなくなり、ポイントで片岡とボーンの両者に次ぐ田口勝彦(三菱)の結果に左右される展開となってしまった。

グループN部門では、三菱ランサーを駆るH・アルワハイビが総合10位で部門2位につけてゴール。チャンピオンシップでのアルワハイビの最大のライバル、G・トレレスは部門4位でゴールした。今回はこれまでと違い、スバル・インプレッサと三菱ランサーによる熾烈なバトルが展開。ランサーは部門トップ6中4台を占めたが、トップ4に関してはインプレッサとランサーがともに2台で争っており、熾烈なバトルが展開されている。

悪路に苦しむワークス勢、フォードの2台は早くもリタイア。
優勝候補のフォードのマクレー〔過去2年連続チャイナラリー優勝)はチームメイトのT・ラドストロームとともに第1SSでリタイア。ともに同じコース内の同じ岩にヒットしてサスペンションを破損。早々とフォード勢は姿を消した。また、セアトのP・リアッティも終盤にリタイアし、ロイックスも含めて、初日にしてワークスマシンが4台もリタイアという波乱の幕開けとなった。この日のトップはスバルのR・バーンズ。しかし、予断を許さないチャイナラリー、上位陣のタイム差は一つのアクシデントで簡単に順位がひっくりかえる展開は必至である.

【暫 定 成 績 (第1レグ終了後)】

*1. R・バーンズ/R・レイド GB/GB スバル・インプレッサWRC 1時間07分02秒5 Gr-A
*2. D・オリオール/D・ジロウデ F/F トヨタ・カローラWRC 19秒8 Gr-A
*3. T・マキネン/R・マニセンマキ FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションVI
22秒4 Gr-A
*4. J・カンクネン/J・レポ FIN/FIN スバル・インプレッサWRC 39秒2 Gr-A
*5. C・サインツ/L・モヤ E/E トヨタ・カローラWRC 39秒7 Gr-A
*6. H・ロバンペラ/R・ピエティライアネン FIN/FIN セアト・コルドバWRC 2分11秒7 Gr-A
7 V・イシク/E・ボドゥール TR/TR トヨタ・カローラWRC 4分28秒1 Gr-A
8. 新井敏弘/R・フリーマン J/GB スバル・インプレッサ 4分57秒6 Gr-N・1位
9. A・バカシャブ/M・パーク SA/GB トヨタ・カローラWRC 5分02秒2 Gr-A
10. H・アルワハイビ/T・サーコム OM/NZ 三菱ランサー
エボリューションV
6分22秒9 Gr-N・2位
12. G・トレレス/M・クリスティ ROU/RA 三菱ランサー
エボリューションV
8分01秒9 Gr-N・3位
13. 奴田原文雄/小田切順之 J/J 三菱ランサー
エボリューションV
8分16秒5 Gr-N
14. 田口勝彦/R・テオ J/MAL 三菱ランサー
エボリューションVI
8分58秒3 Gr-N

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
B=ベルギー / E=エストニア / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / J=日本 / MAL=マレーシア / ROU=ウルグアイ / SA=サウジアラビア / TR=トルコ

エボリューション・クラブ

LINK BUTTON
トップページ



Copyright by Mitsubishi Motors Corporation.

Webマガジンにもどる