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[第3・最終レグ速報]

三菱ランサーのトミー・マキネン
ポイント・リーダーを堅持

ロイックスは総合10位でゴール
グループN部門は、三菱ランサーがトップ9独占

8月22日(第3・最終レグ)
SS 93.76km
総走行距離 352.66km

PHOTO

マキネン、最終TVステージで2番手タイムをマーク
8月22日、世界ラリー選手権(WRC)第10戦ネステ・ラリーフィンランドは最終日を迎え、三菱はフレディ・ロイックスが総合10位でゴールし、完走を果たした。また、前日にリタイアしたトミー・マキネンだったが、この日の最終TVステージで2ポイントを獲得し、チャンピオンシップを依然とてリードすることに成功した。さらに、過去最大41台の大量エントリーとなったグループN三菱ランサーは、最終日もラリーを席捲し、部門トップ9位を完全独占する圧倒的な強さを誇示した。

PHOTO 比較的天候に恵まれた今年のラリーフィンランド。しかし、最終日のこの日は最終ステージ走行中に降雨となり、ボーナス・ポイント獲得の重要なところで影響を受けるドライバーが多く見られた。前日第2レグで優勝候補の筆頭だったマキネンはリタイアしたため、6連勝の記録達成を心待ちにしていた地元のファンも肩を落とすことになったが、最終SSのTVステージでは再びマキネンの勇姿を見ることができ、駆けつけたファンもほっと胸をなでおろした。TVステージの順位はオリオール(トヨタ)、マキネン、ガルデマイスター(セアト)。マキネンがトップ走行でオリオールが2番手走行。 このふたりが走行後、降雨となり、それ以後のドライバーは天候に泣かされる結果 に。マキネンもトップ走行で不利ななか走行、結局オリオールだけがベストコンディションで走行し、案の定トップでゴール。マキネンは2番手のタイムを出し、2ポイントのボーナスを獲得。ドライバーズ・ポイントを48に伸ばして、ランキング2位のD・オリオール(トヨタ)に対し、依然として10ポイントの大差をつけている。また、チームメイトのロイックスは、前日の総合14位から徐々に順位を上げて総合10位でゴールした。ポイント獲得はならなかったが、同ラリーの経験を十分に積むことができたはずだ。

グループN部門では、地元フィンランド勢を筆頭に三菱ランサーがラリーを席捲した。前日までトップのJ・プハッカはこの日も引き続きグループAマシンに迫る走りで堂々の部門トップを走行。そのまま大差をつけたままゴールし、スウェディッシュラリーに続き今シーズン2勝目を飾った。その一方で現在ポイント・リーダーのG・トレレスはこの日、残念ながらリタイアし、リードを広げることはできなかった。しかし、三菱ランサーは部門トップ9位までを独占し、今シーズン最高の成績を残すとともに、不敗記録を10とさらに伸ばした。

地元カンクネンが今シーズン2勝目を獲得
最終レグでの優勝争いはスバルのJ・カンクネンとR・バーンズ、トヨタのC・サインツの3台に絞られた。その結果、前日にトップに立ったカンクネンがリードを守り通し、今シーズン2勝目を獲得。続いてバーンズが2位に入り、スバルは1−2フィニッシュを飾った。カンクネンはこれでWRC優勝記録を23に伸ばし、単独で最多優勝記録保持者に返り咲いた。総合4位にはM・グロンホルムが入り、プジョーは初入賞。5−6位にはセアトの2台が入った。

T・マキネン:「最終ステージだけを走るのはつらかった。一日中集中力を高めて走ってきたライバル達と同じくらい集中力を高めるのは厳しいね。でも、ポイントを獲得できたことには喜ぶべきだね」

F・ロイックス:「今日のコースはとてもタフだった。でも、高速ステージを走るのは挑戦しがいがあったね。完走できて多くの経験を積めたと思う」

【暫 定 成 績 (第3・最終レグ終了後)】

*1. J・カンクネン/J・レポ FIN/FIN スバル・インプレッサWRC 3時間08分54秒5 Gr-A
*2. R・バーンズ/R・レイド GB/GB スバル・インプレッサWRC 9秒7 Gr-A
*3. C・サインツ/L・モヤ E/E トヨタ・カローラWRC 18秒0 Gr-A
*4. M・グロンホルム/
T・ラウティアイネン
FIN/FIN プジョー206WRC 1分32秒2 Gr-A
*5. H・ロバンぺラ/
R・ピエティライアネン
FIN/FIN セアト・コルドバWRC 2分10秒1 Gr-A
*6. T・ガルデマイスター/
P・ルカンダー
FIN/FIN セアト・コルドバWRC 3分09秒5 Gr-A
7. S・リンドホルム/
J・アホ
EE/EE フォード・エスコートWRC 4分04秒7 Gr-A
8. J・トゥヒノ/
M・アンティラ
FIN/FIN フォード・エスコートWRC 9分05秒0 Gr-A
9. F・デルクール/
D・グラタラループ
F/F プジョー206WRC 9分54秒4 Gr-A
*10. F・ロイックス/S・スミーツ B/B 三菱ランサー
エボリューションVI
10分49秒0 Gr-A
11. J・プハッカ/
J・ホンカネン
FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションV
11分51秒5 Gr-N
(N-1位)
...
17. J・パソネン/
K・ヨキネン
FIN/FIN 三菱ランサー
エボリューションV
15分33秒6 Gr-N
(N-2位)
18. M・ストール/
・ミュラー
A/A 三菱ランサー
エボリューションVI
16分18秒8 Gr-N
(N-3位)
22. K・べックルンド/T・アンダーソン S/S 三菱ランサー
エボリューションIV
19分52秒5 Gr-N
(N-4位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
A=オーストリア / B=ベルギー / E=エストニア / EE=スペイン / F=フランス / FIN=フィンランド / GB=イギリス / RA=アルゼンチン / ROU=ウルグアイ / S=スウェーデン


★WRCシリーズポイント(全14戦中10戦終了時)
[マニュファクチャラーズ]
1位:トヨタ 85 / 2位: スバル 68/ 3位: 三菱 61/ 4位:フォード 35 / 5位:セアト 16
[ドライバーズ]
1位: マキネン(三菱) 48 / 2位: オリオール(トヨタ) 38/ 3位: カンクネン(スバル) & サインツ(トヨタ) 34 /
5位: バーンズ(スバル) 29 / 6位:マクレー(フォード) 23 / 7位: ブガルスキー(シトロエン)
[グループNドライバーズ]
1位:トレレス(三菱) 61 /2位:アルワハイビ(三菱) 52 /3位: プハッカ(三菱) 26


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