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三菱ランサーエボリューションVI
真冬のアイアン・ロード制覇に挑戦!
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1999年世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリーニュージーランドが、ニュージーランド北島北部に位置する同国最大の都市オークランドをスタート/ゴールとして7月15日〜18日の4日間にわたり開催される。WRC最南端の地で開催される同ラリーは、通称「アイアン・ロード」と呼ばれる硬く締まった路面が戦いの舞台となる。
第8戦を終了し、現在マールボロ三菱ラリーアートから三菱ランサーエボリューションVIで出場しているトミー・マキネンが、ドライバーズ・ポイントでトップに立ち、99年シリーズをリードしている。今回のラリーニュージーランドにも、マキネンとともにフレディ・ロイックスがステアリングを握るランサーエボリューションVI2台が出場し、南半球の冬の大地で今シーズン3勝目を目指す。今シーズンは三菱、フォード、シトロエン、スバルがそれぞれ2勝を挙げたが、過去10年間、4メーカー以上が勝星を刻んだ例がないことを考慮すると、今年の混戦ぶりは近年まれに見る状態であることを物語っていると言える。マニュファクチャラーズ・ポイントでは、現在トヨタが一歩抜きんでている感はあるが、各メーカーの実力は非常に拮抗している。現在のバランスがいつ崩れるか、誰も予想できない。一方、ドライバーズ・チャンピオン争いにおいても、その傾向は変わらないが、ワークス・ドライバーの中で、唯一マキネンだけが全戦完走を果たし、さらにサファリラリーの失格を除けば、全てのラリーでポイントを獲得していることは評価に値する。この高い安定性を維持し続ければ、マキネンのもとにチャンピオンの栄冠が舞い下りる可能性は、自然と高まると言える。
ラリーニュージーランドの特徴は、硬いアイアン・ロードとテクニカル・コーナーの連続するワインディングに富んだコース・レイアウト。そして北半球とは反対の気候。軽快なドライビングが要求されるWRCのなかでも屈指のハンドリング・コースは、ドライバーの技量を試し、冬の低い気温はエンジン・パワーを引き上げるのに都合がよく、ラリーマシンの真価が問われる。過去、サインツ(トヨタ)が4勝、マクレー(スバル)が3勝を記録し、同ラリーを得意としているが、マキネンも幾度にもわたるトップタイムをたたき出しており、決して不得意なラリーではない。一方、ロイックスにとっては初めてのラリーとなるため、経験不足は否めないが、6月に出場した彼の地元ベルギーで開催されたヨーロッパ選手権の一戦イプルーラリーでは総合優勝を記録し、ランサーエボリューションで初の優勝を獲得した。この優勝で、ロイックスも自信を取り戻すことができたはずだ。三菱チームはシーズン後半に入り、マシン、そしてマキネン、ロイックスらドライバー陣とチーム全
体の戦闘力が一層アップしてきたと見るべきだろう。しかし、マキネンをも凌ぐラリー巧者、そして拮抗するマシン性能、さらに移り変わりの激しい天候。ラリーニュージーランドで優勝することが決して容易でないことも確かだ。シーズン3勝目をいち早く飾るメーカーが現れるのか、それとも新たなメーカーが優勝することになるのか、その展開は今後の戦いを予想するうえで非常に重要だ。今回のラリーは総走行距離1,680.38km/SS距離399.84km(第1レグ:141.89km/第2レグ:174.00km/第3レグ:83.95km)で競技が行なわれる。また、今回アジア・パシフィックラリー選手権第3戦を兼ねているが、現在ドライバーズポイントリーダーの片岡良宏(ランサーエボリューションVI)及び同2位(グループNカップ1位)の田口勝彦(ランサーエボリューションVI)の活躍も期待される。
●ドライバーのコメント トミー・マキネン: 「好成績を得られると確信している。昨年はトラブルに悩まされながらも、3位で 終えることが出来た。だから、今年はきっとそれ以上に良いラリーとしたい」 ●ロイックス 「今シーズンは初めてのラリーばかりだが、良い経験になっていることは確かだ。 アクロポリスラリーやイプルーラリーではランサーに対して自信を得ることが出来た。 ランサーとの相性は全く良くなったよ」 ★WRCシリーズポイント(全14戦中8戦終了時) [マニュファクチャラーズ] 1位:トヨタ 73 /2位:三菱 48/3位: スバル 46 / 4位:フォード 35 /5位:セアト 8 [ドライバーズ] 1位:マキネン(三菱) 36 / 2位: オリオール(トヨタ) 32 / 3位: サインツ(トヨタ) 29 / 4位:マクレー(フォード) & バーンズ(スバル) 23 / 6位:ブガルスキー(シトロエン) 20 [グループNドライバーズ] 1位:トレレス(三菱) 48 / 2位:アルワハイビ(三菱) 44 / 3位:ストール(三菱) 14 ●ラリースケジュール |
| 日 付 | レグ | スタート | ゴール | SS距離 (SSの数) |
総走行距離 |
| 7月15日(木) | 車検 | オークランド | |||
| 第1レグ | オークランド 17:00 [14:00] |
オークランド 19:10 [16:10] |
2.10km (1) |
677.79km | |
| 16日(金) | オークランド 05:45 [02:45] |
オークランド 20:25 [17:25] |
139.79km (9) |
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| 17日(土) | 第2レグ | オークランド 07:00 [04:00] |
オークランド 20:00 [17:00] |
174.00km (10) |
590.01km |
| 18日(日) | 第3レグ | オークランド 07:00 [04:00] |
オークランド 15:30 [12:30] |
83.95km (7) |
412.58km |
| 表彰式 | オークランド | ||||
| [ ] 内は日本時間 合 計 | 399.84km (27) |
1,680.38km | |||
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