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[第3・最終レグ速報]

三菱ランサーのマキネン、まさかの失格!
グループN部門、三菱ランサー1-2位でゴール

2月28日 第3・最終レグ
総走行距離:614.84km
内CS距離:277.29km

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2月28日、世界ラリー選手権(WRC)第3戦サファリラリーは最終レグが行なわれたが、逆転優勝に望みをかけたマールボロ三菱ラリーアートから出場のトミー・マキネンはまさかの失格裁定を受け、一時総合2位でゴールしたことで獲得した6ポイントが奪われることとなった。

最終レグでマキネンは、前日までにフォードのC・マクレーに築かれた約15分の差を逆転し、昨年のフィンランドラリーから続いている三菱ランサーの連勝を更新するつもりだった。その通り、マキネンはこの日も果敢な走りを展開し、この日4ケ所中2ケ所のCS(コンペティティブ・セクション)でトップタイムをマーク。最終的に約8分差にまで詰め寄ったが、逆転は叶わなかった。 PHOTO それでも連日順位を上げていったその速さには、やはり世界チャンピオンの強さを感じさせた。序盤のトラブルがなければどのような結果になっていたかは分からない。こうして7連勝の偉大な記録達成こそならなかったものの、トラブルを克服し、総合2位という好成績を残すことができた三菱、そしてマキネンは満足のいく結果を得ることができたはずだった。しかし、ゴール後トヨタからマキネンに対する抗議が提出された。これは第1レグ第2CSにおいて、マキネンがリヤタイヤのパンクに見舞われた際、そのタイヤ交換時に現地の観客の援助を受けたとし、それは外部からの物理的補助に該当するものでレギュレーションに違反するのではないかというものだった。審議の結果、トヨタの抗議は受け入れられ、マキネンは失格。三菱はこの裁定を受諾した。しかし、三菱としては観客の援助行為は予期しなかったものであり、決して望んだ行為ではなかったとし、今後同様の出来事が起こらないとは、サファリラリーの性質上決して言えないのではないかとコメントした。

PHOTO 総合優勝はフォードのマクレーが今季初優勝を飾った。また、今シーズンから投入されたフォーカスWRCは3戦目にして早くも初優勝を挙げた。今回のマクレーの勝利は決してずば抜けた速さによるものではなかった。実際に彼は一度もトップタイムをマークすることはなかった。勝利の最大の要因はライバルに比べ圧倒的にトラブルに見舞われなかったことにある。いかにトラブルフリーで走りきれるかどうか、サファリラリーの真髄を見事に象徴する結果となった今年の大会だった。

グループN部門では、H・アルワハイビが結局一度もトップを譲ることなく部門優勝を獲得。初のWRC優勝を見事マークした。L・クリメント(三菱ランサー)と三好秀昌(スバル)という過去のサファリ優勝者を従えての勝利は、さらにその価値を高めたと言えるだろう。三菱ランサーはアルワハイビとクリメントの1ー2フィニッシュをはじめ、出場5台中4台が完走。過酷なサファリラリーでのこの高い完走率は、ランサーの基本性能の高さを実証する好例となった。

【総 合 成 績 (第3・最終レグ終了後)】

*1. C・マクレー/N・グリスト GB/GB フォード・
フォーカスWRC
8時間41分39秒1 Gr-A
*2. D・オリオール/D・ジロウデ F/F トヨタ・カローラWRC 14分26秒2 Gr-A
*3. C・サインツ/L・モヤ E/E トヨタ・カローラWRC 18分07秒2 Gr-A
4. I・ダンカン/D・ウイリアムソン EAK/GB トヨタ・カローラWRC 23分56秒6 Gr-A
*5. P・ソルベルグ/F・ギャラガー N/GB フォード・
エスコートWRC
44分49秒1 Gr-A
*6. H・ロバンペラ/R・ピエティライネン FIN/FIN セアトWRC 58分29秒3 Gr-A
7. F・ドール/K・ゴームリー F/GB スバル・
インプレッサWRC
59分59秒1 Gr-A
8. H・アルワハイビ/T・シルコン OM/NZ 三菱ランサー
エボリューション
1時間23分29秒9 Gr-N
(N-1位)
9. L・クリメント/A・ロマーニ E/E 三菱ランサー
エボリューション
1時間26分45秒1 Gr-N
(N-2位)
10. 三好秀昌/大沢英道 J/J スバル・インプレッサ 2時間00分21秒7 Gr-N
(N-3位)

(*マニュファクチャラーズポイント獲得ノミネートドライバー)
※2位以下はトップとの差

Nationality;
A=オーストリア/ AUS=オーストラリア/ CZ=チェコ/ D=ドイツ/ E=スペイン/ EAK=ケニア/ F=フランス/ FIN=フィンランド/ GB=イギリス/ GR=ギリシャ/ J=日本/ MAL=マレーシア/ NZ=ニュージーランド/ OMオーマン/ PYパラグアイ/ PLポーランド/ RA=アルゼンチン/ RI=インドネシア/ ROU=ウルグアイ/ S=スウェーデン/ T=タイ

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