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コルト 1000

コルト600の次期車両として開発されたのが「コルト1000」である。1963年発売の同車は三菱500やコルト600から大きな変更を受けた、RR(リヤエンジン・リヤ駆動)方式であった先代モデルに対し、コルト1000はFR(フロントエンジン・リヤ駆動)方式となり、ボディ形状も4ドアセダン型へと変更された。排気量も977ccと大幅に拡大され、52.2馬力という当時としてはクラス世界最高出力を発生するKE43型エンジンを搭載していた。

こうした高出力エンジンなどの新技術により、コルト1000はモータースポーツ・シーンにおいて大いに活躍した。1964年に第2回目を迎えFIA公認、JAF主催となった日本グランプリ。同レースは前年の第1回大会で24万人の観客を集め、すでに人気イベントとなっていた。当時の自動車メーカーがこぞってファクトリーチームを投入したことからも、その注目度の高さを知ることができる。

三菱もコルト1000を加藤爽平らに託し、700〜1000cc以下のT3クラスに出場。見事クラス1〜3位を独占し、技術力の高さを大いにアピールした。しかし、三菱は1965年限りでツーリングカーによるレース活動を終了し、翌1966年より活動の中心をフォーミュラマシンへと移行した。

主要戦績:

1964 第2回日本グランプリ 1〜3位(T3クラス)
1965 オートスポーツラリー 1〜2位(T1クラス)
1966 第4回クラブマン富士 8位(Hクラス)



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