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パリ〜グラナダ〜ダカールラリー | ||
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三菱、2年連続のトップ4独占
市販車改造パジェロはエボリュ−ション・モデルに進化
1997年大会は、トップ4独占と篠塚建次郎の日本人初の総合優勝など話題に事欠かなかった三菱だが、98年大会にも必勝を期して、前年の優勝マシンをさらに進化させた三菱パジェロ・エボリュ−ションT2(市販車改造仕様車)を開発、投入した。97年型モデルのトレッドを拡大し、旋回性能の向上を図った同マシンは、予想以上のパフォーマンスを発揮した。前年にトップ4独占を達成した三菱は、5位以下のライバルに優勝の篠塚が5時間の差をつけたが、この年は総合優勝のジャン・ピエール・フォントネが、5位以下に前年を大きく上回る8時間以上の大差をつけて、三菱車が2年連続1−2−3−4位独占を達成した。
これほどの大差となったのは、距離、コースなどルートの差異に因るところもあるが、やはりパジェロ自体のパフォーマンスが向上したことが最大の要因と言えた。砂漠での走破性は格段に向上し、プロトタイプ車両のシュレッサー・バギーや日産パトロール(日本名:サファリ)を全く寄せつけなかった。シュレッサー・バギーもこれまでのセアト(スペイン)製からルノー製へとエンジンを変更し、出力はアップしていた。さらにタイヤの空気圧調整システムを備えたことで、パンク対策にも抜かりはなかった。しかし、それでも総合パフォーマンスに勝るパジェロには手も足も出なかったというのが、現実だった。 この年、記念すべき20周年を迎えたパリダカは、1994年以来4年ぶりのパリ・スタートとなり、パリダカの原点「冒険ラリー」への回帰を図るべく、エンジンにエア・リストリクターが装着され、性能のイコール・コンディション化による優勝の機会均等化が図られるなど、アドベンチャー要素、そしてコンペティティブ性が追求された。確かにかつてのプロトタイプ・パジェロほどのモンスター的なパフォーマンスは望めなかったとは言え、この年の市販車改造パジェロが、より改造範囲の広いプロトタイプ車両をも圧倒していたのは歴然で、強すぎるパジェロが主催者の思惑を裏切ったことは事実だった。アフリカ大陸上陸後、チャレンジャーを含め、容易にトップ4を形成した三菱は、ほとんどメカニカル・トラブルにも見舞われることなく、順位をキープし、そのままゴール。パジェロは2年連続5度目の総合優勝を飾り、三菱は4輪でパリダカ史上最多優勝メーカーとなった。 総合成績
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