アウトランダーPHEVの右フロントフェンダーに接触痕がある場合の注意事項について

事故等で右フロントフェンダーを接触させた場合、軽微な変形状態であっても右フロントフェンダー内側にあるブレーキバキュームタンクが損傷することがあります。適切な点検整備を行わずそのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、ブレーキバキュームラインの負圧が確保できなくなり、ブレーキ効き不良に至るおそれがあります。右フロントフェンダーに接触した痕跡のある車両が入庫した際には、以下の要領にて、ブレーキバキュームタンクの点検をお願い致します。

対象車種

13MY アウトランダーPHEV (GG2W-0000101~0014748)
14MY アウトランダーPHEV (GG2W-0100101~0108687)

点検要領

1) 外観確認

右フロントフェンダーに接触した痕跡のある車両(図1参照)が入庫した際は、下記のブレーキバキュームタンク点検要領に沿って気密保持性能を点検する。

図1 車両確認部位

2) ブレーキバキュームタンク点検要領

ブレーキバキュームラインのバキュームパイプASSYとバキュームホースCの接続(○印部)を切り離す。(図2参照)

ブレーキバキュームライン

図2 ブレーキバキュームライン

バキュームホースCにハンドバキュームポンプを接続し、ブレーキバキュームタンク内の圧力を-60kPa以下まで下げた後、負圧の変化量を点検する。(図3参照)

ブレーキバキュームタンク点検

図3 ブレーキバキュームタンク点検

約150秒後の負圧が30kPa以上変化した場合は、右フロントフェンダー内に搭載されたブレーキバキュームタンク(図4参照)の交換が必要です。

交換部品

図4 交換部品