導入事例のご紹介Vol.2
生命を守る仕事
だからこそ
環境を大切にしたい
株式会社メディセオ
全国約10万軒の医療機関に医薬品などを販売・納品している株式会社メディセオ。
導入を牽引した山本さんと田中さん、運用している東京中央FLC※の木村さんと酒井さんに導入の手応え、使用感などをお伺いしました。
※東京中央FLC(フロント・ロジスティクス・センター)
この記事のポイント
推進する上でEVの導入は
欠かせない
クルマが静かになったことで
ドライバーの負担が軽減
Q.『ミニキャブ・ミーブ』をどのように使っていますか?
私たち東京中央FLCでは都内100km圏内の地域に医薬品などを配送しています。現在、63台(2022年9月現在)の配送車がありますが、そのうちの2台が『ミニキャブ・ミーブ』です。ドライバーには8時出勤と10時出勤のグループがあり、それぞれ決められたルートを2周します。1周するのに2時間半ほどかかり、1日の走行距離は30kmほどになります。
東京中央FLCから配達に向かうミニキャブ・ミーブ
充電器については既存の設備のままでも充電は可能でしたが、充電時間を考慮して、すべての拠点に200ボルトの設備を完備しています。1日の配送が終わるとドライバーが充電器につなげていますが、翌朝にはフル充電で使えるので便利です。また、EVに慣れていない従業員がほとんどだったので、社内マニュアルを整備して、少しでもドライバーの不安を取り除くようにしています。
Q.ガソリン車との違いをどのように感じていますか?
「EVで坂道を登れるのか」、「たくさんの重量の荷物を運べるのか」など、導入前は不安がいろいろとありましたが、パワーに関しては想像以上でまったく問題ありません。むしろ加速が良いので、ガソリン車のようにアクセルを強く踏み込む必要がありません。ドライバーに好評なのは静かさです。
配送する医薬品を積載している風景
1日5時間も乗っているとエンジン音がどうしても身体への負担になりますが、それが軽減されてラクになりました。中には、「もうガソリン車には戻れない」という声もあり、本格的な導入に向けて第1歩を踏み出せたとホッとしています。暖房を入れると航続可能距離の表示がいきなり半分になり、不安に思うドライバーもいましたが、シートヒーターが付いているので暖房を使う機会は意外と少ないです。逆に夏はエンジンがないので室内の温度があまり上がらず快適です。
SDGsを推進する上で
EVの導入は欠かせない
Q.今後、EVをどのように導入していきたいと考えていますか?
当社では、SDGsを推進する上で配送時の環境負荷をいかに軽減するかというのが大きなテーマになっています。CO2排出の低減に大きく貢献するEVの導入に当社の経営層も注目しており、今後もEVの多角的な導入を視野に入れています。
充電プラグを挿入する酒井さん
従業員からも「CO2をたくさん排出するクルマには乗りたくないので、EVをもっと導入してほしい」という声があります。東京都内では建物の中にクルマを駐車することが多く、特に病院ではクルマの排気ガスを気にする方もいますが、『ミニキャブ・ミーブ』なら安心です。
導入をご検討いただいている企業さまへ
Q.『ミニキャブ・ミーブ』の導入を検討されている方に一言お願いします。
導入を牽引した田中さんと山本さん
環境への負荷を減らすためにEVの導入を検討しているものの、航続距離などが不安でなかなか一歩が踏み出せないでいる企業もあるかと思います。でも、23区内であれば何の問題もありません。むしろガソリンスタンドで給油する人件費とガソリン代を削減できるというプラス要素もあり、管理業務もラクになっています。
私たちもそうでしたが、ガソリン車との違いは使ってみないと分かりません。いずれ導入するのであれば、まず1台でも試験的に導入してみてはいかがでしょう。
運用している東京中央FLCの木村さんと酒井さん
※本サイトのミニキャブ・ミーブは旧モデルになります。