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適切なドライビングポジション
ラフロード走行に限らず、正しいドライビングポジションを取ることが、安全・快適なドライビングの基本となります。
正しい運転姿勢をとると、「疲れない」「安全視界を保つ ＝ 早期危険回避」「運転操作が正確かつ早くなる」というメリットがあります。
以下の順番に沿って、ポジションを合わせましょう。
- ①腰の位置
- 座席に深く、しっかり座る
- ②足の位置
- ブレーキペダルをいっぱいに踏み込んでも、膝が軽く曲がる程度に、シート前後位置を調整
- ③背中の位置
- 背中を背もたれに着ける。ハンドルの頂点（一番遠いところ）を両手で握り、ひじに多少の余裕ができる程度に、背もたれの角度を調整（背中がシートから離れないように！）
- ④ヘッドレスト
- ヘッドレスト上端と頭頂部との高さを合わせる
- ⑤シートベルト
- ねじれ・ゆるみがないよう、ベルトを体にピッタリ密着させ、腰の位置でしっかり締める
ラフロード走行のドライビングポジション
ラフロードでは路面の凹凸により、体が前後左右に大きく揺さぶられます。よって、それに対応するポジション取りが重要です。
- シートの前後位置をやや前側にスライド、まわりの障害物などがよく見えるよう、座面は高めに設定。左足はフットレストに置き、踏ん張って体を固定できるようにするエンジンブレーキが4輪にかかるため、エンジンブレーキの効きがよい
- ハンドルは少し強めに握り、路面からのキックバック(路面の凹凸等によってハンドルが勝手に回ること)に備える