

もはや車は釣具だ!【デリカD:5】は釣り車の決定版?!
釣具選びと同等に悩むのが“車”選び。
もうちょっとパワーがあれば……もうちょっと荷物詰めれば……
なんて思っているアングラーも多いのではないでしょうか?
今回は“釣り車最強“と呼び声の高い三菱デリカD:5を使って
様々なシチュエーションで検証してみました!
あらゆる釣りシーンにマッチする『デリカD:5』

悪路もなんのその! ミニバンの中でもまるでSUVかのような異彩を放つ『デリカD:5』。
釣りフィールドでもよく見かける車種のひとつですよね。
パワフルかつ環境にやさしいクリーンディーゼルを搭載し、積載量・パワー・燃費共に釣り人なら思わず注目しちゃう車種ですね。
今回はそんなデリカD:5を山、海、湖といったあらゆる釣りのシーンで使ってみました!
怪魚ハンター山根が使い倒してみる!

はじめての一匹を追い求め日本国内のみならず、世界を飛び回る怪魚ハンター山根ブラザーズ兄。

怪魚ハンター
山根
普段は2WDに乗っている山釣りが好きな怪魚ハンター山根。これまで釣行先でスタックしたりパンクしたり……そんなトラブルは数えきれないほど。
狙いを定めた魚のためなら、数日間の車中泊も厭わないエクストリームな釣りをする僕ならではの視点でデリカD:5を使い倒してみます!
まずは美しい渓魚を求めて!シーズン終盤の渓流へ

まずはデリカD:5の走破性能を実感するために、2WDでは走行を躊躇してしまうような、雨の後でぬかるむ林道に侵入してみました。
川釣りのみならず、バス釣りや磯釣りでもポイントまで車で近づこうとすると整備されていない悪路を走ることもありますよね。

怪魚ハンター
山根
地図上では『いけそう!』と思っていても、いざ現場に着いてみると悪路すぎて引き返した……なんて体験された方も多いと思います。
目的場所まで辿り着くために無理して何度スタックしたことか(笑)

カーブや勾配の多い山道に入ったので、燃費重視の2WDモードから4WDオートモードにしてみると、車の挙動が安定してグングン坂をのぼってくれます。
今回のような未舗装の林道に侵入するようなことがあっても、4WDロックモードがあるからとても心強いですね!

怪魚ハンター
山根
以前、僕の車では走行不能な林道を1時間以上歩いた先に、デリカが止まっていたんです。
ぬかるみや勾配のある悪路だったので、正直凄いなって思いました……。

禁漁間際の渓流で、今年の締めに相応しい秋色に染まる美しいヤマメを狙っていきます。

怪魚ハンター
山根
「林道はどこまで続いているかな?滝はあるかな?どんな魚が釣れるかな?」
そんなワクワクが好きで、僕は毎回初めての沢に釣行するんです。

秋の渓流釣りは、春から蓄積されたプレッシャーと繁殖を意識した行動が相まって釣るのが難しくなりがち。
でも、そんな時期だからこそ一匹との出会いを大切にしながら楽しんでいきます。

僕にとって、この沢で初めてのヤマメが釣れました!
ヒレピンで綺麗な魚体にうっすら赤みを帯びて、繁殖期らしい満足感の高い一匹です!


怪魚ハンター
山根
多くの人が嫌がりそうな林道を分け入ってきただけあって、この山らしいヤマメが連発しますね!
『来年も誰かを楽しませてね。』観察が終わったら、そんな思いを込めてリリースします!

釣り場に早く着いた時や、船の釣り座を押さえるために早く現地入りすることも珍しくないですよね。
デリカD:5は、2、3列目シートを倒すことでフラットになるので、車中泊もノンストレス!

怪魚ハンター
山根
長距離運転とハードな山登りの間に数時間でも仮眠を入れるように心掛けているのですが、デリカD:5は本当に広いですね!
つま先まで伸ばしてもまだ余裕がありますよ。
想像以上のパワーだったデリカD:5。次はサーフをランガン!

この走破性なら問題ないと思い、以前スタックして大変な思いをしたサーフに行ってみることに!
ヒラメやマゴチ、シーバスや青物まであらゆる魚種が狙えるサーフは、ルアーマンから近年人気を博すフィールドのひとつですよね。

怪魚ハンター
山根
広大なサーフで効率よく釣果を上げるには“機動性”がものをいいます。
サーフに車を乗り入れてランガンしているアングラーも多くて、羨ましく思っていたんです。

広大な砂浜を車で走行する解放感は爽快そのもの。

怪魚ハンター
山根
砂の凹凸がある区間でも、サスペンションがしっかり効いて縦揺れが軽減されるので、走っていても楽ですよ。


怪魚ハンター
山根
すごいっ!
柔らかな砂の上の走行も余裕ですね。
これはサーフフィッシングの強い武器になりますよ!

未舗装の林道とサーフという、釣り場で走りたくない代表的なオフロードを安心して走破でき、デリカD:5の力強さを体感できました!
他にも、河川敷や雪上でもデリカの走破性が活きるだろうなって想像できます
幻の怪魚を狙いに霞ヶ浦に。


怪魚ハンター
山根
さぁ釣行の締めは、僕らしく日本最大の怪魚“アオウオ”を狙ってみましょう!
アオウオは1匹釣るのに何日、いや何十日も必要とする幻の魚です。
厄介なことに、アオウオは24時間いつ餌に食いつくか分からない魚なので、釣り竿を出しっぱなしにして待つ必要があるんです。

デリカD:5の車内は快適そのもの。座席の半分だけをフラットにできるので、荷物が嵩むソロでの遠征釣行にもとても嬉しいですね。
巨大魚が掛かるのを待つ時間。休憩や仮眠はもちろん、本を読んだり、PCで仕事もできちゃいます。片側だけフラットにすると荷物も積んだまま自分のスペースが確保できますよ。

怪魚ハンター
山根
やっぱり短時間でアオウオは釣れませんね。でもデリカなら1週間の車中泊釣行でも快適かも!
アオウオを待ちながら、霞ヶ浦で誰でも簡単に釣れちゃう魚を狙ってみましょうか!
最近はアオウオが生息する霞ヶ浦水系で、アメリカナマズを狙うアングラーも増えているんです。

怪魚ハンター
山根
ほら!
すぐに掛かってきましたよっ!これがアメリカナマズです。

原産地の北米では、スーパーで当たり前のように売られている食用魚で、釣り物としても人気な魚なんですよ!
“釣り人ならでは”な視点でデリカD:5を振り返ってみる
悪路だけでなく“長距離運転“がとにかく快適

デリカD:5を運転してみて予想外だったのが、とにかく運転が楽だったこと。
ミニバンならではの運転席の視界の広さはもちろん、急カーブが続く山道から街中まで1日運転しても疲労感がありません。
長距離の運転でも疲れにくいことは、釣り人にとってなによりも嬉しい点ですよね!
十分な積載量


怪魚ハンター
山根
僕が車に求める条件として重要視しているのが、“車内空間の広さ”です。
遠征先では、天候や魚の状況によって対象魚を変えたりすることがあるので、いろいろなジャンルの釣り具を積むようにしているんです。

大型クーラーにウェーダー、ゲームベスト、ランディングネット、バッカンを複数個にタックル、また、車中泊も視野に入れて寝具も。

怪魚ハンター
山根
十分な積載量ではないでしょうか。複数人での遠征釣行もできそうですね!
予想以上の燃費性能

そしてもうひとつ、今回は源流・サーフ・湖と回り、高速道路も使いながら約600kmの移動距離で12.5km/Lという燃費でした。

怪魚ハンター
山根
正直いって恐縮ですが……デリカの燃費って10km/L前後かな。ってイメージがあったので、燃費の良さに驚きました!
レギュラーよりも約20円安い軽油で12.5km/L走れば上等ですね!
マルチアラウンドモニターが超便利!

釣り場でよくあるのが、狭いスペースで切り返しが必要な場面。とくに一人釣行の際に怖い思いをした方も多いのではないでしょうか。
脱輪したり、一歩間違えれば取り返しのつかない事故につながることも……そんな時に、俯瞰視点のマルチアラウンドモニターがとても便利だなと感じました。

怪魚ハンター
山根
僕の場合ですが……林道で行き止り、バックで長い距離を引き返すような場面でとても重宝しそうです!
AC電源付きで車中泊も万全!

デリカD:5にはAC電源が付いているので、PCやカメラの充電ができちゃいます!
複数泊の車中泊釣行では、とてもありがたい装備ですね。
マルチユースフックが秀逸!

「ゲームベストをちょっとかけておきたい!」なんてこと、釣り人ならあるあるだと思います。
他にも、車中泊時にLEDランタンを吊るすこともできます。
釣り人が喜ぶちょっとした気配りがデリカD:5の随所に感じられますよ。
バックドアのライトが明るくって超便利!

日が暮れてから気づいたんですが、バックドアにライトが付いているんです。
夜明け前や夜釣りで、トランクを開けて釣り具を準備する際にヘッドライトを着けずに糸を結べるので、とても便利な機能です!
結論!デリカD:5は釣り最強車かも?!

今回、デリカの走破性を体感してみて、今まで心配になっていた林道やサーフなどの悪路走行が楽しみに変わるなと感じました。
釣り具の積載量もたっぷりで、シートを倒せば足を延ばして寝られる。このような車内空間の広さも魅力的でしたね!
ドライバーを快適な走りでサポートし、パワーで安心感を与え、広い空間で安らぎをもたらすデリカD:5は、釣り車として最強車のひとつとして間違いないでしょう。
OTHER
OUTDOOR LIFESTYLES
他にもデリカと一緒に過ごすアウトドアライフをのぞいてみよう!
今回は走破性バツグンなデリカD:5ということで、いつもは躊躇するようなフィールドにも行ってみたいと思います!