ランサーエボリューション(IV,V,VI,VI-TME)
エンジンルーム内 整備時の注意事項と、点検依頼

下記対象車両において、エンジンルーム内の整備作業の際、エアコンディスチャージホースをエキゾーストマニホールド側に押しつけ、ホースを取り付けているコンデンサのパイプ部を変形させることがあり、ホースのプロテクタチューブがエキゾーストマニホールドのヒートプロテクタと接触したため、熱により内部のゴムホースが炭化・穴開きし、冷媒が漏れた事例がありました。
ついては、エンジンルーム内整備時の注意事項、および整備時の点検依頼についてご連絡いたします。

対象車両

通称名 車体番号
・ランサーエボリューションIV: CN9A-0000001~0013453
・ランサーエボリューションV: CP9A-0000002~0008027
・ランサーエボリューションVI: CP9A-0100001~0108391
・ランサーエボリューションVI-TME:
(TME:トミーマキネン エディション)
CP9A-0200002~0203416

作業内容

  1. エンジンルーム内整備時の注意事項
    エアコンディスチャージホースに力が加わらないよう注意をお願いします。
  2. 整備時の点検依頼
    対象車両の整備時には、エアコンディスチャージホースとエキゾーストマニホールドヒートプロテクタの位置関係を確認願います。隙間が狭い場合、接触している場合はディスチャージホースのパイプ部を曲げて、エキゾーストマニホールドヒートプロテクタとの隙間が、25mm以上となるよう修正してください。必要あれば部品交換して下さい。
ホースのプロテクタチューブが接触した状態/正しい状態