三菱 eKワゴン、eKスポーツ、eKクラッシィ、eKアクティブ
4速オートマチックトランスミッション搭載車の
A/Tフルード量調整作業時の注意事項
A/Tフルード(以下ATF)量の調整をする際、規定量より多く注入した場合、ブリーザよりオイルが噴き出す事があるため、油量調整を行う際の作業の注意事項をお知らせしますので、確実な作業の実施をお願い致します。
対象型式
LA-H81W、UA-H81W、CBA-H81W、DBA-H81W
注意事項
ATFの油量調整は、以下に記載の油量調整特性図を参照の上、油温を70~80℃にし、規定量に調整願います。
指定ギヤオイル
三菱純正ダイヤクイーン ATF SP III
点検要領
備考(特性図);
ATFの通常温度 (70~80°C) に達するまで時間を要する場合、下図の特性図を参考にオイルレベルを点検する。

- ATF温度が通常温度 (70~80°C) になるまで走行する。
- 車両を水平な場所に止める。
- セレクターレバーを全ての位置に一巡させて、トルクコンバーター及び油圧回路中にATFを充満させたあと、セレクターレバーをNレンジにする。
- オイルレベルゲージ周辺部の汚れを拭き取ったあと、オイルレベルゲージを抜取り、ATFの状態を点検する。
- ATF量がオイルレベルゲージの "HOT" 間にあるか点検する。ATF量が少ないときは、 "HOT" 間になるよう補給する。

- オイルレベルゲージを確実に差込む。