ゴムホース類の劣化点検に関する注意の連絡

ホース類は長期間の使用にて劣化、亀裂が発生する場合があり、亀裂部からオイル等が漏れ、火災に至ることもあります。
つきましては、定期点検整備時等の注意点をお知らせいたしますので、適切な点検、処置を実施いただきますようお願いいたします。

対象車両

全車両

注意内容

燃料系、冷却系、ブレーキ、潤滑系などに使用しているゴムや樹脂のホースが損傷あるいは経年劣化などで亀裂発生し、オイル・液漏れすると、思わぬ事故、火災の要因となります。定期点検時は、滲みなどの予兆にも注意し、点検、処置の徹底をお願いします。

確認方法

  1. 損傷、亀裂、膨れ、漏れ、油分付着、油脂類の飛散を目視確認する。
    エンジンルーム内の部品の裏などで見にくい部位は、見る位置や角度を変えて確認する。
  2. 漏れの判断が難しいときは、清掃後、ホースを含むシステムを作動させて、加圧した状態で確認する。

処置

ホースの膨れ、滲みを含め異常が認められたものは交換する。

ATホース漏れの事例(参考)

【写真1:エンジンルーム上面視】

【写真2:ATホース取り付け部拡大】 【写真3:ATホース亀裂部拡大】