ミニキャブ、ブラボー、タウンボックスのリヤホイールベアリングのがた点検要領
リヤホイールベアリングにがたが発生し、部品交換せずにそのまま継続使用された場合、がたが増大して異音が発生し、最悪タイヤが外れることがあります。
つきましては、リヤホイールベアリングのがた点検要領について、ご連絡いたしますので、適切な点検・処置を実施いただきますようお願いいたします。
対象型式
U41T U42T U41TP U42TP U41V U42V U43V U44V
U61T U62T U61TP U62TP U61V U62V U61W U62W
リヤホイールベアリングのがた点検要領
- リフトアップした状態でリヤタイヤを回転させて、滑らかに回転することを確認する。ゴリゴリ感や引っ掛かり感などがある場合は、当該ベアリングを交換する。
- バッキングプレートとアクスルハウジング間の締付けトルク(52±7N・m{5.3±0.7kgf・m})が、正規であることを確認する。
- ダイヤルゲージをアクスルシャフトにセットし、軸方向および車両上下方向に動かしてがたを測定する。(下図参照)
- 軸方向限度値:0.8 mm
- 車両上下方向限度値:0.3mm

- がたが限度値を超える場合は、リヤホイールベアリングとインナーリテーナーを交換する。また、ベアリング交換時、リヤアクスルシャフトのベアリング圧入部に摩耗が認められた場合には、リヤアクスルシャフトもセットで交換する。
