エンジンルーム内部品腐食に対する点検整備上のお願い
凍結防止剤散布地域や海沿いの地域を走行した後は、凍結防止剤や塩分が車体下回りやエンジンルーム内部品に付着している場合があり、その影響で赤錆が発生したり、腐食が著しく進行することがあります。下記対象車両において、エンジンルーム内の配管に腐食が発生し、穴開きに進展してオイル漏れや冷却水漏れに至ったケースがありました。つきましては、点検整備上の注意点を連絡致しますので、定期点検や車検の機会には確実な点検整備の実施をお願い致します。
対象型式
通称名 | 車両型式 | エンジン型式 |
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eKスポーツ | H81W、H82W | 3G83 |
eKアクティブ | H81W | |
トッポ | H82A | |
パジェロミニ | H53A、H58A | 4A30 |
点検整備時のお願いと注意点
定期点検や車検の機会には配管類の腐食状況について目視点検をお願いいたします。特に配管(①②③)については著しい赤錆の発生有無を確認願います。
なお、下回りに装着されている部品だけでなく、エンジンルーム内の部品も使用環境によっては凍結防止剤や塩分の影響が避けられず、自動車を安全・快適にご使用頂くためには、日ごろのメンテナンスや定期点検、車検時の点検が重要です。また、腐食は使用過程で進行するため、赤錆の発生が認められる場合は早めの整備が必要です。
【eKスポーツ、eKアクティブ、トッポの場合】

【パジェロミニの場合】
