MITSUBISHI MOTORS























日本EVクラブが主催するCO2削減EV洞爺湖キャラバンに i MiEV が参加して、東京都→埼玉県→栃木県→福島県→宮城県→岩手県→青森県→北海道の洞爺までの約800キロを無事走破しました。
こちらでは、6月20日に行われた出発式、22日仙台泉大沢SCでのイベント23日宮城県庁での表敬訪問、そしてゴールである洞爺町役場の模様、最後に北海道庁での報告イベントを、ご紹介していきます。



たくさんの報道各社を集め、東京プリンスガーデンホールで行われた出発式、まず日本EVクラブ代表 舘内代表が市民・行政・企業のゴールデントライアングルで、一層EVへの注目が集まることに期待すると挨拶。
三菱自動車をはじめとする協賛各社代表、全行程を交代しながら運転していくドライバー紹介、さらに、EV購入者への援助など、EVイニシアティブかながわを提唱した松沢成文神奈川県知事、松任谷正隆氏、テリー伊藤氏、ピストン西沢氏が応援特別ゲストとして挨拶しました。

そして、特別ゲストの皆様と協賛各社の代表による10台のEVの試乗パレードが行われました。10台のEVが音もなく並んで出発する様子はすぐそこに電気自動車の時代が来ることを感じさせました。

そして、いよいよ出発。洞爺に向けた旅が始まりました。
 



キャラバンも3日目、仙台まで無事に走行してきました。

走行距離は317Km、ここまでの電気代はなんと639円の計算になりました。ここでは、すでに設置されているEV用の急速充電池を使って充電。
イオンSCよりここまでドライバーを担当した片岡さんと熊野さんに花束が贈呈され、十分実用域まで来ていている感想を述べられました。また日本EVクラブ舘内代表が挨拶と、電気自動車の現在、そして未来について説明、各車ともドライバーのエコドライブも手伝って、予想を超えた走行距離が出ていることなどを報告しました。

この後、会場に集まっていただいたお客様にEVに関するクイズを出題。
舘内代表が、ひとつひとつの問題に解説を加え、みなさん勉強になっているようでした。様々なグッズのプレゼントやお客様が日頃エコに関して、気をつけていることを披露したり、こどもたちも、初めて見る電気自動車の説明を熱心に聞いていました。

 



宮城県庁訪問

宮城岩手内陸地震の影響で、災害支援の自衛隊車両も駐車していた宮城県庁前、舘内代表が、ここまでの旅程と燃費などを報告、地震の被害に遭われた方々へのお見舞いと義援金を宮城県知事へ渡しました。

ここまでの運転担当、熊野学さん、片岡英明さんへ花束贈呈、その後、宮城県宮内知事から、「洞爺湖キャラバンの趣旨を理解していただき、環境負荷の低い社会を作ることの重要性を認識してくださるよう祈念しています」とのご挨拶をいただき、県庁のみなさまの試乗会が行われました。

 



いよいよ到着式

サミットの警備が厳しく到着が1時間ほど遅れたものの、無事に2台とも到着です。

非常によい天気に恵まれ、洞爺湖町役場のたくさんのみなさまに、出迎えていただきました。
ここまでの走行距離は、857Km でも、使用電力費は1700円あまり。
事故もなく、元気に走ってきたことを舘内代表が報告。予想を上回る結果に、大満足していました。

最終ドライバーである、国沢光弘さん、津々見友彦さん、斉藤慎輔さんに花束贈呈、吉田茂洞爺湖町副町長が、挨拶、EVの実用化を予見させる出来事であると述べられ、この北海道にもEVが一般的に走ることを期待されていました。

 



最後のセレモニーが北海道庁旧庁舎、赤煉瓦庁舎の前庭で行われました。

この日も快晴、i MiEV に榎本北海道知事室長も同乗されて、登場されました。

残念ながら高橋知事は、議会の都合で欠席、榎本知事室長が、「クリーンタウンカーとして一般的に走る日が来ることを期待しています。」と挨拶されました。

舘内代表も、ここまでの走行距離や、CO2の削減量を解説、この東京からの走行で改めて、EVのメリットを実証できたことを報告。

さまざまな場所でたくさんの方々に書いていただき、最終的には数百枚にもなったCO2削減の短冊を榎本知事室長へ渡しました。
東京から洞爺まで、予想を超えた走りで、実用化の可能性に向けて大きな収穫のあった今回のキャラバンでした。充電の設備インフラが整えば、一般的にEVが走る日が目前に迫っていることを感じさせました。
 

三菱自動車では、今回の実証キャラバンで得られた、さまざまな結果を基に今後のi MiEV の市販化に向けて、研究を重ねて参ります。


 

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