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近藤 光一 富士山登山ガイド vol.02

富士登山の新しい価値観を提示する

富士山をフィールドに登山ガイドとして活動する近藤光一氏。もともとは旅行会社から仕事を請け負い、多い時には1回で40人近い登山者を引き連れてガイドを行っていた。その一方で、富士山の本当の姿を見てもらうためにはより少人数でゆっくり登るというスタイルも必要性なのではないか、とも感じていた。そこで負荷を極力軽減しながら富士山の魅力を堪能できる登山ツアーを着想。12年前に起業し、毎夏、30回ほど富士山に登り、荘厳な自然を登山者に伝えている。

「情報だけで富士山を捉えるのではなく、実際に登ってリアルタイムに感じることが重要。フィールドに出て、いろんな感覚を受け取って、理解して、持って帰る。その体験が自分の生き方につながっていくようにしてもらいたい」

近藤氏は何よりもまず、登山へ向かう気持ちこそが重要だと語る。確かに身体への負担を抑えながらゆっくりと登るそのスタイルであれば、雲海の移ろいや木々の様相の変化をつぶさに観察することができる。そうしているうちに自分自身の感覚が研ぎ澄まされ、次第に自然の中に溶け込んでいくような清らかさに包まれていくというのだ。

霊山としての富士山、自然を敬うことが安全につながる

富士山では古の時代から信仰登山が行われてきたが、山に登ることで圧倒的な自然から力をもらうとともに、自分たちの精神を清めるという意味もあったようだ。

「昔は"六根清浄(ろっこんしょうじょう)"と掛け念仏を唱えながら登っていました。六根とは味覚、視覚、聴覚、嗅覚、触覚に加え、気配を感じる第六感のことを指します。ぜひ、六根を意識して登ってほしい」

富士山の自然に抱かれながら、感覚が浄化されていく。近藤氏自身も毎夏のシーズンの終盤では動物の気配を感じ取れるほど感覚が鋭くなっているそうだ。

「自然を敬うことは、すなわち自然を守ること。自然と一体になる感覚で山に身を置くことで、安全な登山にもつながっていくのです」

毎年、30万人弱の登山者を受け入れる富士山においても落雷や落石などが起きることがある。また、ピークハントを目指すあまり無理なスケジュールで登ることも危険だ。自然を敬いながら、憧れの富士山をつぶさに観察し、じっくりと足取りを進めていくことで安全に登山できるということも近藤氏のガイドから学び取れるのだった。

車は登山靴のようなもの、フィールドへの移動には欠かせない"相棒"

自然豊かなフィールドで活動する近藤氏にとって車はどのような存在なのだろうか?また、車選びのこだわりについて訊いてみた。

「富士山の自然環境はもちろんですが、そこに生息している動植物にも配慮したい。富士山にも地球温暖化や大気汚染の影響があります。できるだけ、環境にやさしい性能の車が一番です」

その上でさらに、車には緩やかな登山道から、岩場、急斜面などの山岳シーンでも快適に進めるようにサポートしてくれる"登山靴のようなもの" と捉えているようだ。

「乗る前は登山に出かける時のように心が躍りました。坂道や高速道路では、アクセルを軽く踏み込むだけで加速できてストレスがない。室内の広さはもちろんですが、運転席の天井も高く、開放感があってリラックスして運転ができました」

デリカD:5クリーンディーゼルに実際に試乗してみた感想をこう述べる近藤氏。自然を相手にアクティビティを行うためのツールとしての機能性。豊かな自然へのインパクトをなるべく軽減していく環境性。そして、フィールドワークに向かう道程を気持ちよく過ごすことができる快適性。それらのバランスを実現しているという点でデリカD:5はすばらしく合致したようだ。

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