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[ツインクラッチSST シフトレバー] 「R」点滅時のアクセル操作は急発進のおそれが!ツインクラッチSSTは、メーター内のシフト位置表示「R」が点滅している時にアクセル操作をすると非常に危険!アクセルを踏み込んだ後にギヤが結合すると、急発進するなどのおそれが。

シフト位置表示が点滅している時は、
アクセルペダルを踏み込まない。

ランサーエボリューションなど一部車種のトランスミッション「ツインクラッチSST」は、ギヤ切り替えを油圧制御で行っているため、シフトレバーを「R」に入れてもトランスミッションの内部のギヤが結合せず、発進できないことがあります。ギヤが結合していないままで、アクセルを踏み込むと、その後にギヤが結合した時に、クルマが急発進するおそれがあるため、必ずシフト位置表示を確認してからアクセルペダルを操作してください。

For Safety 安全のポイント

POINT 01

シフトレバーを「R」に入れたら
点滅と警報ブザーを確認する。

ツインクラッチSSTはリバースギヤ(後退)が結合していない場合、シフトレバー部および、マルチインフォメーションディスプレイのシフト位置表示が点滅し、通常の後退ブザーよりも短い間隔の警告ブザーが鳴ります。
シフト位置表示が点滅していないことを確認し、アクセルペダルを操作してください。

点滅なし→発進OK

POINT 02

点滅と警報ブザーが鳴ったら
アクセルペダルを踏まない。

シフト位置表示が点滅し、ブザーが通常より短い間隔で鳴っている時は、ブレーキペダルを踏み込んだままにし、絶対にアクセルペダルを踏み込まないでください。
アクセルペダルを踏み込んだ状態でギヤが結合するとクルマが急発進し、重大な事故につながるおそれがあります。

点滅→発進しない

POINT 03

点滅と警報ブザーが鳴ったら
ブレーキを踏み、
シフトレバーを「N」にする。

シフト位置表示が点滅した時は、ブレーキペダルを踏み込んだまま、シフトレバーを「N」に入れ、再度シフトレバーを「R」に入れ直してください。シフト位置表示の点滅が止まり、ブザーが通常の間隔に戻ったら、アクセルペダルを操作してください。
1回の操作で、シフト位置表示の点滅が止まらない場合は、この操作を繰り返してください。

シフトレバーをNに

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