導入事例のご紹介Vol.12
出向者への福利厚生として
EV車を導入し、
コスト低減にも貢献
萩原エンジニアリング株式会社


埼玉県入間市にある萩原エンジニアリングは、主に工場の生産設備を設計・製造をしています。社屋の立地が最寄駅から離れているため、グループ企業からの出向者向けに、『eKクロス EV』を通勤車両として導入しています。
この記事のポイント
出向者への福利厚生の一環として通勤用EVを導入
Q.『eKクロス EV』を導入した経緯を教えてください。
弊社は埼玉県入間市に拠点を置いていますが、最寄駅からの距離が離れており、社員の大半は自家用車やバスで通勤しています。
そこで、従業員向けの通勤用EVをサブスクリプション方式(月々定額)で一括提供するHakobune様から、会社の福利厚生のひとつとしてEVカーシェアリングの提案を受けたのがそもそものきっかけです。
従業員のうち、グループ企業からの出向者は、単身赴任のため自家用車を自宅から赴任先に持ち込めないケースが多く、会社で車両を手配する必要がありました。これまではガソリン車をリースしていましたが、Hakobune様からの提案によってEVが選択肢に入り、『eKクロス EV』を導入するに至りました。
福利厚生の一環として通勤用に使用されている『eKクロス EV』
「福利厚生」「コスト削減」「環境への取り組みのアピール」ができ、一石三鳥
Q.実際に『eKクロス EV』を導入してみていかがでしたか?
EVにかかる電気代が、ガソリン代と比べて少なくとも3分の1以下になりました。またEVに対する補助金制度が国や県などから受けられるので、リース代もガソリン車と比較して遜色ない価格になっています。
さらに、導入によって当社の環境への取り組み意識の高さを世間にアピールできています。当社では近年、EV用のリチウムイオンバッテリーの生産設備の設計/製造に力を入れています。バッテリー関連のお客様も来社される中で、社用車に『eKクロス EV』を使用することで、当社のリチウムイオンバッテリーやCO2削減に対する意識の高さを示すことができます。福利厚生に加えて、コストの削減、環境への取り組みをアピールという3つの点で、導入して良かったと感じています。
『eKクロス EV』に乗り込む伊藤さん
社員の環境意識の高まりを実感
Q.『eKクロス EV』に乗った感想を教えてください。
元々EVには多少なりとも興味がありましたが、初期コストが高いことと、充電インフラがどうなっているのかよく分からないので、個人で買うには少しハードルが高いと思っていました。ですから、会社がEVをリースしてくれたのは私にとって絶好の機会になりました。
『eKクロス EV』は軽自動車ですが、車内が広いので窮屈感はありません。走ってもアクセルを踏めばすぐレスポンスがあるので快適です。逆に社内のガソリン車に乗ると、踏んだ瞬間に進んでくれないので、その反応の遅さに「あれ?」と違和感を感じるようになりました。音も静かです。通勤利用なので、走行距離は往復でも1日10km程度で、1週間に1度、会社の充電器で充電をしています。充電時には、他の社員から「どうやって充電するんですか」と声をかけられることからも、全社的に環境意識が高まっていることを実感しています。
充電プラグを挿入する伊藤さん
Q.導入を検討されている方に一言お願いします。
EVは今後必ず増えていくのだと思います。EVが1台増えればそれだけCO2排出量の削減になります。小さなことですが、企業としては少しずつでも取り組まなければいけないですし、企業だけではなく、やはり個人個人も意識していかなければならない大きな課題だと思うので、前向きにEVの導入を検討してもいいのではと思います。

Hakobuneで『eKクロス EV』を活用している藤田さん
