導入事例のご紹介Vol.13

EVは加速だけが魅力ではな
い 重心が低く安心の安定感
で荷物を積んでも運転しや
すい

株式会社コジマ

  • #BtoC企業
  • #環境への配慮
  • #1日の走行距離50km以上
  • #市街地で使用
  • #ミニキャブ EV

ビックカメラグループの株式会社「コジマ」は、SDGs宣言のもと、サステナビリティ経営に力を入れています。2024年からお客さまのご自宅を訪問し、お困りごとに対応する「くらし応援便」に『ミニキャブ EV』を導入しました。導入の決め手やEVの使用感をうかがいました。

この記事のポイント

  • SDGs宣言に基づき、気候変動対応を進める中で、安全性能の両立という条件にあったEVを導入
  • EVならではの静粛性や、走行性能の高さで、荷物を積んでも運転がしやすい
  • 店舗にEV充電スポットを設置することで、EVの普及の一助に
  • ガソリン代の高騰もあり、EVを導入することでコストメリットを感じられる
  • 気候変動対応と安全性能の両立という条件にあったEVを導入

    Q.『ミニキャブ EV』を導入した経緯を教えてください。

    私たちコジマは、「家電を通じて 笑顔あふれる 明るく暖かいみらいをつくる くらし応援企業であること」というパーパスを掲げています。この“くらし応援”の幅を、社会や環境に広げるべくSDGs宣言を公表し、気候変動対応にも注力。その一環として、EV車の導入を検討していました。一方、当社では全国で約350台の社用車を使用していますが、クルマの乗車回数が多いとどうしても事故の発生が避けられず、自動ブレーキなどの安全装置を備えたクルマであることが重要でした。そんなときに、これまでガソリン車でもお世話になっていた三菱自動車から、安全装置を搭載したEVの軽自動車が発売されたと聞き、私たちが探していたクルマにぴったりだと導入を決めました。2024年2月に江戸川店の「くらし応援便」用の車両として導入し、こちらの新座店には6月から配備しています。今後も「くらし応援便」の車両を中心に、リース契約満期のタイミングで順次、『ミニキャブ EV』への切り替えを行っていく予定です。

    株式会社コジマ様で使用されている、デカールラッピングが施された『ミニキャブ EV』

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    住宅街でも周囲を気にせず走れる静粛性

    Q.EVを導入してメリットは感じていますか?

    「くらし応援便」は、「電球が切れた」「テレビが映らない」「エアコンの調子が悪い」「録画機の使い方が分からない」などの相談を受けて、お客さまのご自宅を訪問して改善にあたるサービスです。「故障かどうか判断できないから見に来てほしい」といった相談もあり、私たちが点検して、メーカーに修理を依頼するといったこともあります。新座店では、平均で1日5~6件のご依頼があります。ご年配の方のリピーターのお客様が多く、社用の個人携帯に直接連絡をいただくこともあります。
    ガソリン車を使っていたときには、停車中のエンジン音が住宅街で響くことが気になり、早く出発しなければと慌ててしまうこともありましたが、EVは非常に静かなので、落ち着いてカーナビの操作などができるようになりました。
    また、EVのモーターは、のエンジンよりも放射熱が少ないせいか、クルマを離れても車内が急に暑くなるわけではないので、夏でも外回りが苦になりません。それにサスペンションも腰に優しく、長時間乗っていても疲れません。

    「ミニキャブ EV」に荷物を積み込む杉本さん

    Q.使用するにあたって工夫していることはありますか?

    EVで驚いたのは加速の良さです。ガソリン車の感覚でアクセルを踏むと、急発進になってしまうほど。また、重心が低いおかげで荷物を積んでも車体が安定していて、カーブも走りやすいです。回生ブレーキがよく効くBポジションもあり、長い下り坂などでエンジンブレーキのように活用して速度を抑えたりする際に便利です。

    お客様の元へ『ミニキャブ EV』で向かう杉本さん

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    充電については、店舗に戻って充電器をセットすると、翌日の開店前に満タンになっています。毎日60~70キロメートルほど乗りますが、電気が足りなくなることはありません。一度だけ、コンセントの差し込み方が甘くて、うまく充電できていないことがあったのですが、それでも予定の訪問件数をこなすことができました。それ以来、充電器は確実にセットして、いたずら防止の南京錠もかけるように気を付けています。

    『ミニキャブ EV』のメリットについて語る杉本さん

    充電性能についてはこちら

    社会のEV普及にも貢献

    Q.『ミニキャブ EV』を導入した経緯を教えてください。

    コジマではお客様向けのEV用充電器を、新座店も含めて20店舗に設置していますが、年内にはさらに40店舗に設置予定です。 EV充電スタンド情報サイトにも掲載され、ご利用件数が増えています。各店舗へのご来店の誘引につながると同時に、 EV普及に少しでも役立てばと考えています。
    「くらし応援便」のお客さまからも、EVの走行距離や乗り心地に関する質問をよく受けます。1日の走行距離などを説明すると、みなさん「よく走るね」と感心してくれます。コジマでもEV用の充電器を販売しているので、お客さまがEVを購入された際には勧めてみたいと思います。

    Q.『ミニキャブ EV』の導入を検討されている方に一言お願いします。

    ガソリン代の高騰もあり、予想以上のコストメリットを実感しています。走れば走るほど得になる印象です。今は切り替えのチャンスだと思います。

    日々の業務で『ミニキャブ EV』を活用されているコジマのメンバー

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    ミニキャブ EVの詳細は
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