導入事例のご紹介Vol.3
人々が憩う公園への
乗り入れもEVなら
気兼ねない
日本郵便株式会社 銀座郵便局
日本郵政グループでは2050 年のカーボンニュートラルの実現を目指していて、その一環として集配用EV車両の導入を推進しています。これまで全国の郵便局に1,800台以上の『ミニキャブ・ミーブ』が導入されており、銀座郵便局でも136台の『ミニキャブ・ミーブ』が活躍しています。都心にある銀座郵便局では毎日、たくさんの郵便物・荷物(以下、郵便物等)を配達・集荷しています。
その大切な足となる小型商用車には十分なパワーと使い勝手の良さが欠かせません。
主に日比谷公園周辺の配達・集荷を担当している渡邊さんにEV車両導入の手応え、使用感などをお伺いしました。
この記事のポイント
都心の複雑な道路でも運転しやすい
Q.『ミニキャブ・ミーブ』をどのように使っていますか?
私は多くの郵便物等を配達・集荷するために『ミニキャブ・ミーブ』を使用しています。午前に配達業務、午後に集荷作業を行っています。
銀座郵便局で活躍している『ミニキャブ・ミーブ』
走行距離は1回の配達で3〜5km程度ですが、事業所のたくさん入ったビルが多く、扱う郵便物等が多いです。ビルの駐車場に『ミニキャブ・ミーブ』を駐車して各階で郵便物等を集配するという作業を繰り返す毎日です。
Q.ガソリン車との違いをどのように感じていますか?
集配用EV車両を導入すると聞いたときにはパワーが心配でしたが、スーッと力強く加速するのに驚かされました。たくさんの郵便物等を載せていてもアクセルを踏めばすぐに反応してくれます。日比谷公園周辺には片側3車線以上の道路があり、交通量も多く、発進や車線変更、右左折などを繰り返しますが、加速がいいので運転しやすいです。音が静かなのもいいですね。郵便局では、急発進や急停車などをしないように取り組んでいますが、そうしたときに便利なのが「ECOポジション」です。ガソリン車に慣れていると、ついアクセルを踏みすぎるときがありますが、「ECOポジション」なら急発進などを自動で制御してくれます。
積荷をしている渡邊さんと集荷作業に向かう『ミニキャブ・ミーブ』
面倒な給油作業から解放される
Q.EVならではの良さはありますか?
午後の集荷作業を終え、駐車場に戻って充電器につなげておけば、朝にはフル充電されています。ガソリン車を使っていたときは、業務の合間に給油に行く時間をつくるのが大変でしたが、EV車両はつなげるだけ。私の場合、1日の走行距離は6〜10kmですが、業務中にバッテリーの残量を気にしたことはありません。冷暖房も普通に使っています。給油していた時間を有効に使えるようになったと感じています。
充電プラグを挿入する渡邊さん
導入をご検討いただいている企業さまへ
Q.『ミニキャブ・ミーブ』の導入を検討されている方に一言お願いします。
郵便物等の集配のため、日比谷公園の中に車両を乗り入れることがありますが、公園には自然を楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。EV車両は静かなので、憩いの時間の邪魔をすることがありませんし、排気ガスを出さないので、公園内の自然に影響を与えることもありません。また、EV車両の導入に対するお客さまからの評判が良く、「エコですね」と声をかけられることもあります。自分たちの業務がカーボンニュートラルの実現に貢献していると思うと、モチベーションが向上します。
日本郵便 銀座郵便局の渡邊さん
※本サイトのミニキャブ・ミーブは旧モデルになります。