電動パーキングブレーキ★
停車中や駐車時に使用するブレーキです。
パーキングブレーキをかけると、後輪が固定されます。<電動パーキングブレーキスイッチ>で操作します。
電動パーキングブレーキのかけかた
- ブレーキペダルをしっかりと踏み込みます。
-
<電動パーキングブレーキスイッチ>を引きます。
スイッチを引くと、<電動パーキングブレーキスイッチ>の表示灯が点灯し、電動パーキングブレーキ警告灯[
]が、約2秒後に点灯します。
- ブレーキオートホールド(ブレーキオートホールド★)が作動しているときにセレクターレバーを
にすると、パーキングブレーキがかかります。 - 電源ポジションがOFFのとき、ハンドルロック(ステアリングロック)がかかっていない場合は、いずれかのドアを開けるか、または閉めるとハンドルロック(ステアリングロック)が作動します。
- ブレーキオートホールドが作動しているときに電源ポジションをOFFにすると、パーキングブレーキがかかります。
- レーダークルーズコントロール[ACC]により自車が停止状態を保持しているとき、ACCが解除されると電動パーキングブレーキが作動することがあります。詳しくは、(車速・車間制御の自動解除)をお読みください。
電動パーキングブレーキの解除のしかた
- ブレーキペダルをしっかりと踏み込みます。
- <電動パーキングブレーキスイッチ>を押します。
スイッチを押すと、スイッチの表示灯が消灯し、電動パーキングブレーキが解除されると電動パーキングブレーキ警告灯[
]が消灯します。
- 電動パーキングブレーキは、電源ポジションがONのときのみ解除できます。
自動解除のしかた
<電動パーキングブレーキスイッチ>を操作しなくても、パーキングブレーキを解除することができます。
- 電動パーキングブレーキがかかっている状態でセレクターレバーを
または
にし、アクセルペダルをゆっくり踏んでください。
パーキングブレーキが解除され、電動パーキングブレーキ警告灯[
]が消灯します。 - パーキングブレーキの自動解除は、次の条件を満たしている必要があります。
- 運転席ドアが閉まっている※
- エンジンがかかっている
- セレクターレバーが
、
以外のとき
※:運転席ドアが開いた状態でもセレクターレバーを
、
以外に入れてから5秒以内に発進したときは、パーキングブレーキが自動解除される場合があります。走行するときは、必ずドアを閉めてください。
電動パーキングブレーキに関する注意事項
- 車両を離れるときは、電動パーキングブレーキをかけたあと、セレクターレバーを
位置に切り替える。 - 非常時以外は、電動パーキングブレーキを作動させたまま走行しない。
ブレーキに不具合が生じ、事故につながるおそれがあります。 - 電動パーキングブレーキをかけたり、解除したりの操作を短時間に繰り返さない。
システムの過熱を防ぐために電動パーキングブレーキが作動しなくなる場合があります。作動しなくなった場合は、約1分間経過してから再度操作してください。
- 寒冷時に駐車するときは、電動パーキングブレーキをかけずにセレクターレバーを
位置に入れ、電動パーキングブレーキを解除したまま車輪の前後に適切な輪留めをしてください。寒冷時に電動パーキングブレーキをかけると、パーキングブレーキが凍結し、解除できなくなるおそれがあります。 - 電動パーキングブレーキがバッテリーあがりや故障などで解除できなくなったときは、三菱自動車販売会社またはJAFなどのロードサービスにご連絡ください。
- 電動パーキングブレーキをかけたり解除したりすると、車両の後方部から作動音が聞こえることがありますが、これは異常ではありません。
- 走行中、非常事態で電動パーキングブレーキをかける必要が生じたときは、<電動パーキングブレーキスイッチ>を引き続けてください。ブレーキがかかるとともにブザーが鳴り、電動パーキングブレーキ警告灯[
]が点灯し、電動パーキングブレーキ戻し忘れ警告(電動パーキングブレーキ戻し忘れ警告)が表示されます。スイッチから手を離すと、電動パーキングブレーキは解除されます。 - 電源ポジションがOFFまたはACC状態のときに、<電動パーキングブレーキスイッチ>を引き上げると、スイッチの表示灯がしばらく点灯状態になることがあります。
ACC状態については、ACC電源オートオン/オフ機能(ACC電源オートオン/オフ機能)をお読みください。