電動パーキングブレーキ★
停車中や駐車時に使用するブレーキです。パーキングブレーキをかけると、後輪が固定されます。電動パーキングブレーキスイッチで操作します。
電動パーキングブレーキのかけかた
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ブレーキペダルをしっかりと踏み込みます。
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電動パーキングブレーキスイッチを引き上げます。
スイッチを引き上げると、電動パーキングブレーキスイッチの表示灯が点灯し、メーター内の電動パーキングブレーキ警告灯(赤色)が約2秒後に点灯します。
- ブレーキオートホールド(ブレーキオートホールド★)が作動しているときにセレクターレバーを
にすると、パーキングブレーキがかかります。
- セレクターレバーが
以外でブレーキオートホールドが作動しているときに運転席シートベルトを外すと、パーキングブレーキがかかります。
- ブレーキオートホールドが作動しているときに電源ポジションをOFFにすると、パーキングブレーキがかかります。
- レーダークルーズコントロール[ACC]により自車が停止状態を保持しているとき、ACCが解除されると電動パーキングブレーキが作動することがあります。詳しくは、(レーダークルーズコントロール[ACC]の自動解除)をお読みください。
電動パーキングブレーキの解除のしかた
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ブレーキペダルをしっかりと踏み込みます。
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電動パーキングブレーキスイッチを押し下げます。
スイッチを押し下げると、電動パーキングブレーキスイッチの表示灯が消灯し、電動パーキングブレーキが解除されるとメーター内の電動パーキングブレーキ警告灯(赤色)が消灯します。
- 電動パーキングブレーキを作動させたまま走行しない。
ブレーキに不具合が生じ、事故につながるおそれがあります。
- 電動パーキングブレーキは、電源ポジションがONのときのみ解除できます。
自動解除のしかた
電動パーキングブレーキスイッチを操作しなくても、パーキングブレーキを解除することができます。
渋滞や上り坂での発進に便利です。
- 電動パーキングブレーキがかかっている状態でセレクターレバーを
または
にし、アクセルペダルをゆっくり踏んでください。
パーキングブレーキが解除され、メーター内の電動パーキングブレーキ警告灯が消灯します。
- パーキングブレーキの自動解除は、以下の条件を満たしている必要があります。
- 運転席シートベルトを着用している
- エンジンがかかっている
- セレクターレバーが
、
以外のとき
電動パーキングブレーキに関する注意事項
- 車両を離れるときは、電動パーキングブレーキをかけたあと、セレクターレバーを
位置に切り替える。
- 電動パーキングブレーキをかけたり、解除したりの操作を短時間に繰り返さない。
システムの過熱を防ぐために電動パーキングブレーキが作動しなくなる場合があります。約1分間経過してから再度操作してください。
- 寒冷時に駐車するときは、電動パーキングブレーキをかけずにセレクターレバーを
位置に入れ、電動パーキングブレーキを解除したまま車輪の前後に適切な輪留めをしてください。寒冷時に電動パーキングブレーキをかけると、パーキングブレーキが凍結し、解除できなくなるおそれがあります。
- 電動パーキングブレーキが12Vバッテリー(メイン)あがりや故障などで解除できなくなったときは、三菱自動車販売会社またはJAFなどのロードサービスに連絡してください。
- 電動パーキングブレーキをかけたり解除したりすると、車両の後方部から作動音(ウィーン、グググ)が聞こえることがありますが、これは異常ではありません。
- 走行中、非常事態で電動パーキングブレーキをかける必要が生じたときは、電動パーキングブレーキスイッチを引き上げ続けてください。ブザーが鳴り、電動パーキングブレーキがかかります。スイッチから手を離すと、電動パーキングブレーキは解除されます。
- 電源ポジションがOFFのときに、電動パーキングブレーキスイッチを引くと、電動パーキングブレーキスイッチの表示灯がしばらく点灯状態になることがあります。