エンジンルーム
エンジンルーム内を点検するときは安全な場所に停車し、パーキングブレーキをかけた状態でボンネットを開けます。
エンジンルーム内の配置図

- 点検や整備に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れない。
故障や車両火災につながるおそれがあります。
- エンジンルーム内の作業をするときは、キースイッチ(電源ポジション)をOFFにする。
エンジン回転中に手、衣服、工具などを入れると思わぬケガをするおそれがあります。
- ワイパーアームを起こしたままボンネットを開けないでください。ボンネットやワイパーが損傷します。
- 点検整備の詳細については、別冊のメンテナンスノートをお読みください。
- 車種により部品形状が異なります。
ボンネットの開けかた、閉めかた
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運転席の右下にあるボンネットオープナーを引きます。
ボンネットが少し浮き上がります。 -
ボンネット先端のすき間に手を入れ、レバーを横に押しながらボンネットを持ち上げます。
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ステーをフックから外し、ボンネット裏側の穴(ステー差し込み位置)に確実に差し込みます。
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閉めるときはステーをフックに戻し、ボンネットを20cm~30cmの高さまでゆっくり降ろしてから、手を離して落としてロックします。ロックできなかったときは、レバーを操作してボンネットをもう一度持ち上げてから再度落としてください。ボンネットを上から押して閉めようとしないでください。
- 走行前、ボンネットが確実に閉まっていることを、必ず確認する。
ロックされていないと、走行中にボンネットが開き、思わぬ事故につながるおそれがあります。
- 風が強いときは、ボンネットをしっかり持ってゆっくりと開ける。
- ボンネットを開けたときは、ボンネットに頭などをぶつけないよう注意する。
- ラジエーターなどの高温部には触れない。
やけどをするおそれがあります。 - ボンネットを閉めるときは、手などを挟まないように注意して降ろす。
- ボンネットを閉めるときに、ボンネットに体重をかけて強い力で押すと、ボンネットがへこむおそれがあります。