エンジンスイッチ(キーレスオペレーションシステム付車)
エンジンの始動のしかた
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アクセルペダルとブレーキペダルの位置を確認し、正しい運転姿勢(正しい運転姿勢について)がとれるようにハンドル、シート、ミラーを調節します。
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パーキングブレーキがかかっていることと、セレクターレバーが
に入っていることを確認します。
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ブレーキペダル
をしっかりと踏み込みながら、エンジンスイッチ
を1回押します。
- エンジンを始動する前にペダルの位置を確認する。
ペダルの踏み間違いは思わぬ事故につながります。右足でアクセルペダルとブレーキペダルを交互に踏み、その位置を確実に覚えてください。 - 換気の悪い場所では、暖機運転をしたりエンジンをかけたままにしたりしない。
排気ガスが車両周辺に滞留したり、車室内に侵入したりすることで、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。一酸化炭素を吸い込むと、意識が薄れて事故につながるおそれがあるほか、死亡または重大な傷害につながるおそれがあります。 - エンジンを始動するときは、必ず運転席に座る。
運転席以外から行うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。 - セレクターレバーの操作は必ずエンジンが始動したことを確認してから行う。
スターターモーターが回転中にセレクターレバーを操作すると、エンジン始動が中止され、思わぬ事故につながるおそれがあります。
- エンジン始動前のブレーキペダル操作などにより、ブレーキペダルが硬くなっている場合があります。この場合、ブレーキペダルを軽く踏んだ状態ではペダル踏み込み操作が検知されず、エンジンが始動しません。ブレーキペダルを通常よりも強く踏み込んでください。
- エンジンの始動を連続して行うと保護機能が作動し、エンジンがかからなくなることがあります。その場合は、3分以上待ってから再度エンジンスイッチを押して始動してください。
- ブレーキペダルを踏んだり離したりしたとき、“カチッ”と音が聞こえることがありますが異常ではありません。
エンジンがかかりにくいときは
- ブレーキペダルを踏みながら、アクセルペダルをいっぱいに踏み込んでエンジンスイッチを一度押してください。
ブレーキペダル、アクセルペダルは離さず、約5秒後にもう一度エンジンスイッチを押してください。その後、再度手順3の操作をしてください。
エンジンが暖まっているときの始動
- 高速走行後や登坂走行後などエンジンがかかりにくいときは、アクセルペダルを少し(踏み込み量の約1/5)踏み込んだ状態でエンジンを始動し、エンジンがかかったら、アクセルペダルをエンジン回転数の上昇に合わせて戻します。
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キーが作動範囲(車室内)にあるときに、エンジンを始動することができます。
エンジン停止のしかた
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ブレーキペダルを踏んで、車両を完全に停車させます。
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ブレーキペダルを踏んだままパーキングブレーキをかけます。
パーキングブレーキのかけかた
電動パーキングブレーキのかけかた -
セレクターレバーを
に入れます。
セレクターレバーの操作 -
エンジンスイッチを1回押すと、エンジンが停止します。
電源ポジションの切り替えかた
電源ポジション | 働き |
---|---|
OFF |
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ON |
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- キーを携帯しているときに、次の作動をします。
- ブレーキペダルを踏まずにエンジンスイッチを押すと、電源ポジションが切り替わります。
- ブレーキペダルを踏みながらエンジンスイッチを押すと、エンジンが始動します。
- エンジン回転中にエンジンスイッチを押すと、エンジンが停止します。

- 12Vバッテリー(メイン)あがりを防止するため、電装品(アクセサリーソケットなど)はエンジンをかけてご使用ください。エンジンを始動しないときは、電装品を長時間使用することや同時に複数使用することは避けてください。
- 電源ポジションがOFFのとき、ハンドルロック(ステアリングロック)がかかっていない場合は、いずれかのドアを開けるか、または閉めるとハンドルロック(ステアリングロック)が作動します。
ハンドルがロックし、エンジンの始動ができないときは - 電源ポジションがOFFの位置でも、ACC状態のときはアクセサリーソケットなどの電装品を使うことができます。
ACC状態については、ACC電源オートオン/オフ機能(ACC電源オートオン/オフ機能)をお読みください。
エンジンの非常停止のしかた
緊急時など、走行中に強制的にエンジンを停止させるときは、次のいずれかの操作を行ってください。
- エンジンスイッチをすばやく3回押す。
- エンジンスイッチを2秒以上押し続ける。
- 非常停止を行うときは、可能な限り減速してから行う。
非常停止後は、ブレーキの効きが悪くなり、ハンドルも重くなるため、車両のコントロールが難しくなります。