尿素SCRシステム(AdBlue®の関連システム)

AdBlue®はドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。

尿素SCRシステムは、高品位の尿素水(AdBlue®)を使用して、ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)を低減させる装置です。
尿素水(AdBlue®)は燃料と同様に、走行に伴い消費されるため、走行距離に応じて補給が必要です。

尿素水(AdBlue®)残量警告

警告灯

警告表示

走行可能距離が約2,400km以下になると、マルチインフォメーションディスプレイ内のインフォメーション画面に残量警告が表示されます。尿素水(AdBlue®)の残量に応じて、段階的に残量警告とおおよその走行可能距離が表示されます。
また、同時に警告灯が点灯または点滅します。
表示されるおおよその走行可能距離は次の通り15段階で表示されます。

走行可能距離(km)
2,400 2,100 1,800 1,500 1,200
900 600 400 200 100
60 40 20 10 0

警告が表示されたら、できるだけ早く三菱自動車販売会社で点検、補給を受けてください。

  • 尿素水(AdBlue®)の残量がなくなり、走行可能距離表示が0kmになると、メーター内に常時、警告が表示されエンジンの再始動ができなくなります。
  • 尿素水(AdBlue®)の取り扱いには注意が必要です。尿素水(AdBlue®)は三菱自動車販売会社で補給してください。

尿素SCRシステム警告

警告灯

警告表示

システムに異常があるときは、その状態により、マルチインフォメーションディスプレイ内のインフォメーション画面に警告が表示されます。また、同時に警告灯が点滅します。
警告が表示されたら、できるだけ早く三菱自動車販売会社で点検を受けてください。

  • 尿素SCRシステム警告灯と警告画面が表示してから約600kmでエンジンの再始動ができなくなります。
  • システムに異常があるときは、エンジン警告灯が同時に点灯する場合があります。