充電の種類

充電の種類には普通充電、急速充電、V2H充電などがあります。雨や雪の中でも充電できますが、感電や漏電を防止するため、注意事項(充電に関する注意事項)を必ずお読みください。充電インフラ工事の詳細については、三菱自動車販売会社にお問い合わせください。V2Hの詳細については、各V2Hメーカーのカタログなどをご確認ください。

普通充電
2.9kW(AC 200V)※1
普通充電
:~30kW※2
V2H充電/給電
3~10kW程度
V2L給電
1.5~9kW程度
充電ポートの種類 普通充電ポート(上側) 急速充電ポート(下側)
充電器の形状 コンセント型 - - -
壁掛型 - -
スタンド型・ポール型 -
  1. 2.9kWより高出力な充電器で充電した場合、最大充電電力が2.9kWに制限されます。
  2. 30kWより高出力な充電器で充電した場合、最大充電電力が30kWに制限されます。

普通充電

主に自宅の電源(コンセント)に充電ケーブル(コントロールボックス付)を接続して充電する日常的な充電を「普通充電」といいます。
普通充電には、次の2種類の充電方法があります。

今すぐ充電
  • 充電ケーブルを接続するだけで、すぐに充電を開始できます。(今すぐ充電のしかた
  • スマートフォン連携ナビゲーション装着車は、タイマー充電の開始時刻前であっても、離れた場所からスマートフォンアプリを使用して、すぐに充電を開始することができます。
    詳細については、“https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/connect/”をご確認ください。
タイマー充電

普通充電にかかる時間は、駆動用バッテリーの温度、充電状態、経年数、接続した電源の状態、エアコンなど電力を消費するものの使用状況などにより異なります。

  • AC100V用充電ケーブル(この車種専用の100V充電ケーブルは販売しておりません)を使用すると、AC100V電源からでも充電することができますが、AC200V電源での充電に比べると充電時間が長くなります。

急速充電

外出先などに設置された急速充電器を使用し、短時間で行うことができる充電を「急速充電」といいます。
この車両は、CHAdeMO※1(チャデモ)仕様の急速充電器を使用してください。
急速充電のしかた

  1. CHAdeMOとは、日本発の電気自動車用急速充電規格です。
  • 急速充電器は充電能力(最大充電電力:kW)の違いにより充電の速さに違いが現れます。そのため、充電時間が短い場合は、充電終了後の駆動用バッテリー充電量に違いが現れる場合があります。
  • この車両は最大30kWの急速充電に対応しています。(30kWより高出力な充電器で充電した場合、最大充電電力が30kWに制限されます。)
  • 急速充電器の利用料金については、急速充電器が設置されている店舗または急速充電器の管理者にお問い合わせください。

急速充電の注意事項

  • 必ずCHAdeMO(チャデモ)仕様の急速充電器を使用する。
    対応していない急速充電器を使用すると、火災や故障などのおそれがあります。
  • 急速充電は、必ず急速充電器本体の取り扱い方法に従ってください。間違った操作を行うと、車両または急速充電器を破損するおそれがあります。

急速充電にかかる時間

バッテリー温度計の表示 20kW仕様
(30kW充電器)
駆動用バッテリーの温度が極端に低いときは、充電できない場合があります。
約40~60分
約40分
約40分
45分以上
  • 急速充電にかかる時間は、駆動用バッテリーの温度により大きく変化します。
  • 上の表は、駆動用バッテリー温度計の目盛りを基準に、メーター内の駆動用バッテリー残量警告灯[]が点灯してから充電量80%までにかかる充電時間の目安です。
    (駆動用バッテリー温度計はメーターのマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。)
  • 急速充電にかかる時間は、駆動用バッテリーの温度以外にも、充電状態、経年数、外気温、接続した急速充電器の種類により異なります。
  • 高出力急速充電器の最大充電電力は30kW程度になります。
  • バッテリー温度が極端に低いときは充電が開始されず時間がかかることがあります。

V2H充電/V2H給電

  • 「V2H充電」および「V2H給電」は、必ずV2H本体の取り扱い方法に従ってください。間違った操作を行うと、車両またはV2H本体を破損するおそれがあります。
  • V2Hに接続した状態で、家電などへの給電がない場合でも、バッテリー保護のため、駆動用バッテリークーラーが稼働することがあります。この動作によりバッテリー充電量が低下することがあります。
  • 停電時、V2Hを起動させるための制御用電源供給機能があります。急速充電コネクタを接続すると、V2H起動用電源を急速充電コネクタからV2Hへ供給することができます。急速充電コネクタ接続後V2Hが起動しなかった場合、5分後にV2H制御用電源を供給停止しますが、一度急速充電コネクタを引き抜いてから再度接続するとV2H制御用電源供給を再開します。
  • V2Hの種類により停電時の起動方法が異なります。詳細はV2Hの取扱説明書をご確認ください。
  • 急速充電と同じCHAdeMO仕様の急速充電コネクタを使い3~10kW程度の双方向充電を行うものを、「V2H(ヴィーツーエッチ)」といいます。V2H本体から車両へ充電を行うことを「V2H充電」、V2H本体を経由して車両から自宅へ電力供給することを「V2H給電」といいます。
  • V2Hの詳細については、各V2Hメーカーのカタログなどをご確認ください。

V2L給電

  • 「V2L給電」は必ずV2L本体の取り扱い方法に従ってください。間違った操作を行うと、車両またはV2L本体を破損するおそれがあります。
  • 急速充電コネクタを接続すると、V2L起動用電源が急速充電コネクタからV2Lへ供給されます。急速充電コネクタ接続後V2Lが起動しなかった場合、5分後にV2L制御用電源を供給停止しますが、一度急速充電コネクタを引き抜いてから再度接続するとV2L制御用電源供給を再開します。
  • V2Lの種類により起動方法が異なります。詳細はV2Lの取扱説明書をご確認ください。
  • V2L給電を行わずに長時間接続したまま放置すると、補機用バッテリーが消耗するおそれがあるため、ご注意ください。
  • 急速充電と同じCHAdeMO仕様の急速充電コネクタを使い1.5~9kW程度の給電を行うものを、「V2L(ヴィーツーエル)」といいます。V2L本体を経由して車両から家電などへ電力供給することを「V2L給電」といいます。
  • V2Lの詳細については、各V2Lメーカーのカタログなどをご確認ください。
  • アクセサリーソケットを使うお客様はACC状態(ACC電源オートオン/オフ機能)でお使いください。
    ACC電源オートオン/オフ機能