SOSコール(エアバッグ展開時自動通報機能付)

<SOSコールスイッチ>を押すことでSOSコールを開始できます。また、事故発生時(SRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ、SRSニーエアバッグ展開時)には自動でSOSコールを開始します。

SOSコールについて

  • <パワースイッチ>がONのとき、<SOSコールスイッチ>を押すと、SOSコールを開始できます。

  • 事故発生時(SRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ、SRSニーエアバッグ展開時)には自動でSOSコールを開始します。
  • SOSコールスイッチは、ルーム&マップランプ周辺にあります。
  • マイパイロット緊急停止支援システム(SOSコール機能付)により緊急停止したときには自動でSOSコールを開始します。
  • SOSコールとは、急病・犯罪・事故などの緊急時に警察・消防・医療機関への連絡を補助するサービスです。
  • SOSコールのサービス提供は、(株)日本緊急通報サービスからのものです。
  • 三菱自動車販売会社でサービスのお申し込みと、車両側での初期設定が完了していないと、SOSコールを利用することができません。
  • エアバッグ展開を伴う自動通報(SOSコール)後は、自動通報機能が使用できなくなります。リセット作業が必要ですので、三菱自動車販売会社へお問い合わせください。

SOSコールの使いかた

  • <SOSコールスイッチ>を押すときは、安全な場所に停車してから行う。
    走行中に運転者がスイッチを押そうとすると、思わぬ事故につながるおそれがあります。
  • SOSコールは無線通信機能を利用しています。心臓ペースメーカーなどの医療用電気機器を使用している場合は、当該の医療用電気機器メーカー、もしくは販売業者に電波の影響について必ず確認してください。
  • 以下の場合は、すみやかに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
    • <パワースイッチ>をONにしても、インジケーターが赤色・緑色ともに点灯状態にならないとき
    • インジケーターが赤色・緑色ともに点灯してから約5秒後、赤色のインジケーターのみ点灯しているとき
  • インジケーターが赤色・緑色ともに消灯している場合は、電波環境のよい場所まで車を移動させてください。
  1. <パワースイッチ>をONにします。
    <SOSコールスイッチ>のインジケーターが赤色・緑色ともに点灯し、約5秒後に緑色のみ点灯を続けます。

  2. <SOSコールスイッチ>のカバーを押して開きます。

  3. <SOSコールスイッチ>を約1秒間押します。
    緑色のインジケーターが点滅し、オペレーターに繋がります。

  4. SOSコールサービスのオペレーターと通話します。
    状況に応じてオペレーターからの折り返し、もしくは公共機関(警察・消防・医療機関)からの通話着信があります。着信時は自動で音声接続します。
    通話が終了したら、カバーを戻し、ロックするまで押します。
  • SOSコールサービスのオペレーターや公共機関との通話中は、車両側から通話を終了させることはできません。

SOSコールスイッチのインジケーターについて

  • <SOSコールスイッチ>には、システムの状態を表すインジケーターがあります。
インジケーターの点灯パターン システム状態 説明・対処方法
赤色 緑色
システムOFF
サービスエリア外
  • システムがOFFの状態です。
  • <パワースイッチ>をONにすると電源が入ります。<パワースイッチ>をONにしても、インジケーターが赤色・緑色ともに点灯状態にならないときは三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
  • 電波環境が悪く、SOSコールを開始できない状態です。車を電波環境のよい場所へ移動させてください。
システムON通知
  • システムがONになったことを知らせます。
  • システムがONになると、約5秒間点灯します。
  • 初期設定が完了していないと点灯を続けます。
SOSコール開始可能
  • SOSコールを開始できる状態です。
SOSコール利用中
  • オペレーターと通話中の状態です。
システム異常
SOSコールサービス契約なし
  • システム異常またはSOSコールサービス契約がなく、サービスを正常に提供できない状態です。すみやかにサービスの利用契約期限をご確認いただき、三菱自動車販売会社で点検を受けてください。

SOSコールに関する注意事項

  • <SOSコールスイッチ>の赤色のインジケーターのみ点灯する場合は、システムに異常があるか、サービスの契約期限が切れています。契約期限をご確認いただき、すみやかに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
  • 補機用バッテリーあがりにつながるため、SOSコール利用中は安全を確認したうえでパワーユニットを停止せずにご使用ください。
  • 通話中は、<SOSコールスイッチ>の横にあるマイクに向かって話してください。
  • SOSコールは、携帯電話と同様のデータ網を使用しています。圏外エリア(トンネル内、地下駐車場など)や電波の届きにくい場所(山間部)では利用できない場合があります。
  • 救急車両は車両位置/車種/車体色/登録ナンバーをもとに現場の通報車両を特定します。元の車体色がわからなくなるほど塗り替えをしてしまっていると、救急車両の到着が遅れる場合があります。
  • システムを利用する前にMITSUBISHI CONNECTサービスの契約が必要です。
  • システムを利用する前に車両側で初期設定が必要です。サービス契約後は三菱自動車販売会社で初期設定を完了してください。
  • 車の登録ナンバーを変更したときは、MITSUBISHI CONNECT登録情報を変更してください。SOSコール利用時、会員登録上の車のナンバーと実際の車のナンバーが一致しない場合、救急隊員の到着が遅れることがあります。
  • SOSコールサービス契約中に車を手放す場合は、MITSUBISHI CONNECTの退会手続きを行ってください。退会方法は専用Webサイトをご覧ください。

MITSUBISHI CONNECT専用Webサイト:
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/carlife/connect/

  • SOSコールは、国内でのみ利用できます。
  • SOSコールは、MITSUBISHI CONNECTサービスに申し込みいただくことで利用できます。
  • <SOSコールスイッチ>の赤色のインジケーターが点灯していても、SOSコールを開始することができます。ただし、発生している異常によっては、音声通話や救急車両の案内を正常に行えないことがあります。すみやかに三菱自動車販売会社で点検を受けてください。
  • SOSコール開始後は通話のキャンセルはできません。いたずらや機能確認など、緊急の場合以外で<SOSコールスイッチ>を押さないでください。
  • SOSコールは車載された通信機を使用するため、お客さまの携帯電話がなくても利用できます。
  • 通話中の音声は、ボリュームを変更することができません。
  • 本システムは、オープンソースを使用したソフトウェアを実装しています。ライセンスについて、次のWebサイトを参照してください。
    http://opensourceautomotive.com/IC/tZ7T3eE6AiV4