3点式シートベルト
シートベルトは、シートに身体を固定することで安全を確保するための安全装置です。
走行するときは、必ずシートベルトを正しく着用してください。
- プリテンショナーシートベルトの部品や配線を修理しない。また、電気テスターを使ってプリテンショナーのシステムの回路診断をしない。
誤って作動したり、正常に作動しなくなるおそれがあります。
ELR(緊急固定)付シートベルトについて
- 身体の動きに合わせて伸縮し、衝突時など強い衝撃を受けると、ベルトがロックし身体を固定します。
プリテンショナーシートベルトについて(前席/後席★)
- SRSエアバッグ警告灯[
]が点灯しているときは走行しない。
<パワースイッチ>をONにしてから約7秒間はシステムチェックを行うため、プリテンショナーが作動しません。必ずSRSエアバッグ警告灯が消灯してから走行してください。
- 廃車にするときやプリテンショナーシートベルトを廃棄するときは、必ず三菱自動車販売会社に相談する。
- プリテンショナーが作動したとき作動音や白煙が出ますが、火災ではありません。
- プリテンショナーは、一度作動すると再使用できません。衝突を起こしたときは必ず三菱自動車販売会社で点検を受け、作動済みの場合は交換してください。
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正面衝突などで車両前方から強い衝撃を受けたときに、装着したシートベルトを瞬時に巻き取り、乗員の拘束性能を高めます。
- 運転席&助手席SRSエアバッグと同時に作動します。
SRSエアバッグ - 運転席および助手席にはダブルプリテンショナー機構が付いています。車両前方から強い衝撃を受けたとき、肩からシートベルトを巻き上げると同時に腰側からも巻き上げ、乗員の拘束性能を高めます。
シートベルトの着用のしかた
- ベルトが肩に確実にかかる位置にアンカーの高さを調節する。また、アンカーが確実に固定されていることを確認する。
万一のときに肩からベルトが外れるなど、シートベルトが十分な効果を発揮せず、重大な傷害につながるおそれがあります。
- ベルトがロックして引き出せないときは、一度ベルトを強く引いてからゆるめ、再度ゆっくり引き出してください。
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正しい姿勢でシートに座り、タングを持ってベルトをゆっくり引き出します。
ベルトを腰骨のできるだけ低い位置に掛け、たるみがないように密着させます。 -
ベルトがねじれないようにして、タングをバックルに“カチッ”と音がするまで確実に差し込みます。
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アンカー位置の高さを調節します。
(前席シートのみ)
ノブを引きながらアンカー部を上下させ、ベルトが肩に確実に掛かる位置に調節し手を離します。手を離したあと、“カチッ”と音がするまで動かし固定させます。 -
外すときは、バックルのボタン(赤色部)を押し、タングを持ってゆっくり戻します。